北川景子さんの産後ダイエットで一般人にも役立つ点とは?

※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!

2023年もフジテレビ系の月9『女神の教室』や、NHK大河ドラマ『どうする家康』などで大活躍している北川景子さんのダイエットについて解説します。

北川恵子さんは2020年9月に第一子を出産し、2021年1月2日放送の『さんまのまんま』で、産後ダイエットの苦労を話していました。↓

↑さんまさんが「一般の人は、そう戻らないですよ」と話していた通りで、芸能人と一般人のダイエットは分けて考える必要があります。

北川さんの産後ダイエットの件から、↓このようなことが分かります。

・ダイエットで大事なことは「方法」よりも「やる理由や目的」
・一般人が芸能人のダイエットを真似しても、高確率で失敗する
・特に「産後ダイエット」や「短期集中ダイエット」などを真似してはいけない

この記事では、北川さんの事例から、

「芸能人のダイエットで、一般人にも役立つ数少ない情報」をお伝えします。


私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。

↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月に発売されました。

↓私の経歴です。

※本ページは広告やPRなどが含まれています。

北川景子さんが産後ダイエットを成功したのは映画の仕事のため

北川さんは、
・「必死に戻しました」
・「戻さなくていいなら、戻したくなかったです。」
・「もう、つらくてつらくて」

などと話していた通り、相当きつかったようです。↓


それでも北川さんが、今回ダイエットを実施し成功したのは、【仕事でやらざるを得ない状況】だったからです。

具体的には、【妊娠前に撮影してた映画】の公開があって、【その場に出ていかなきゃいけないこと】が決まっていたからです。↓

ダイエットで大事なことは【方法】よりも【やる理由・目的】

ダイエットをしたい多くの人は、ダイエット法を知りたがりますが、成功するためには【方法】の前に、まず

「何のためにやるのか?」という【理由や目的】の方が大切です。

ただ単に「今年こそは痩せたい!」というくらいの目的意識だと、痩せないことが多いです。


私がライザップでトレーナーをしていた時も、
・〇月〇日の結婚式までに痩せる!
・医者から「痩せないと死ぬよ」と言われた

などという【やらざるを得ない強い理由】がある方は、ダイエットが順調にいく割合が、かなり高かったです。


ここまで強く明確な理由が無い場合も、ライザップでは目的や理由を深掘りして詳しくヒアリングしていました。

よくある、ただ単に「〇キロ痩せたい!」という目標だけでは、痩せることは難しいです。

一般人にも出来る、「何のため?」という理由を見つける方法は、もう少し後ろの方に出てきます。

芸能人のダイエットは仕事や収入に直結する

最近、ゆりやんレトリィバァさんや、ゆいPさんなど、女性芸人のダイエット成功者が増えていますが、この最大の理由は、

【芸能人のダイエットは、話題になりやすく、収入に直結するから】です。

↓参考記事です。

ほとんどの一般人は、ダイエットで失敗しても【すぐに仕事や収入が減る】ということは無いので、ダイエットの成功率が低いことにも繋がっています。

タレントやアスリートのダイエットは、リバウンドが前提である

俳優やアスリートのダイエットは、終了後にリバウンドすることが前提であることが多いです。

・俳優は映画やドラマのため
・モデルは撮影のため
・アスリートは試合のため

芸能人やアスリートは、↑これらの目的で【一時的にだけ最高のコンディションにして、目的達成後は普段の体型に戻る】ということをしています。

常にベストコンディションを保っている人は、俳優やアスリートでもほとんどいません。

一般人がリバウンド前提のダイエットを真似したら、リバウンドするのは当然ですよね。

芸能人の短期ダイエットを真似すると危険!

今回の北川さんも短期間で痩せましたが、これも一般人が真似をしてはいけない点です。

よくネット記事などである
・「タレント〇〇が、2週間で5kg痩せた!」
・「1ヵ月で10kg痩せた!」

などという情報に影響されて、真似をするのは危険です。


ダイエットは、短期間で体重が減るほどリバウンドします。

そして習慣が変わらないダイエットは、無意味です。

厳密に言えば、無意味では無くマイナスですけどね。

代謝や筋肉量が減って結局はリバウンドし、以前より太りやすい体になるからです。

筋肉量が減るということは、(健康)寿命を縮めるということです。↓


撮影や試合のために、一時的に痩せるタレントやアスリートは、文字通り命を削ってやっているとも言えます。

一般人で、命を削ってまで、確実にリバウンドする短期集中ダイエットをするメリットがあるという人は、多くはないでしょうね。


北川景子さんの他にも、産後ダイエットが話題になる芸能人がいますが、心身への負担が大きいので、一般の人が真似することをはお勧めしません。

↓このように、「産後ダイエットしなければいけない!」という社会の風潮は大問題という声もあり、私も同感です。

『【産後ダイエットの危険性】変わるべきは体型ではなく社会の風潮!なぜ産後すぐ痩せようとするのか』
 (↑ yoga journal の記事)

ビジネスダイエットをしている芸能人もいる

これは北川さんとは関係ないですが、特定のダイエットグッズ・サプリ・ダイエット方法のPRが目的で、

それによって痩せたかのように思わせる【ビジネスダイエット】をしている芸能人も多いです。


ダイエット本を出した後にリバウンドしている芸能人も多いですよね?

またテレビのダイエット企画で、一旦は痩せたけど、その後にリバウンドしている人も多いですね。

↓参考記事です。


ライザップで痩せた芸能人も、その後にリバウンドした人がほとんどですね。

「〇〇だけ」ダイエットでは、痩せることは出来ない

2023年の段階で、「〇〇だけ」で万人が痩せるダイエット方法・商品はありません。

もしそれが、ライザップや痩身エステよりも安価で、本当に効果があるなら、SNSで情報が一気に拡散して、↑これらはすぐに閉店ラッシュになりますよね?

そして他の、あらゆるダイエット関連のビジネスも、一気に消えて無くなります。

↓関連記事です。

一般の人がダイエットの成功率を上げる方法とは?

北川景子さんが痩せたのは、痩せざるを得ない理由があったからです。

一般の人はダイエットを始める前に、まず自分自身に、
↓このようなことを、くり返し問いかけてみるのがお勧めです。

・「何のためにダイエットをするのか?」
・「ダイエットを成功したら何をするか?」
・「痩せなければいけない理由は?」
・「もし痩せたら? もし痩せなかったら? どうする? どんな感情になる?」

それぞれの項目で複数の回答を考えて、文章化してみると良いですね。

もし大きな理由や目的が出てこない場合は、今はダイエットをする時期では無いのかもしれないですね。


そして、芸能人が痩せる大きな理由は、仕事や収入に直結するからです。

これは一般の人でも、ライザップでの成功率が高いこととも関連します。

ライザップの費用は最低でも34万8千円で、通常のジムよりもかなり高額です。(2020年当時・税抜き)

高額であることが、強い【やらざるを得ない理由】となり、先に支払った大金を【無駄にしたくない】という意識が働き成功率が高まることに繋がっています。

↓関連記事です。


ライザップなどで大金を使わなくても、ダイエットの成功率を高めるには、家族や友達を巻き込んで何か約束をしておく、というのも1つの手です。

例えば、「●月までに〇kg痩せなかったら、何か食事をおごる」とか、

また逆に、達成したら何かのご褒美をもらう約束をしておく、などですね。

細かく言えば、体重の数値だけを見るのは、ほとんど意味がなくて、体脂肪率や体脂肪量、筋肉量、見た目の姿などの方が大事ですが。


ある程度の費用をかけるなら、他の例としては↓これらのこともお勧めです。

・スポーツウエアやシューズの良い物を先に買っておく
・スポーツの大会に早めに申込みしておく
・野菜の定期宅配サービスを申込む
・定期的にカメラマンに写真を撮ってもらう

短期的に痩せた人より、ずっと良い体型の芸能人を参考にするのが良い

ダイエットに、一発逆転の裏技は存在しません。

芸能人が【〇週間で●kg痩せた】というニュースは、芸能人や事務所、マスコミにとって話題集めが目的です。

痩せる前に、同じくらいの体重が増えていたり、痩せた後に結局リバウンドしたり、などということがほとんどです。

例えば小学校のマラソン大会にいた、「スタートダッシュをして1位になるけど、その後に脱落する目立ちたがり屋」と似たようなものですね笑

SNSの痩せた自慢も↑これと同じで、一瞬の良い時だけを見せていることが多いですよね。

また例えば、100kgから90kgに痩せたけど、【そのダイエット法である必要が無い】ということも多いです。

そもそも「標準体型を大幅に上回っていた人が一時的に痩せた方法」よりも、

「長期間、良い体型を保っている人の生活習慣」を参考にする方が、リバウンドしないので有意義です。

参考になる点が多い芸能人としては、例えば、男性なら郷ひろみさん、女性ならローラさんなどですね。↓

誰でも痩せる方法は、王道のダイエット

上記の、郷ひろみさんやローラさんなどの、事例を見るとわかりますが、
昔から言われている、↓このようなことが、結局は健康的に痩せることに繋がります。

・朝食を抜かず3食たべる(夕食は軽め)
・腹八分目
・よく噛んで食べる
・バランスよく食べる
 (まごわやさしい、一汁三菜など)


最後の「まごわやさしい」とは、↓このような様々な食材をバランスよく食べるということです。

ま:豆類
ご:ゴマ類やナッツ類
わ:わかめなど海藻類
や:野菜
さ:魚など魚介類
し:しいたけなどキノコ類
い:いも類

特に、野菜、海藻類、キノコ類、大豆製品、芋類(出来れば山芋など)などの【食物繊維が多いおかず】を増やすことが大事です。

食物繊維が多いと、自然とビタミンやミネラルなども増えます。

あとはタンパク質や、良質な脂質も大事ですね。

↓参考記事です。


また北川景子さんは「腹筋運動を頑張った」と話していましたが、お腹引き締め目的で腹筋をするのは、効率が悪いのでお勧めしません。

「シックスパック(6つに割れたお腹)は、台所で作られる」と言われています。↓

まとめ

・北川景子さんが産後ダイエットを成功したのは映画の仕事のため
・ダイエットで大事なことは【方法】よりも【やる理由・目的】
芸能人のダイエットは仕事や収入に直結する
芸能人のダイエットは、リバウンドが前提である
・芸能人のダイエットを真似しても、高確率で失敗する
・短期的に痩せた人より、ずっと良い体型の芸能人を参考にするのが良い
誰でも痩せる方法は、王道のダイエット

などが、この記事のまとめです。


最後に、健康的に痩せてリバウンドしないために大事な【習慣化】について、お伝えします。

食事改善も運動も【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。

一時的に体重が減っても、リバウンドして元に戻るだけです。

もし断食や炭水化物カットなど極端なダイエットをすると【筋肉が減る】ので、リバウンドした時に同じ体重に戻ったとしても、以前より体脂肪が増えていることにもなります。

リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。

大事な要素はいくつもあるので、次々と登場する「〇〇だけ」ダイエットで痩せないのは当然のことです。

この記事の中で、結局は王道のことが大事だと伝えましたが、ダイエットのためには他にもいくつかの習慣を身につける必要があります。

↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。

また、もしライザップやフィットネスジムに通うことを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。

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費用は大手パーソナルジムの1~2割程度です。

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↓こちらは2023年5月に発売された私の著書『ダイエットは習慣が9割』です。

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