『ダイエットを始める前に知っておくべき3つのこと』とは? リバウンドは寿命が縮む!?

元ライザップのトレーナーが【やってはいけない危険なダイエット】を解説します。

『ダイエットを始める前に知っておくべき3つのこと』
の項目を先に伝えておくと、↓これらです。

① ダイエットの失敗率は80%以上もある
② ダイエットに失敗するたびに、寝たきり老人に近づく!
③ ダイエットとは、一時的なものではなく一生続く生活習慣!

つまり、テレビやSNSなどのダイエット情報を安易に真似すると、

逆に太って、将来、若くして寝たきり状態になる】ということです。


↓私の経歴です。



↓このようなタイトルの本があります。

寝たきり老人になりたくないなら ダイエットはおやめなさい――「筋肉減らし」が老いの原因だった

私は本を読む時に、大事だと思った箇所に付箋↑を貼るようにしています。



間違ったダイエットをすると、【筋肉が減って、その結果、寝たきり老人に近づいていく】

ということは、トレーナーには常識ですが、一般的には、まだまだ知られていないようですね。


【間違ったダイエットを繰り返している人】に、

この危険性を伝えるためには、簡潔でインパクトがあり、良いタイトルだと思いました。

① ダイエットの失敗率は80%以上もある

↑これは、2018年9月の雑誌Tarzanで、【リバウンド】が特集の号です。

これによると、ダイエットの失敗率は80%もある、とのことです。


↑【80%が失敗】とは、東京大学医学部卒・ハーバード大学公衆衛生大学院修了というダイエットや予防医学の研究者である石川善樹さんが話していることです。



また、30年以上前のワシントン・ポストの調査では、

・一定期間のダイエット成功率は5%
・その後もリバウンドしなかった【本当の成功者】は、↑この5%のさらに1割で、結局0.5%だった

という調査結果があるという話が、

↓こちらの本に書いてありました。

↑この本は昔、大流行した「レコーディングダイエット」のことが書かれているものです。

※ダイエット成功率は、【失敗】の定義や、統計の取り方によって変化します。

成功率が低い3つの理由は?

理由1 事前準備が無いまま始めて、短期的な成果を求めるから。

正しいダイエットの知識が無いままダイエットを開始しても、上手くいくわけがありません。


これは例えば【大学受験、運転免許試験、英検】などの各種試験を、

【生半可な知識だけで、勉強をせずに受験をするようなもの】 です。


もしくは、寿命が縮まってしまう、という意味では

【運転免許が無いのに、いきなり路上で車を運転するようなもの】です。

これは無謀としか言えないですよね。


そして多くの人が、短期的な結果を求めすぎるので、失敗します。

↓このようなイメージです。


①は糖質カットや、1日1食など無茶な食事制限で、多くの万年ダイエッターがやっている方法です。

つらく厳しい方法なので、長期間は続けられず、ほぼ確実にリバウンドします。

リバウンドせずに痩せるには、時間をかけて【痩せたままでいる習慣】を身につけることが大事です。



理由2 【個人の成功体験記】を真似しても、上手くいかないから。

ダイエットに成功した、あなたの周りの人や芸能人のやり方を真似しても、ほとんど上手くいきません。

なぜなら、彼らとあなたの、生活習慣や体質、太った理由、体重、体脂肪率などが、同じではないからです。


単なる 【個人の成功体験記】 の真似をしても、ほとんど上手くいきません。

これは【婚活】の例に当てはめてみると、わかりやすいです。

もしあなたが婚活をしているとしたら、

↓このAさんとBさんの、どちらからアドバイスを受けたいでしょうか?

A 近所のおばさんや、親戚のおじさんなど、結婚している普通の人
B 婚活指導のプロで、様々な状況の何人もの人を結婚に導いている人

間違いなく、Bさんですよね?

でも、あなたの周りの人や芸能人のやり方を真似るということは、

Aさんのアドバイスを聞いているようなものです。


もし、あなたと似た体格・趣味嗜好で、

ダイエットに成功した人、10人くらいのやり方を研究して、

その人達の共通点を調べれば、役立つ情報もありますけどね。


婚活もダイエットも、そして英会話やビジネスなど、何にでも当てはまることですが、

【様々なパターンの人を成功に導いた経験があるプロ】に教わるのが、最も手っ取り早くて、成功率も高いです。




理由3 ネットで正しい情報を調べることが難しいから。 

ネットには、利益目的の効果が無いダイエット商法の情報があふれかえっていて、

正しい情報を得ることが難しくなってしまいました。

↓こちらは私が書いた記事です。


↑この記事を読んでもらうと、

【効果的なダイエット方法をネットで調べるのは難しい】

という理由がわかります。


簡単に言えば、アフィリエイトの販売手数料が目的で、

効果が無いダイエット方法や、ダイエットサプリ、ダイエット器具

などを紹介している記事が、検索で上位表示されてしまっているからです。

② ダイエットに失敗するたびに、寝たきり老人に近づく!

物事の【失敗】に関して、自己啓発の本やセミナーで言われるような、

↓この、エジソンのエピソードを聞いたことがあるでしょうか?



エジソンは、電球を発明するまで一万回失敗したそうです。

しかし、そのことをエジソンは【失敗】とは言いませんでした。

インタビュアーに「一万回も失敗したそうですが、苦労しましたね。」

と言われた時に、エジソンは、

「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ。」

と言ったそうです。



このエピソードから、諦めないことや、ポジティブな解釈をすることの大切さ

などがわかりますが、残念ながら、ダイエットには当てはまりません。

なぜなら、リバウンドをすると、かなり高い確率で、

以前よりも、【筋肉が減って、体脂肪が増えているからです。】


体重が同じでも、身体の中身が変わってしまうのです。

筋肉が減ると、寝たきりの状態になるのが、早まってしまいます。



●筋肉量は加齢とともに、じわじわと減る!

筋肉量は20代にピークを迎え、その後は、1年に1%ずつ減っていく、と言われています。


個人差があるので、「歩けなくなる明確なライン」は個人差がありますが、

「これ以上減ると、歩行が不可能になって寝たきりになってしまう」 

というラインがあることは確かです。

筋肉量が少ない人は、より早くこのラインに到達します。



冒頭に紹介した本

『寝たきり老人になりたくないなら ダイエットはおやめなさい』

の著者たちの研究では、

わずか3ヵ月の間違ったダイエットで、5%もの筋肉が減った】

という例もあったそうです。


通常でも、1年に1%ずつ減っていくと言われているので、

5年分の筋肉量を一気に減らしてしまった】 ということですね。

つまり、寝たきりラインに到達するのを、5年も早めているということです。

リバウンドをすればするほど、失敗率が上がる!

ダイエットのやり方や、リバウンドの程度によって、

筋肉の減少率が、1%くらいで済むこともあれば、

酷ければ、5%以上減ってしまうこともあります。


1年間~5年間以上も早く寝たきりになってしまう、ということです。

しかも筋肉が減ってしまうと、次にダイエットをする時に、失敗率が高まってしまいます。


これは基礎代謝が減ってしまうからです。

そして筋肉が減ると、運動をするのもおっくうになってしまいます。


【ダイエットの失敗率は80%】と前述しましたが、

リバウンドをするたびに、失敗率が

85%

90%

95% 

・・・・

などと上がっていく、ということです。


また拒食症や摂食障害になってしまう恐れもあります。




あなたは、

・成功率が20%以下
・永続的な本当の成功率は0.5%!?
・失敗するたびに寿命が縮む

というギャンブルがあったとしたら、やりたいと思いますか?

このリバウンドの恐怖を知っても、まだ、やみくもにダイエットをスタートしますか?

③ ダイエットとは、一時的なものではなく一生続く生活習慣!

SNSなどで、

「今日からダイエットを始めます!」

とか

「ダイエット中なので、お菓子やお酒を我慢しています」

などという書き込みを見かけますが、これはリバウンドして当然です。


食事制限や運動を頑張って、2ヵ月や3ヵ月など短期間だけやり、体型が変化しても、その後に、

食事や運動の生活習慣を、ダイエット前のものに戻せば、体型も元通りになります。


しかも間違ったダイエットをしていたら、元々の体型・体質よりも、酷い状態(体脂肪が多く筋肉が少ない)になってしまいます。


このようなことに、ならないために、

【ダイエットとは、一時的なものではなく一生続く生活習慣である。】

ということを、しっかりと認識しておきましょう。


世の中の多くの人がやっている【一時的なダイエット】は、

高確率で、筋肉が減ってリバウンドします。


【一生続けられないダイエット方法は、最初からやらない】

ということが大事です。


あなたは、ご飯、麺、パン、お菓子、お酒、などを一切とらないような、

極端な食事制限や、極端な糖質制限を、一生続けられますか?

ということです。


やってはいけない、危険で間違ったダイエット(もどき)の一例は、

↓金森式 断糖高脂質食ダイエットです。 名前の通り糖を断つ方法です。


ダイエット目的の断食も、お勧め出来ません。

正しいダイエットで筋肉を減らさない方法は?

・減量のペースは1ヵ月に1kgくらいが良い。0.5kgでも良いです。
・タンパク質を適切量とり、※「まごわやさしい」など様々な食材を幅広く食べる。
・極端なダイエットはやらない。

などがポイントです。

※「まごわやさしい」とは、まめ、ごま、わかめ、やさい・・・などと、

様々な食品群の頭文字を取った語呂合わせです。


詳細は、↓こちらをどうぞ。

1ヶ月で3kg減ったら失敗

私が以前書いた、↓このような記事があります。


ここで特に大事なことは、↓この2点です。

1 急激に体重を減らしていないか?
2 頑張りすぎていないか?


1の【急激に】というのは、具体的には

【1ヶ月で3kg減ったら失敗】というくらいが、一つの目安です。

「1ヶ月に体重の5%が目安」という説を推奨する人もいますが、

例えば60kgの人が毎月5%ずつ減らし続けるのは、代謝や筋肉が減るリスクが高いと思われます。


本来は、1ヶ月に1kgずつ減らすくらいの方が理想的です。

これでも、1年で12kgも減りますからね。

BMIや体脂肪率が標準範囲の人なら、1ヵ月に0.5kg減くらいのペースを目安にするのもお勧めです。


2の【頑張りすぎ】に関しては、

厳しすぎる食事制限を頑張っても、代謝や筋肉が減るり、

更には、ストレスがたまり、反動でリバウンドするだけです。


皮肉なことに、

【ダイエットを頑張れば頑張るほど、リバウンドしやすい】

とも言えますね。

筋肉が減ると寿命が短くなる

死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい という本があります。




本の中に、「寝たきり年数」という造語で、

平均寿命から健康寿命を引いた年数を表す言葉が出てきます。


本に載っている2013年の日本のデータだと、↓この通りです。

・男性は80.21-71.21で、寝たきり年数は9.02年。
・女性は86.61-74.21で、寝たきり年数は12.4年。

これは最新のデータでも、大きな変化はありません。


健康寿命とは、

【健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間】

のことを言います。

筋肉が減ると、健康寿命が短くなります。

そうならないために、この本ではスクワットを勧めています。

転倒による1年間の死亡者数は9000人以上!

2019年12月13日に、BS日テレの「深層NEWS」という番組で、

転倒について特集をしていました。


↑このデータによると、

転倒・転落による死亡数は、交通事故死を越えて、

まもなく年間1万人に達する勢いで増えていますね。


更に、12月9日にNHKで放送された『逆転人生』という番組では、

「町工場が大躍進 転倒減らす介護シューズ」というテーマで、

↓このようなデータを紹介していました。

東京消防庁の管内だけで、平成28年内の転倒による救急搬送が、5万人以上もいたそうです。


間違ったダイエットをすることが、健康寿命だけでなく、

寿命そのものも短くすることにも繋がっていることがわかる、恐ろしいデータですね。


2020年10月28日のNHK『あさイチ』では、

「コケない体のつくり方|というテーマでした。↓


ここからわかるポイントは、↓これらです。

・2019年の転倒での死亡者数は9543人で、交通事故の約2倍!
・転倒の主な原因は筋力低下!
・運動不足だけでなく、月曜断食や断糖などのような極端なダイエットも筋力低下になる!




この「間違ったダイエットによる恐怖」を知ったら、もうさすがに、

【自己流での極端なダイエット】 を始めようとは思わないですよね?

↓関連記事です。



中田敦彦さんがYouTube大学で紹介した「1日2食 16時間断食ダイエット」も、

筋肉が大幅に減ることや、アルツハイマー認知症のリスク増加など、様々なリスクがあるので、安易にやってはいけません。

まとめ

・ダイエットの失敗率は80%以上もある
・ダイエットに失敗するたびに、寝たきり老人に近づく!
・ダイエットとは、一時的なものではなく一生続く生活習慣!
・1ヶ月で3kg減ったら失敗
・極端な食事制限は筋肉が減る
・筋肉が減ると寿命が短くなる
・対策無しで、安易にダイエットをしてはいけない

などが、この記事のまとめです。


●ダイエットには食事9割、運動1割

ダイエットが目的であれば、【食事9割】というほど、

食事の方がずっと重要です。


↓このようなタイトルのダイエット本もある程です。

運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割[決定版] (impress QuickBooks)



もちろん健康のためには、運動も大事ですが、

運動だけで体脂肪を減らすのは、かなり難しいことです。


食事管理だけのダイエットでも、正しくやれば、筋肉を減らさずに済みます。


●正しいダイエット方法を学ぶには?

お金に余裕があって、近所にパーソナルトレーニングジムがあれば、そこに通うのも良いと思います。


しかし10万円~40万円ほどかけるのが難しいようであれば、パーソナルジムの1割くらいの費用で、

しかも自宅にいながら、痩せて健康になれるオンラインダイエット↓ がお勧めです。



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