元ライザップのトレーナーフルマラソンの記録3時間14分)が、メンタリストDaigoさんの【痩せないし老化する!ランニングの真実 】という話題になった動画について解説します。


結論から書いておくと、

Daigoさんの主張は全面的に、ほぼ正しいと思います。

ただしポイントは、↓この2点ですね。
・【45分以上の】長時間の有酸素運動は、お勧めしない。
・運動するなら、HIITやタバタトレーニングの方が良い。

そして最大のポイントは、

Daigoさんは、食事のことには少ししか触れていませんが、

ダイエットが目的なら、

そもそも【食事9割、運動1割】というくらい、

運動よりも食事の方が大事、ということです。

自己紹介

簡単に私の経歴を紹介しておきます。

ライザップの元トレーナーで、六本木店やシンガポール店(立ち上げメンバーで駐在)などで約3年間勤務しました。


●現在は、↓これらの活動をしています。
・オンラインダイエットの指導
・豪華客船の中にあるフィットネスジムでのトレーナー
・ダイエット・健康セミナーの講師

●またフルマラソン3時間14分の他にも、↓このようなスポーツの実績があります。

・筋肉番付の腕立て伏せ全国大会で準優勝。記録は1055回
・アームレスリング(腕相撲)の体重別の全日本大会で優勝

・『世界版SASUKE』こと、Netflixの『アルティメットビーストマスター』に日本代表メンバーとして出場

↑これは『アルティメットビーストマスター』の時の写真で、一緒に写っているのは日本版の司会をしていた元AKBの秋元さんです。

その他の詳しい経歴は、↓こちらの記事をどうぞ。

元警察官で、元ライザップ、今は豪華客船のトレーナー。世界一周を3回している「オンラインダイエット指導者」 増戸 聡司(ましと さとし)の経歴・自己紹介


尚、↓こちらは、2019年1月にグアムで撮った私の写真です。


さて、私はランニングで痩せたのでしょうか?(笑)

Daigoさんの主張 【痩せないし老化する!ランニングの真実 】

↓こちらが動画です。

サンプル数1だけの例は無意味

まず科学者がよく言う

「サンプル数1だけを見て、全員に当てはまると思うのは間違い」

ということを話しています。

これは例えば、

「うちのおじいさんは、毎日タバコを吸っていたけど90歳まで生きた。」

などというものですね。

そしてDaigoさんが話していることは、

科学的データに基づいているとのことです。

この【サンプル数1】の問題は、

ダイエット業界でも蔓延していますね。

私も、↓こちらの記事で、この件に触れています。

なぜ芸能人のダイエット本を真似しても痩せないのか? リバウンドするタレントはなぜ多い?


この記事では私は、【個人の成功体験記】

という表現をしていますが、

言っていることは同じことですね。

長時間のランニングは、デメリットばかり!?

Daigoさんの主張のポイントは、↓これらです。

・長時間の有酸素運動は痩せないし、活性酸素が老化を促進させる。

・運動するなら、45分以内の有酸素運動や、HIITやタバタ(後述します)は良い。

・そもそもジムに行ったり運動するよりも、ニート(NEAT:Non-Exercise-Activity Thermogenesisの略称)の方が大事。(後述します。)

・ランニングで唯一のメリットは、気持ち良いことや気分が良くなること。だから気分を良くしたい人や、うつ病などの人には良い。

それぞれ解説していきます。

ランニングは痩せないし、老化する。

Daigoさんの主張は、↓このようなものです。



・ランニングで痩せるのは、かなり難しい。

・体脂肪1kg減らすためには、77時間も走らないと減らせない。

・消費カロリーは 体重 × 距離。

60kgの人が5㎞走っても300kcalしか減らない。

・女性を対象に行った研究で、体脂肪を5kg減らすには385時間走る必要がある。

毎日1時間でも1年以上かかる。



これらに関しては、異論は全くありません。

私も以前、↓このような記事を書いている通りです。

ランニングやウォーキングの消費カロリーは? 体脂肪1kg減にはフルマラソン5回!?

アンチエイジングのためには、ランニングよりもウォーキングの方が良い。

ここでのDaigoさんの主張は、↓このようなものです。


・少し息が上がるくらいのウォーキングを20分~30分くらいやるのが良い・

・ランニングは怪我をする人が多く、アメフトの負傷率よりも高い。

・ウォーキングは、怪我をしにくいのでお勧め。



これらに関しては、

ジョギング程度の無理が無いゆっくりのペースだったら、

ランニングでも良いかなと、個人的には思いますね。

でも標準体重以上の人で、普段から運動していない人だったら、

怪我をするリスクが高いので、

最初は、やはりウォーキングから始めるのが良いですね。

そして、そもそも太っている人は、

まず食事管理で痩せてから、

その後にウォーキングを取り入れるのでも充分ですね。


ダイエット目的でウォーキングをするなら、↓こちらの記事がお勧めです。

これを知らずにウォーキングでダイエットをしても失敗する!

45分以上の有酸素運動はお勧めしない。

理由は、長時間の有酸素運動をすると、

コルチゾールという食欲を増進させるストレスホルモンが出るから。


そして、長時間のランニングだと

体脂肪よりも筋肉の方が落ちてしまうからです。

これを防ぐ方法は、

充分な量のカロリーを摂ってから走ることなので、

本末転倒とのことです。

ポイントは、45分というところですね。

ちなみに私も、

特にフルマラソンの大会などが控えていなければ、

長くても40分程度で終わる、10㎞走までしか走らない、

ということが、ほとんどですね。

HIITやタバタトレーニングとは?

Daigoさんは、長時間のランニングよりも、

HIITやタバタトレーニングを勧めています。

HIITとは、高強度インターバルトレーニング(High-intensity interval training)の略です。

HIITの読み方は「ヒット」や「ヒート」と呼ばれています。

タバタトレーニングは、HIITの一種で、

20秒のトレーニングと10秒の休憩を8セットで、合計4分間の高強度インターバルトレーニングで、

日本人の田畑(たばた)先生が提唱し、海外でも知られています。

↓私も以前、YouTubeで、タバタトレーニングのことを紹介しています。


紹介しているだけでなく、実践もしているし、

Daigoさんと同じように、お勧めだと思います。

そして忙しい現代人にとって、

時間効率もかなり高いトレーニングでもありますね。

ニート・NEATとは?

そもそも運動よりも、

ニート(NEAT:Non-Exercise-Activity Thermogenesisの略称)の方が大事だ、

ともDaigoさんは話しています。

ニートとは、普段の生活の中での、

階段の上り下りや、家事によるカロリー消費のことです。

ちなみにDaigoさんは、1日中ほぼ座らないそうで、

仕事の時もステッパーや、スタンディングデスクを使っているとのことです。



スタンディングデスクは、私も使っていますね。

ジムに行っても痩せない!

Daigoさんは、【ランニングモラルハザード】

について紹介しています。

これは

「今日はランニングを1時間頑張ったから、高カロリーなものを食べても大丈夫!」

というようなものです。

ジムに通っているけど痩せない人が多いのも、

これによるものです。

特に長時間のランニングは食欲がアップし、

高カロリーなものを食べたくなるから、

相当な強い意志がないと抗えない、

とのことです。

ちなみにDaigoさんによると、

筋トレやHIIT、タバタトレーニングなどは、

食欲が増進しない、そうです。

ジムに通い続けていても痩せない人が多い件については、

やはり私も以前に、↓これらの記事を書いています。

林修の今でしょ!講座で「不定期のジムよりも毎日の階段!」そして『パーソナルトレーナーが教えるジムに行くのはおやめなさい』オンラインダイエットのすすめ


ジムに長年通っていても痩せないのはなぜか? 運動と食事はどちらが大事か?

ランニングで唯一のメリットは、気持ち良いこと

ここまで長時間のランニングを全否定してきたDaigoさんですが、

↓このようにメリットも話していました。

ランニングで唯一のメリットは、

気持ち良いことや気分が良くなること。

だから気分を良くしたいという目的の人や、

うつ病などの人には良い、

とのことです。

ちなみにDaigoさんによると、

ランニングの気持ちよさのレベルは、

夜の営みの次に気持ち良くて、夜の営みの6割~7割くらい。

更にちなみに、

死ぬ瞬間は夜の営みの200倍、とのことです。

そのような研究データ?や論文?があって、Daigoさんは話したのでしょうけど、

死ぬ瞬間の気持ちよさを、どうやって

研究・実証したのかが気になりますが(笑)



ここまで、Daigoさんの主張と、私の見解を紹介してきました。

ランニングで痩せる人と痩せない人の差とは?

冒頭でDaigoさんが、↓このことを予測していました。

【サンプル数1】の話で、

『私はランニングで痩せた』

という反論の声が、沢山来るであろうこと。



私はライザップで約3年間トレーナーをしていたし、

またランニングサークルに所属していたこともあるので、

「数十のサンプル数」の例は見ていますが、

もちろんランニングをして痩せた人も、一定数はいます。

『ランニングで痩せる人と痩せない人の違い】

を考えると特に、↓これらの要素があると思いました。

・食事管理もする
・コツコツやる人
・ランニングが好きになって、大会で好成績を目指す人

それぞれ、簡単に解説していきます。

ダイエットには食事9割 運動1割

今回の動画で、Daigoさんは食事のことに関しては、

食欲のことに少し触れただけですが、

この記事の冒頭で書いた通り、ダイエットにはそもそも

【食事9割、運動1割】


というくらい、

運動よりも食事の方が、ずっと重要です。

↓『ダイエットは運動1割、食事9割』という本が、15万部以上も売れています。



ちなみに世の中に数多くあるダイエット本で、9割以上は、

読むだけ時間とお金の無駄、

と言っても過言ではありません。

特に、「〇〇するだけダイエット」 というものや、

芸能人のダイエット体験を紹介した本は、

再現性が無いものがほとんどですね。

しかし、↑上記の【食事9割 運動1割】の本は、

数少ないお勧めの本です。

そして私が3年間いたライザップや、

現在も指導しているオンラインダイエットでの

数百のサンプル数からも、

【食事9割 運動1割】

は、正しいと実感しています。

↓この画像は、オンラインダイエットのモニターの方が、食事メインで痩せたビフォア・アフターです。



世界中どこでも出来るオンラインダイエット!【ライザップの1割の費用でこの結果】とは?

コツコツやる人

既に紹介した通り

ランニングの消費カロリーは、 体重 × 距離 です。

1度のランニングでの消費は微々たるものですが、

運動は積み重ねや、継続することが大事です。

結局は食事に繋がりますが、

ランニングモラルハザードに陥らずに、

コツコツとランニングを続けていけば、

痩せていくことも可能ではあります。

しかし残念ながら、誰にでも出来ることではないですね。

ランニングが好きになって、大会で好成績を目指す人

更にステップアップ?した人で、

マラソンやハーフマラソンなどの大会に出場して、

練習を積み重ねることによって、

自己記録のタイムがどんどん速くなっていく、

ということに喜びを感じるようになると、

痩せることにも繋がります。

なぜなら、

基本的には、体脂肪が少ない方がタイムも伸びるので、

食事管理もするようになるからです。

結局は、やはり食事が大事だということですけどね。

まとめ

というわけで、

Daigoさんの主張 【痩せないし老化する!ランニングの真実 】

に関してまとめると、

【食事管理をせずに、ランニング “だけ”で痩せることは、かなり難しい。】

と言えます。

もっとDaigoさんに噛みつくようなことを書く方が、

アクセス数がアップするのかもしれないですが、

ほぼ噛みつきようがないことなので、

無難?な内容になってしまいましたが、

仕方がないことですね(笑)