冷やしご飯ダイエットは嘘!痩せる効果は無い!レジスタントスターチとは?

※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!

「お米を冷やして食べると痩せる」という話がありますが、実際のところダイエット効果は、ほとんど見込めません。

特に「温かいご飯の方が好きな人」であれば、温かくして食べる方が痩せます。

理由はこの記事を読むと分かります。

私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限をせず、リバウンドしないダイエット法」をオンラインで指導しています。

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なぜ冷やしご飯ダイエットで痩せると言われている?

冷やし飯で痩せるのは、「お米に含まれているデンプンが冷えることで、レジスタントスターチが増えるので痩せやすくなるから」とされています。

レジスタントスターチとは、小腸で消化されにくいデンプンのことで、第3の食物繊維とも言われています。

食物繊維と同じように血糖値を抑える作用や、腸内環境を整える作用があります。

↓NHK『あさイチ』でも紹介されたことがあります。

レジスタントは「消化されない」、スターチは「でんぷん」という意味なので、難消化性デンプンともいいます。

レジスタントスターチは、芋類やカボチャなどにも含まれています。

それなので、芋やカボチャの冷製スープやポテトサラダなどを冷やして食べるのは、理にかなっています。

米を冷やしてもレジスタントスターチは微増だけ

「お米を冷やすこと」によるダイエット効果は薄いので、お勧めしません。

なぜなら、お米に含まれているレジスタントスターチが元々少ないので、冷やしても微量しか増えないからです。

せいぜい、0.3gが0.4gに増える程度です。↓

↑ジャガイモやサツマイモのように、倍増以上するのであれば良いのですけどね。

たった0.1gの増加あれば、白米を冷やして食べるよりも、元々レジスタントスターチが多く含まれている食品を摂る方がずっと実用的で効果もあります。

レジスタントスターチが多い食品は?

特にお勧めなのが山芋(長いも、自然薯など)です。

100g中にレジスタントスターチが、長いもには5.8g、自然薯には16gも含まれています。

長いもを20g食べるだけでも1g以上摂れるので、白米を冷やして食べるよりもずっと効果的ですよね。

ちなみに1cmほどの長芋で、約20gのようです。

山芋・長芋からレジスタントスターチを多く摂る食べ方

山芋からレジスタントスターチを効率的に摂取するには、すりおろさずに、生で、冷やして食べるのがお勧めです。

ただ味の好みや用途にもよるので、「すりおろしたり加熱するのがダメ」ということではありません。

冷やしご飯より温かいご飯が好きなら・・・

もし「お米は冷やして食べる方が好き」という人であれば、冷やして食べるので構いません。

しかし温かい白米の方が好きな人が、冷や飯を我慢して食べるのは本末転倒です。


食事を「美味しい」と感じながら食べると、幸せホルモン・セロトニンが分泌され胃腸の働きや代謝が活発化します。

逆に「美味しくない」と感じると、胃腸の働きが抑制されて代謝が低下してしまいます。

おはぎもダイエット食?

またレジスタントスターチは、小豆にも多く含まれています。

フィットネスビキニの5年連続日本一である安井友梨さんが、テレビで「おはぎを年間1000個食べる」と話して話題になったことがあります。

おはぎには多くの小豆が使われているので、レジスタントスターチはボディメイクにも役立っていると思われます。

また小豆にはビタミンB群やポリフェノールが含まれていることもダイエット向きと言えます。

腸内細菌で瘦せ菌を増やす方法

レジスタントスターチや水溶性食物繊維は、いわゆる「痩せ菌」と呼ばれる腸内細菌のエサになると言われています。

瘦せ菌は、代謝活性、脂肪燃焼、脂肪蓄積の抑止、食欲抑制などの働きをする短鎖脂肪酸を作り出すので、ダイエット効果が期待できるとされています。

腸内細菌とダイエットに関する研究は、発展途上中の分野で、今後の展開が注目されています。

現時点で分かっていることは、結局ダイエットのために大切なのは、幅広い食材から食物繊維を摂り、腸内細菌も多様化させることです。

↓関連記事です。

まとめ

・米を冷やしてもレジスタントスターチは微増だけ
・山芋(長いも、自然薯)などを食べる方が効率的
・食事を「美味しい」と感じながら食べることが大切
・腸内細菌で瘦せ菌を増やすには、多様な食物繊維を摂る

などが、この記事のまとめです。


最後に、健康的に痩せてリバウンドしないために大事な【習慣化】についてお伝えします。

食事改善も運動も【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。

ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。

リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。

↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。


また、もしライザップやパーソナルジムなどを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。

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