階段ダイエットとは? 不定期のジムより日常の階段の方が痩せる効果が高い

※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!

2020年1月に放送された『この差って何ですか?』で、
「いつものエレベーターをやめて階段にしたら痩せた」という企画を紹介していました。

また2020年6月に放送されたNHK BS『美と若さの新常識』でも、
【階段の絶大な運動効果や、美肌効果】を紹介していました。

以前、林先生の番組でも「不定期のジムよりも毎日の階段の方が痩せる」と紹介していたことがあります。

↑この時は検証まではしていませんでしたが、今回『この差って何ですか?』の「いつものアレをやめたらこんなに差がつきました」というコーナーでは、検証もしていました。

私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。

↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月に発売されました。


2024年11月1日には、2冊目の著書『ダイエットは習慣が9割 決定版』が発売されました。

決定版では「今日からできる日常エクササイズ」や「マゴワヤサシイをバランスよく摂れる献立」などの情報を追加しています!


↓私の経歴です。

※本ページは広告やPRなどが含まれています。

いつものエレベーターをやめたら体重はどうなるか?

今回は、エレベーターを使うのをやめて、階段を使うという実験です。

↓こちらの久野教授の監修です。

久野教授は、↓このような本も書いています。


私もこの本に関連する記事を書いています。

久野教授は、「エレベーターで行列になって待っているのが不思議で、理解できない」と話しています。

理由は、階段を使えば時間の短縮にもなるし、健康にも良いというメリットがあるから、とのことです。

私もよく階段を使うので、久野教授の意見に共感します。

普段エレベーターを使ってる人の中で、わざわざ時間をかけてスポーツジムに通ってる人もいるのでしょうけど、

普段から階段を使えば、ジムに行く時間も費用も削減できる、という人も多いと思われます。

1日に100段の運動量は?

「1日に100段(約6階分相当)の階段を上がるのを2週間続ける」という検証をしていました。

1日に100段の運動量は、約1時間歩くのと同等の運動量とのことです。

私もよく階段を利用しますが個人的な感覚としては、100段(約6階分相当)が5㎞~6㎞を歩くのと同等とは、とても思えないですけどね(^^;)

ちなみに100段(約6階分相当)を登るのは3分もかからないと思いますが、5㎞~6㎞を歩くには50分~60分くらいかかりますね。

でも今回は、この件はスルーしておきます。

1日100段を1年間続けると、73000kcalの消費量になるとのことです。

これは、1ヶ月に食べる量と同等のカロリーとのことです。

確かに73000を30日で割ると、1日辺り2433kcalという計算になりますね。

でもその前に、73000という数値が、「どのような計算からきたのか?」、「1日辺りのカロリーはどのくらい?」と思い、試しに

73000 ÷ 365 を計算したら、丁度200でした。

1日辺り200kcalという計算のようですね。


ちなみに平坦な場所を歩く時の消費カロリーは【体重×距離】と言われているので、

5㎞だとしたら【体重×5=200】で、「40kgの人の場合」となってしまいますね。

でも細かいことは気にしないでおきましょう。

大事なのは【日常生活で階段を使うことの効果が高い】ということですからね。

階段ダイエットのビフォーアフター

番組の検証結果で、食事を普段と変えずに階段だけを使うようにしてもらったら、2週間で2.8g減ったとのことです。

2.8kg減ったと言っても、その大部分は水分だと思われますが。

理由は、↓この糖質1gと水3gの性質です。

でもこれを長期間継続すれば、ちゃんと体脂肪が減っていくので、とても良いことだと思います。

不定期のジムよりも毎日の階段の方が痩せる

冒頭で紹介した、林先生の番組でも
「不定期のジムよりも毎日の階段の方が、健康維持にも減量にも効果がある」と紹介していた通り、私も不定期にジムに通うよりよほど良いと思います。

「不定期のジムよりも毎日の階段の方が、健康維持にも減量にも効果がある」という研究結果は、ユタ大学の最新研究で明らかになったものです。

↓今回の『この差って何ですか?』では、「2週間で体重が約2kg減」とのことです。

番組では細かい説明をしていませんでしたが、3人が検証したようなので、平均が約2kgの減少だったのかもしれないですね。

階段上りは、ヒップアップにも良い

2020年6月18日放送のNHK BS『美と若さの新常識』でも【階段の上り下り】を絶賛していました。

上りの方が、ヒップアップに繋がる大臀筋強化の効果が高いです。

特に女性にとっては気になることですよね。

頑張り次第で、この老化現象を遅らせることが出来ます。

階段を下るだけで、また別の効果がある

具体的には、

・太ももの筋力強化
・美肌効果
・骨の強化

などです。

下る時の衝撃によって、太ももの筋力アップが見込めます。

太ももは、人間の最も大きな筋肉なので、階段下りは、効率良く鍛えられます。

↓実は、筋肉と美肌効果には、大きな関連があります。

↑筋肉量によって肌の美しさが変わってきます。

↓骨密度アップにも効果があったという研究結果です。

階段上りは息が苦しいので、下りだけでも一定の効果があります。

でも、もちろん両方ともやる方が効果は、より高いですね。

↓階段を下る時のポイントです!

山登りは脳トレ要素も追加される最上級の運動

山登りには、もちろん階段の上り下りと同様の効果もあります。

そしてデコボコ道が不整地のため、脳の活性化という効果もあり、最上級のトレーニングと言えます。

山登りには元々、↓森林浴の効果もあるので、本当に健康効果が絶大ですね。

もちろん本格的な山登りでなくても、充分な健康効果を得られます。

階段を1段飛ばしで登るのもお勧め

体力がある人は、1段飛ばしで登るのもお勧めです。

もし可能なら2段飛ばしでもOKです。

これらは、片足スクワットをやっているようなものですからね。

でも、くれぐれも無理はしないください。

ウォーキングも正しく行うと、運動効果が高まります。↓

階段ダイエットで痩せない人は食事管理も

いくら「毎日の階段がダイエットや健康に良い」と言っても、多くの人は実践しないのが実状です。

番組でも、加藤さんに「明日から階段を使いますか?」と聞かれた島崎和歌子さんは、「使いません」と答えていました。


そもそもダイエットのためには、食事9割、運動1割というほど、食事が大事です。

※実際には、睡眠やストレスなど休養に関することも大切です。


運動1割は、普段から階段を使うだけで充分ですね。

わざわざジムに行く必要は無いし、一般的なジムに行っても痩せない人は、かなり多いです。

雨で外の階段が使えない時などは、自宅でスクワットや、片足スクワットをやるだけでも充分ですね。


ちなみに坂道が多い地域の人たちは、健康寿命が長いという調査結果もあります。

『長寿な市区町村ランキング 川崎市麻生区、長生きの秘密は「坂道歩き」と「趣味の充実」』

本気で痩せたいならパーソナルジムかオンラインダイエット

以前私が勤務していたライザップで、ダイエットの成功者が続出したのは、徹底した食事管理によるものです。

しかしライザップの費用は最短の2ヵ月コースでも税別で34万8000円なので、この費用が支払えないという人には、安価で食事管理を学ぶことが出来るオンラインダイエットがお勧めです。

↓こちらは、私の指導を受けた方のビフォア・アフターです。


詳しくは、↓こちらをご覧ください。


↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月に発売されました。

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