金森式ダイエットは嘘で失敗する!国や医師が勧めない理由とは?

【元ライザップのトレーナーが解説】

ほとんどの医師が勧めない最大の理由は、金森式ダイエットが、
【国の施策である「健康増進法」や「食育基本法」の趣旨に反しているから】だと思われます。(つまり、健康に悪いから)

近年、レストランや施設で喫煙が厳しくなっているのも、「健康増進法」によるものです。

★国の施策では、↓このようなことを推奨しています。

・1日に3食をとる(特に、朝食の欠食率を減らす)
・野菜類を1日に350g以上とる。
・「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」という5つの料理区分をバランス良く食べる。
・炭水化物の摂取量の割合は50%~65%。
・温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素


★断糖高脂質食ダイエットでは、↓これらを推奨しています。

・食べて良いのは、肉・魚・脂・卵のみで、味付けは塩のみ。
・炭水化物の摂取量の割合は0%。
・野菜や果物は、食べない。
・1日2食以下。
・牛脂。

真っ向対立とも言えるほど、反対の主張ですね。


この記事のポイントは、↓こちらです。

・断糖ダイエットのデメリット
・炭水化物は少な過ぎても、多過ぎても、死亡リスクは上昇する
・国の主張は正しいのか?
・7000万人超の日本人は、厳しい食事制限をせずに太っていない
・厳しく、つらい食事制限のダイエットをする必要は無い
・他に、きつくなく痩せる方法はいくらでもある
・肉食は世界のトレンドに反している

↓私の経歴です。

朝食抜きのデメリット

金森式・断糖高脂質食では、1日に2食以下を推奨しています。

1日2食だと、朝食抜きになる人が多いと思われます。

昔から、ダイエットや健康のために、
「朝食を食べる派」VS「朝食抜き派」の論争は長年続いていますが、国は朝ごはんを食べて1日3食を推奨しています。

なぜなら朝食抜きには、様々なデメリットがあるからです。

キーワードは、↓これらです。

・各種専門の医学会で朝食抜きの危険性を警鐘
・100歳以上の100人のうち、朝食抜きは2%だけ!
・朝食抜きは平均の年収、学力が低い!?
・生活習慣病や肥満などのリスクが高い
・日常的に体調不良になりやすい

上記と一部被りますが、朝食抜きで生じる恐れがある具体的な症状は、

↓こんなにも多いです。

生活習慣病の発症リスク増加、老化促進、肥満、筋肉減少、骨粗鬆症、不眠症、便秘、摂食障害、慢性頭痛、胆石、記憶力低下、疲労蓄積、脱毛、口臭悪化、不定愁訴、月経障害、など。

全てを詳しく書くと、膨大な量になるので、各医学会が警鐘している、【朝食抜きで生じる恐れがある症状】情報源だけ書いておきます。

・整形外科学会は、骨粗鬆症
日本整形外科学会のパンフレット「整形外科シリーズ1 骨粗鬆症」

・脳神経外科学会は、片頭痛
日本脳神経外科学会のサイト「脳神経外科疾患情報ページ」

・日本消化器病学会は、胆石症
日本消化器病学会ガイドライン

その他の情報は、↓こちらをご覧ください。


●朝食抜き派のよくある主張は、↓これらですね。

① 朝食抜きだと、摂取カロリーが減りダイエットになる
② 朝食抜きで胃腸を休ませる、16時間の空腹時間を作ることでオートファジーを活性させる
③ 朝ごはんを食べると午前中に眠くなる。

それぞれの主張の不確かさに関しても、↑先ほどの記事で解説しています。

↓このサイトも様々なエビデンスも紹介していて、とてもわかりやすいです。

農林水産省の【朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの?】

国の主張は正しいのか?

まず日本の肥満率を見てみましょう。

●【日本は世界有数の痩せ大国】

↑この「国立健康・栄養研究所」の資料によると、
・過体重:BMIが「25以上30未満」の人は20.1%
・肥満:BMIが「30以上」の人の割合は3.7%

なので、過体重以上の人の割合は、合計で23.8%です。

つまりBMIが25未満の【標準体型や痩せている人】の割合は、76.2%ということです。


アメリカとメキシコでは、この割合がたったの30%以下です。

この両国は世界でも有数の肥満大国なので、極端に低いですが、OECD(経済協力開発機構)34ヶ国でも46.1%で、日本の76.2%より、かなり少ないですね。

もし肥満:BMIが「30以上」の人の割合3.7%だけで比較すると、日本は極端に低いです。

検索すると、↓このように出てきます。

↑日本の肥満率が4.5%となっていて、先ほどの3.7%と違いますが、これは2008年のデータとのことです。

現在の肥満率は、この時よりも減っているということですね。

日本は世界有数の痩せ大国です。

ランキング下位の国は発展途上国が多く、先進国の中では日本は完全にトップクラスです。

もちろん日本の平均寿命も世界トップクラスです。(健康寿命との乖離は、気になりますが。)

「健康増進法」や「食育基本法」で推進している全てのことを達成しているわけではないですが、
日本の肥満率は下がっているし、平均寿命も伸び続けているので、「一定の成果」以上の、充分な成果が出ている、と評価できると思います。

7千万超の日本人は、極端なダイエットをしてないのに太っていない

次に【太っていない日本人】のうち、【極端なダイエットをしていない人】の人数を推測してみます。

‪先ほど書いた通り、BMIが25未満の【標準体型や痩せている人の割合】は、76.2%です。

計算しやすく、成人が1億人(実際にはもう少し多いです)として計算すると、7620万人ということです。‬


断糖高脂質や月曜断食など、【極端な食事制限のダイエットを頑張って、標準体型以下を保っている人】は、あなたの職場や友達などで、どのくらいの割合でいるでしょうか?

おそらく1%(100人のうち1人)もいないのではないでしょうか?

なお金森式ダイエットのTwitterのフォロワー数は約12万人で、日本の人口の 約0.1%(1000人のうち1人)です。

多く見積もって、100人中で2人の2%で計算してみます。

すると、7620万人の98%である、7467.6万人は、【極端な食事制限をしていない】にもかかわらず、【標準体型か、やせ型を保っている】ということです。


ちなみに、もし極端な食事制限をしている人が8%もいたとしても、【7010万人】ということになります。

なお、BMIが「30以上」の人の肥満の人の割合は3.7%なので、肥満では無い人で計算すると、9000万人以上極端なダイエットをせずに肥満ではない、ということになるでしょうね。

なぜ制限が厳しく、つらいダイエットを選ぶのか?‪

断糖高脂質食や、月曜断食をしている人のツイートや、
『ガチ速“脂”ダイエット』のAmazonのレビューを見ていると、「つらい、きつい、体調を崩した」などと書いている人が、非常に多いです。

「きつくて続かず、やめた」という人も多いです。

もちろん中には、あまり苦痛だと思っていない人もいます。

いわゆる主食と呼ばれている「ごはん、麺、パンなどの炭水化物」を食べないだけでも、ほとんどの人にはキツイことです。


更に断糖高脂質食ダイエットでは、野菜や果物なども食べないことを推奨しています。

糖質を一切とらない【断糖】がつらいことは、誰でも容易に想像がつきますよね。


以前、私が勤務していたライザップでは当時、1日の糖質は、50g程度を目安にしていました。

世間的には、「ライザップの食事制限は厳しい」というイメージが広まっていますが、糖の厳しさは相当なものです。

日本では、7000万人以上も【極端な食事制限をしていない】にもかかわず【標準体型かやせ型を保っている】のに、
なぜ断糖高脂質という、厳しく、つらく、リスキーなダイエットを選ぶのでしょうか?‬

おそらく、↓このような理由からだと思います。
・「ダイエットは厳しいものだ」と、間違った思い込みをしている
・一発逆転のダイエットを狙っている
・短期間で痩せようとしている

ひとことで言えば、厳しい制限をしなくても痩せられる「正しいダイエット方法を知らないから」だと思います。


‪ダイエットの参考にするなら‬、‪【〇ヵ月で●㎏痩せた】‬など‪という人のダイエット方法よりも‬、

‪7千万人以上もいる‬‪【厳しい制限をせずに、日常的に太っていない人達】‬‪の食事や生活習慣を真似する方が‬、‪きつくなく、手軽に、痩せた状態をキープできると思いませんか?


芸能人でも、【肥満体型から少し痩せて話題になった人】のダイエット方法よりも、
【理想的な体型を長年キープしている人】の生活習慣の方が、参考になります。

例えば、ローラさんや、郷ひろみさんなどの食事や生活習慣は、断糖のような極端な方法と違って、多くの人にとって参考になる点が多いです。↓



●【短期間で体重を減らすほど凄い】‬は、間違い!

‪ネットやテレビなど、芸能人のダイエット情報で、よく【●ヵ月で、〇㎏痩せた!】などと、「短期間で大幅に減らすほど、良い・凄い」と思わせるようなタイトルの記事がありますが、これは大間違いです。

短期間で減るほど、体への負担が大きく、健康を害したり、リバウンドする恐れも高いです。

↓このように、極端なダイエットで体調不良や、摂食障害などになった経験を話し、過激なダイエットに警鐘を鳴らしている人達も多いです。

金森式は筋肉が減って将来、若くして寝たきりになる!?

間違ったダイエットによるリバウンドのダメージは、非常に大きいです。

リバウンドして、【体重や体型が元通りに戻るだけ】なら、まだ良いです。

しかし【極端なダイエット】をすると、体重が、以前と同じに戻ったとしても、以前より【筋肉が減り、体脂肪が増え、骨がボロボロ】などという状態になりやすいです。


そして「将来、寝たきりになる」時期が早まります。

一般的な人で、毎年1%の筋肉が減っていき、将来どこかのラインで寝たきりになってしまいます。↓

↓このようなタイトルの本があります。
寝たきり老人になりたくないなら ダイエットはおやめなさい――「筋肉減らし」が老いの原因だった

本によると、【極端なダイエットをすると、わずか3ヵ月の間違ったダイエットで、5%もの筋肉が減る】こともあると、わかったそうです。

通常だと1年に1%ずつ減っていくので、5年分の筋肉量を一気に減らしてしまったということです。

まさしく、この本のタイトル通りですね。

詳しくは、↓こちらの記事をご覧ください。

金森式ダイエットでは、「筋肉は減らない」と主張していますが、すぐに鵜呑みにするのではなく、様々な情報を調べることを強くお勧めします。

ちなみに【月曜断食】も、つらくても頑張っている人が多いようですが、高確率でリバウンドし、筋肉が減り、将来寝たきりになるのが早まる恐れが高いので、やらない方が良いです。



●【大事なのは、体重より徐脂肪体重】

体重の変化よりも、徐脂肪体重の変化を重要視しましょう。↓

例えば体重100kg、体脂肪率40%の人は、体脂肪量が40kgで、
徐脂肪体重は100kg - 40kg = 60kgです。

もしこの人がダイエットをして、70kg、体脂肪率30%になると、体脂肪量は21kgで徐脂肪体重は49kgということです。

計算上では、体脂肪が19kg減り、徐脂肪体重が11kg減った、ということですね。

ダイエットをすると、最低限の徐脂肪体重も減ってしまうことが多いですが、この減り幅を出来るだけ最小限に抑えることが重要です。


そのためには、長期間かけて、体脂肪を少しずつ落とすことがお勧めです。

長期間続けるためには、厳しい、極端な食事制限はしない方が良いです。

短期間で大幅減量すると【皮あまり】も起きやすいです。

糖質を減らし過ぎると死亡リスクが高まる

断糖をしている人や、検討している人は、おそらくまだ、↓この情報を知らないのだと思われます。

2019年11月24日放送の 『NHKスペシャル 食の起源 第1集「ご飯」~健康長寿の敵か?味方か?~』

重要なポイントは、↓これらです。

「最も死亡率が低い糖質の摂取量」は全カロリーの50%~55%
・古代人類の主食は肉ではなかった!?
・長期間続けると体によくない?低糖質ダイエット
日本人はご飯などのデンプンを食べてもインスリンが出過ぎず、太りにくい人が多い
日本人は主食にご飯を選び、食べ続けたことで、「太りにくい遺伝子」を獲得。 さらに、「健康を守る腸内細菌」まで授かった。
・どんな糖質を選ぶかが大切。 ご飯と砂糖は、同じ糖質でも全く別物。


最重要ポイントは、
・「最も死亡率が低い糖質の摂取量」は全カロリーの50%~55%
ですね。

↓先ほどの解説記事からのスクリーンショットです。

糖質の量が少なすぎるのは、糖質の量が多いよりも、ずっと死亡率が高いです。

なお断糖高脂質食ダイエットは、海外の論文を多く参考にしているように見受けられます。

しかし番組の内容を見ると、日本人やアジア人特有の事柄も多いようで、欧米の論文は、参考程度だけにとらえるのが良いと思います。

また2020年12月07日付けで、↓このような記事がありました。

【日本人に「低炭水化物ダイエット」は効果がある? 糖尿病の食事療法としては勧められる?】

この記事のポイントは、↓この3点ですね。

日本人を対象に「低炭水化物ダイエット」の効果を調べた研究は少なかった。
・炭水化物は少な過ぎても、多過ぎても、死亡リスクは上昇。
・炭水化物を減らすときは、脂質・タンパク質は植物性を摂ると好ましい影響が。

やはり金森式は、特に日本人は、やらない方が良いでしょうね。

糖質制限のやりすぎで更年期障害の悪化に!

2020年8月12日にNHKで放送された『きょうの健康』という番組は「男性の更年期障害」がテーマでした。

「男性の更年期障害や、泌尿器のがん手術など男性医学のスペシャリスト」と紹介されていた方が、↓このように注意していました。

・「テストステロンを出すには糖質が必要不可欠」
・「糖質制限をやりすぎるのは良くない」

後述しますが、↑運動も大事です。 「糖質が不可欠」と右側の下から2番目↑に載っています。

糖質制限のやりすぎは、更年期障害だけでなく、新型栄養失調になって、あらゆる病気になりやすいです。



●【適切な糖質量は?】

普段から糖質をとり過ぎている人は、適切量まで減らすと良いのですが、「断糖」や、1日50g以内などの「厳しい糖質制限」はお勧めしません。

ロカボ(ローカーボ:緩やかな糖質制限)を最低ラインの量にして、各自で日々観察しながら、適切量を見極めるのがお勧めです。

ロカボの目安は、1日に糖質が70g~130gで、内訳は↓この通りです。

・1食あたり20g~40g。 
・これを3食で60g~120g。
・更に間食で10g程度。

↑これで、合計70g~130gということです。

※適切量は、体格、活動強度、運動量、筋肉量などによって、個人差があります。

↓関連記事です。

野菜や果物の摂取量が少ないほど死亡率が高い

金森式・断糖高脂質食では、基本的に野菜の摂取を推奨していません。

↓こちらは、「野菜や果物の合計摂取量と総死亡率の関係」のグラフです。

摂取量が少ないほど、死亡率が高い事が明らかです。

そして350gから400g以上を摂ると、死亡率が下げ止まっています。

国で、350g以上を目指しているのは、↑このデータが根拠になっているようです。

この件など、様々な研究論文の正しい読み取り方を知るためには、↓この『データ栄養学のすすめ』という本がお勧めです。

https://amzn.to/2Y8jaJ3

2020年8月16日時点で、カスタマーレビューは、星5つ中の4.4と高評価です。

私が知っている方で、肥満外来でも勤務している総合内科&糖尿病専門医は、

「断糖高脂質食ダイエットや、月曜断食などは、医学の知識がない人が、自説に都合が良い論文を集めた、まとめサイト的なダイエット方法です。健康に悪い食事習慣です。」

と解説しています。

先ほどの本を読むと、金森式ダイエットが、都合の良い論文を集めていることが、よくわかります。



●【食物繊維を摂らないデメリット】

断糖高脂質食ダイエットでは、野菜や果物を食べないことを推奨しているので、食物繊維の摂取量も極めて低くなります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、食物繊維の1日の摂取目標量を

・女性18 g以上
・男性21 g以上

と定めています。↓(ともに18~64歳の場合)

2020年6月4日のNHK『今日の健康』では、食物繊維の役割を、↓このように紹介していました。

・人体に有害な物質の吸収を妨げ、便として排泄させる働き
・糖尿病、動脈硬化、高血圧など生活習慣病の予防に役立っている

厚生労働省は「食物繊維の摂取量が少ないと、生活習慣病になりやすい」と言っている、ということですね。

なお食物繊維は、サプリメントからではなく【自然な食品そのものから摂ること】が大事です。

緑黄色野菜から【特定の栄養素を取り出して摂取しても、健康効果は得られなかった】という研究結果も多いです。


また野菜などから、未発見の成分が毎年発見されていて【欧米のセレブが愛用している新スーパーフード】などと、よく話題になっていますね。(良し悪しですが)

↓食物繊維の重要性が分かる記事です。



●【国の言うことは、どの程度信用できるのか?】

全ての物事において、「国の言うことは100 %正しい」とは、私は思っていません。

特に今回の新型コロナでの、↓これらの対応は、本当に酷かったと思います。

・アベノマスク配布
・給付金の遅れ
・Go Toキャンペーン関連の出来事

しかし、これはあくまで未知の新型ウイルスに関することです。

長年、研究されている食事に関しては「日本人の肥満率は世界有数の低さで、更に下がっている」ことなどからも、信用度は高いと思って良いです。

昔は「卵は1日に1個まで」と言われていましたが、2015年の厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」からは、個数の上限が撤廃されました。

このように、信用度が高く新しい情報が出てくると、国の方針も柔軟に対応しています。

もし万が一、「断糖高脂質食が、危険性が無く、健康やダイエットに良い」ということが明らかになったら、卵の制限個数が変わったのと同様に、国の方針も変わると思われます。


きつい断糖ダイエットに取り組むのは、それからでも遅くないと思います。

なんと言っても、7千万人以上の日本人が、【厳しい食事制限をせずに、標準体型か、やせ型の体型を保っている】のですからね。

ちなみに卵に関しては、私が最近読んだ本によると「それでも個人差があるので【人によっては、1日1個までにしておくのが良い】」

と書かれていました。

またダイエットや健康に関して、「全ての医師の言うことが必ず正しい」ということは、もちろん無いですよね。

1日に3食を勧める医師もいれば、2食以下を勧める医師もいるし、極端なダイエット方法を勧めている医師もいますからね。

金森式ダイエットで良い点は?

↓この2点に関しては、良いと思います。

①砂糖・小麦粉が使われてる、いわゆるお菓子は食べない。
②オメガ3などの良質な脂質は、積極的に摂る。

でも①のお菓子に関しては、もし好物であれば、禁止までする必要は無いと思います。

禁止すると、ストレスがたまり反動で暴食する可能性が高まります。

「一切食べなくてもストレスが完全にゼロ」なら、食べないのが良いですけどね。


ただ、栄養バランスが良い食事をすることで、自然とお菓子や甘い物への欲求が減ることも、よくあります。

栄養バランスが悪いと、↓このように食欲が増してしまいます。

栄養バランスを良くするために、具体的でわかりやすい例が「まごわやさしい」です。

これは、食べ物をいくつかの食品群に分けて、頭文字を繋げた語呂合わせです。↓

・ま:まめ   豆製品…大豆・小豆・味噌・豆腐・納豆など
・ご:ごま   ごまなどの種実類…ごま、ナッツなど
・わ:わかめ  海藻類…わかめ、ひじき、海苔・もずくなど
・や:やさい  野菜類…色が濃い緑黄色野菜だと理想的
・さ:さかな  魚など魚介類…切り身の他、小魚や貝類など丸ごと食べられるものなども
・し:しいたけ きのこ類…しいたけ、舞茸、マッシュルームなど
・い:いも   イモ類…山芋、ジャガイモ、サトイモなど

これらの食品群をバランス良く食べると、自然と栄養バランスも良くなるということです。

現代の日本人は特に、【わ:海藻類】、【や:野菜類】、【さ:魚介類】、【し:きのこ類】などが不足しがちなので、これらを意識して、多く食べるのがお勧めです。

金森式ダイエットは、これらが少なくて全くダメということです。



●【制限が多いダイエットほどリバウンドする】

【〇〇禁止!】 【〇〇もダメ!】などと、制限が多いダイエット方法ほどストレスがたまり、長続きせず、我慢の反動で暴食に繋がり、リバウンドしやすいです。

金森式ダイエットは、あまりにも制限が多過ぎます。

リバウンドすると、以前より太りやすい体質になるだけでなく、自尊心や自己肯定感が減ってしまうというデメリットも大きいです。

ストレスの反動で暴食しないためには、チートデイを活用するのも一つの方法です。↓

また高価なお菓子を選ぶこともお勧めです。

↓理由は、これらです。

・ダラダラと「ながら食い」でなく、よく味わって食べることになる
・高価だと暴飲暴食しにくい
・身体に良い材料が使われている傾向がある

ダイエットは一生続く生活習慣

ダイエットは【期間限定のイベント】ではなく、一生続く生活習慣です。

金森式ダイエットを一生続けられる人は、かなり少ないでしょうし、もし数年間続けると代謝・筋肉の減少や体調不良が恐ろしいです。

短期間だけ頑張っても、食事や生活習慣を戻せば、体重や体型も元に戻ります。

これは運動に関しても同じです。↓



●【ダイエットに運動は必要か?】

断糖高脂質食ダイエットでは「運動は不必要」とアピールしているようにも見受けられます。

Twitterで断糖ダイエットをしている人を見ていたら、「意地でも運動をしない」という極端な人もいました。

ダイエットには、【運動よりも食事改善の方が重要】であることは確かですが、
「怪我や病気で、運動が一切出来ない」、など特別な理由が無ければ、徐々にでも運動も取り入れる方が、確実に良いです。

運動は、直接的な体脂肪燃焼効果(1度の運動では微々たるものです)だけでなく、
ストレス解消、自律神経を整える、睡眠の質向上、美肌、若返り効果、など様々なメリットがあります。

よほど運動が嫌いな人なら、無理に運動をする必要はないですが、激しい運動ではなく、散歩程度でも構わないので、まずは試してみるのがお勧めです。

もちろん健康増進法でも運動を推奨していて、

・1日の歩数
・運動習慣者の割合

などの増加を目指しています。

運動もせず、金森式のような極端なダイエットをしていたら、筋肉減少を速めて将来、若くして要介護になる可能性が高いです。↓

金森式高脂質食は、環境問題・ヴィーガン食の世界トレンドと逆行!

金森式の代名詞とも言えるのが【牛脂】です。

しかし近年、【地球環境を守るために肉食をやめる】という人が、世界的に急増しています。

「環境問題 ヴィーガン」と検索すると、↓このようなサイトが上位表示されます。


↓右側は、「肉食 環境」でニュースを検索したものです。

「肉食で環境破壊?」という記事が最初に出ています。↓

「肉を食べることは時代遅れの慣習」という見出しもあります。

これはどういうことなのか、わかるでしょうか?

↓世界のメタン発生源で、最も割合が多い要因は牛です。
【世界のメタンの発生源 牛のゲップが主要因なのか】

2020年07月28日付けの東京新聞では、
【バカにできない?肉の生産で出る温室効果ガス】という記事があります。↓

やはり牛肉のことが大きく描かれています。↑

ゲップだけでなく生産や輸送も大きな要因です。

この件を理解するのにお勧めなのが『中田敦彦のYouTube大学』の2020/09/24の動画です。

【ヴィーガン①】世界中のセレブやスポーツ選手が注目している完全菜食主義

・ヴィーガンは最先端のカルチャー&ビジネス
・温室効果ガス排出の最大の原因は牛
・牛肉を作る必要はない
・飢餓を生んでいるのは畜産業

などとインパクトがあることが紹介されています。

詳しくは、↓実際の動画をどうぞ。

↑【ヴィーガン①】世界中のセレブやスポーツ選手が注目している完全菜食主義

↓【ヴィーガン②】日本人は元々ベジタリアンだった

中田さんは、【1日1食のヴィーガン生活】を始めています。↓

健康の面では1日1食は勧めないですが、ヴィーガン生活を試しに?やってみるのは良いと思います。

金森式の信者は、牛脂と言っても「牧草のみで飼育されているグラスフェッドビーフの牛脂なら、環境への負荷は少ない!」

などと言いそうですが、この記事を読んだ方はどのように思うでしょうか?

2020年12月8日のNHK NEWS WEBで、↓このような記事がありました。
【2050年の“脱炭素” 再生可能エネルギー普及の現在地は】

↑日本でも世界でも、温室効果ガスの排出ゼロを目標にしています。

先ほど紹介した東京新聞の【バカにできない?肉の生産で出る温室効果ガス】

でも、↓牛肉と温室効果ガスについて触れています。

世界では、大豆などを使った代替肉が急速に増えています。

日本でも、↓様々な方面で急拡大しています。

・セブン&アイ・ホールディングス
・焼肉ライクなどの焼肉店
・日本ハムや伊藤ハムなどのメーカー各社

金森式ダイエットは、完全に時代の流れに逆行しています。

健康の面で悪いだけでなく、環境問題や世界の飢餓にも悪影響を与える「最悪の方法」と言っても、過言ではないかもしれませんね。



なお2021年1月26日の【中田敦彦のYouTube大学】で紹介している【半日断食・16時間ダイエット】は、金森式と同様に、筋肉や代謝が減りやすいので、安易にやってはいけません。

まとめ

・断糖高脂質食ダイエットは、国の方針とかけ離れている。
・断糖は様々な面で、健康を害する恐れがある。
・7000万人以上の日本人は、厳しい食事制限をしていないのに太っていない。
・健康を害するリスクを冒し、更にきつく、つらい食事制限をする必要はない。
・他にいくらでも、安全で、きつくないダイエット方法がある。
・金森式高脂質食は、環境問題・ヴィーガン食の世界トレンドと逆行している。

などが、この記事のまとめです。



2021年2月20日の『メレンゲの気持ち』で、お笑い芸人「かまいたち」の山内さんが金森式ダイエットで、やつれた(痩せたのではない)ということを紹介していました。↓


↑運動無しや、「肉や乳製品はどれだけ食べても良い」などという、明らかに「健康に悪いこと」を話していて、真似をして、健康被害を起こす人が出てくることが危惧されます。

山内さんが以前YouTubeでダイエットの動画を投稿した時に、先輩芸人の「なかやまきんに君」が、ダメだしをしています。↓

安全で、きつくないダイエット方法で、私がお勧めするのは、↓こちらの方法です。

短期的なダイエットで体重が減っても、習慣が変わらなければ、ほぼ100%リバウンドするだけです。



最後に、断糖高脂質食ダイエットの公式サイト↓(?)の「ご利用規約」という欄に書かれていることを紹介しておきます。


ご利用規約

このメソッドはこれまでの常識とはかけ離れたものであり、決して万人に効果が出ることを保証するものではありません。食生活や生活習慣の変更が身体に与える影響や効果には特定の疾病の有無などにより個人差があります。もしも実践する場合は、ご自身で入念にリサーチしたうえ、自己責任で試していただくようお願いします。
何らかの異常や体調不良を感じた場合には、第三者の医師、医療機関などにご相談下さい。妊娠、疾病等により医師の治療・指導等を受けている方、もしくはその可能性がある方も同様です。


とのことです。

ここに書かれている通り、入念にリサーチしてみたところ、私の場合はこの記事で書いた結論に至りました。

あくまで私個人の考えなので、もちろん「全て正しい」という確証はありません。

でも理にかなっている、という自負はあります。


この記事をしっかりと読んで、それでも「断糖高脂質食ダイエットをしてみたい」という人は、ほとんどいないとは思いますが、もしいたら、入念に調べることをお勧めします。

↑先ほどの利用規約に書かれている通り、自己責任ですからね。

なお、記事の中でも一度紹介しましたが、
『ガチ速“脂”ダイエット』のAmazonのレビューを読むだけでも、実践しようと思う人は、ほとんどいないと思います。

また金森氏は、最近はNMNという高額な若返りサプリ?を手掛けているようです。

断糖高脂質食や牛脂よりは、時代の流れに沿っているとは思いますが、まだまだ未知の物です。↓

なお私は、↓Twitterでもダイエット情報を日々発信しています。

-10kg以上の成功も続出!LINEで受けるNo.1ダイエット指導─プレズ<Plez>