断糖高脂質の金森式ダイエットは危険! 失敗して痩せないだけでなく死亡率を高める!

※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!

真っ当な医師や栄養士、トレーナーなどで金森式ダイエットを勧める人はいません。

理由は、金森式ダイエットは「痩せないだけでなく、健康に悪すぎるから」です。


確かに、始めは体重が落ちることがありますが、筋肉が減り体調も崩すので結局リバウンドします。

もし我慢して続けると、ドンドン「太りやすい体」になっていきます。

危険なので、やってはいけないエセダイエット法です。


この記事のポイントは、↓こちらです。
・金森式ダイエットは、将来若くして寝たきり状態になる
・断糖高脂質食は、国が推奨する食事に反している
・金森式をやると、寿命が縮む
・きつくなく健康的に痩せる方法は、他にいくらでもある
・肉食は世界のトレンドに反している

私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。

↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月に発売されました。

↓私の経歴です。

※本ページは広告やPRなどが含まれています。

金森式は国の方針に反している

近年、レストランや施設で喫煙が厳しくなっているのは、「健康増進法」によるものです。

★国の施策では、↓このようなことを推奨しています。

・1日に3食をとる(特に朝食の欠食率を減らす)
・野菜類を1日に350g以上とる。
・「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」という5つの料理区分をバランス良く食べる。
・炭水化物の摂取量の割合は50%~65%。
・温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素


★そして金森式ダイエットでは、↓これらを推奨しています。
・食べて良いのは、肉・魚・脂・卵のみで、味付けは塩のみ。
・炭水化物の摂取量の割合は0%。
・野菜や果物は、食べない。
・1日2食以下。
・牛脂。

金森式ダイエットは、例えば「喫煙は体に良いから、皆バンバン吸おうぜ!」などと言っているようなものです。

朝食抜きのデメリット

金森式・断糖高脂質食では、1日に2食以下を推奨しています。

1日2食だと、朝食抜きになる人が多いですね。

しかし国は、1日3食を推奨しています。

なぜなら朝食抜きや1日2食には、様々なデメリットがあるからです。

キーワードは、↓これらです。

・各種専門の医学会で朝食抜きの危険性を警鐘
・100歳以上の100人のうち、朝食抜きは2%だけ!
・朝食抜きは平均の年収、学力が低い!?
・生活習慣病や肥満などのリスクが高い
・日常的に体調不良になりやすい


上記と一部被りますが、朝食抜きで生じる恐れがある具体的な症状は、↓こんなにも多いです。

生活習慣病の発症リスク増加、老化促進、肥満、筋肉減少、骨粗鬆症、不眠症、便秘、摂食障害、慢性頭痛、胆石、記憶力低下、疲労蓄積、脱毛、口臭悪化、不定愁訴、月経障害、など。

全てを詳しく書くと多すぎるので、各医学会が警鐘している、【朝食抜きで生じる恐れがある症状】情報源だけ書いておきます。

・整形外科学会は、骨粗鬆症
日本整形外科学会のパンフレット「整形外科シリーズ1 骨粗鬆症」

・脳神経外科学会は、片頭痛
日本脳神経外科学会のサイト「脳神経外科疾患情報ページ」

・日本消化器病学会は、胆石症
日本消化器病学会ガイドライン

その他の情報は、↓こちらをご覧ください。

↓このサイトも様々なエビデンスも紹介していて、とてもわかりやすいです。
農林水産省の【朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの?】

国の主張は正しいのか?

日本は世界有数の痩せ大国です。

「国立健康・栄養研究所」の資料によると、日本では太っている人が明らかに少ないことが分かります。


↓また2008年のデータでは、日本の肥満率が4.5%とのことです。

↑日本の肥満率は166位でしたが、もっと下位の国は発展途上国が多く、貧困でやつれているところが多いです。

もちろん日本の平均寿命も世界トップクラスです。(健康寿命との乖離は気になりますが)

総合的に見て、国が示す健康の基準は充分な成果が出ている、と評価できると思います。


なお私も「国の言うことは、全てにおいて100 %正しい」とは思っていません。

特に新型コロナでの初期の↓これらの対応は、酷かったと思います。

・アベノマスク配布
・給付金の遅れ
・Go Toキャンペーン関連の出来事

しかし、これはあくまで未知の新型ウイルスに関することです。

長年、研究されている食事に関しては、信用度が高いです。


そして国は新しい情報が明らかになれば、修正しています。

例えば昔は「卵は1日に1個まで」と言われていましたが、2015年版の厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、個数の上限が撤廃されました。

更に、2020年版の「日本人の食事摂取基準」では、脂質異常症の重症化予防を目的に【コレステロールを200mg/日未満】に留めることが望ましいと、新たに記載されました。

ちなみに平均的な大きさの卵1個のコレステロール量は250mgです。


このように、信用度が高く新しい情報が出てくると、国の方針も柔軟に対応しています。

しかし「断糖高脂質食が健康やダイエットに良い」と国が方針を変えることは、ずっと起きないでしょうけどね。

金森式ダイエットはツラいのに痩せない‪

断糖高脂質食をしている人のツイートや、『ガチ速“脂”ダイエット』のAmazonのレビューを見ていると、「つらい、きつい、体調を崩した」などと書いている人が、非常に多いです。

「きつくて続かず、やめた」という人も多いですが、それだけでなく、健康診断の数値が悪くなる人もいます。


いわゆる主食と呼ばれている「ごはん、麺、パンなどの炭水化物」を食べないだけでも、ほとんどの人にはキツイことです。

更に断糖高脂質食ダイエットでは、野菜や果物なども食べないことを推奨しています。

糖質を一切とらない【断糖】がつらいことは、誰でも容易に想像がつきますよね。


以前、私が勤務していたライザップでは、「1日の糖質は50g程度が目安」としていました。

世間的には、「ライザップの食事制限は厳しい」というイメージが広まっていますが、断糖の厳しさは相当なものです。

精神的にきついだけでなく、体が不調になるツラさも加わるのですからね。


日本では、大多数の人が【極端な食事制限をしていない】のにもかかわず【標準体型か、やせ型】を保っています。

‪それなのに、なぜ断糖高脂質という、厳しく、つらく、リスキーなダイエットを選ぶのでしょうか?‬

おそらく、↓このような理由からだと思います。
・「ダイエットは厳しいものだ」と、間違った思い込みをしている
・一発逆転のダイエットを狙っている
・短期間で痩せようとしている

ひとことで言えば、厳しい制限をしなくても痩せられる「正しいダイエット方法を知らないから」だと思います。

‪ダイエットの参考にするなら‬、‪【〇ヵ月で●㎏痩せた】‬など‪というSNSのエセダイエット法よりも‬、

日本人の大多数である‬‪【厳しい制限をせずに、日常的に太っていない人達】‬‪の食事や生活習慣を真似する方が‬、‪きつくなく、手軽に、痩せた状態をキープできると思いませんか?


●【短期間で体重を減らすほど凄い】‬は、間違い!

‪ダイエットでは「短期間で大幅に減らすほど良い」という風潮がありますが、これは大間違いです。

短期間で減るほど、体への負担が大きく、健康を害したり、リバウンドする恐れも高いです。

↓このように、極端なダイエットで体調不良や、摂食障害などになった経験を話し、過激なダイエットに警鐘を鳴らしている人達もいます。

金森式で筋肉が減り、若くして寝たきりに

間違ったダイエットによって、リバウンドして【体重や体型が元通りに戻るだけ】なら、まだ良いです。

しかし酷い場合は、前と同じ体重に戻ったとしても、以前より【筋肉が減り、体脂肪が増え、骨がボロボロ】などという状態になります。

一般的な人で、毎年1%の筋肉が減っていきます。

↑筋肉が減ると、将来、寝たきりになりやすいです。


↓このようなタイトルの本があります。
寝たきり老人になりたくないなら ダイエットはおやめなさい――「筋肉減らし」が老いの原因だった

本によると、【極端なダイエットをすると、わずか3ヵ月の間違ったダイエットで、5%もの筋肉が減る】こともあると、わかったそうです。

通常だと1年に1%ずつ減っていくので、5年分の筋肉量を一気に減らしてしまったということです。

まさしく、この本のタイトル通りですね。

詳しくは、↓こちらの記事をご覧ください。


金森式ダイエットでは「筋肉は減らない」と主張していますが、実際に減っている人が大勢います。



●【大事なのは、体重より徐脂肪体重】

ダイエットでは体重の変化よりも、徐脂肪体重の変化を重要視しましょう。↓

例えば体重100kg、体脂肪率40%の人は、体脂肪量が40kgで、
徐脂肪体重は100kg - 40kg = 60kg です。

もしこの人がダイエットをして、70kg、体脂肪率30%になると、体脂肪量は21kgで徐脂肪体重は49kgということです。

計算上では、体脂肪が19kg減り、徐脂肪体重が11kg減った、ということですね。

ダイエットをすると、最低限の徐脂肪体重も減ってしまうことが多いですが、この減り幅を出来るだけ最小限に抑えることが重要です。

そのためには、長期間かけて、体脂肪を少しずつ落とすことが大切です。


長期間続けるためにも、金森式のような厳しい食事制限はしない方が良いです。

また短期間で大幅減量すると【皮あまり】も起きやすいです。

糖質を減らし過ぎると死亡リスクが高まる

金森式ダイエットは、死亡リスクを高めます。

2019年11月24日に放送された 『NHKスペシャル 食の起源 第1集「ご飯」~健康長寿の敵か?味方か?~』の内容を紹介します。

ポイントは、↓これらです。

・古代人類の主食は肉ではなかった!?
・低糖質ダイエットを長期間続けると体によくない
・日本人はご飯などのデンプンを食べてもインスリンが出過ぎず、太りにくい人が多い
・日本人は主食にご飯を選び、食べ続けたことで「太りにくい遺伝子」を獲得。更に「健康を守る腸内細菌」まで授かった。
・どんな糖質を選ぶかが大切。ご飯と砂糖は同じ糖質でも全く別物。

最重要ポイントは、「最も死亡率が低い糖質の摂取量」は全カロリーの50%~55%、ということです。

↓先ほどの解説記事からのスクリーンショットです。(記事は既に削除されたようです)

糖質の量が少なすぎるのは、糖質の量が多いよりも、ずっと死亡率が高いです。


なお断糖高脂質食ダイエットは、海外の論文を多く参考にしているように見受けられます。

しかし番組の内容を見ると、日本人やアジア人特有の事柄も多いようで、欧米の論文は参考程度だけにとらえるのが良いと思います。


また2020年12月07日付けで、↓このような記事がありました。

【日本人に「低炭水化物ダイエット」は効果がある? 糖尿病の食事療法としては勧められる?】

この記事のポイントは、↓この3点です。

・炭水化物は少な過ぎても、多過ぎても、死亡リスクは上昇。
・炭水化物を減らすときは、脂質・タンパク質は植物性を摂ると好ましい影響が。

やはり特に日本人は、金森式をやらない方が良いでしょうね。

実際には日本人だけでなく、全ての人がやらない方が良いでしょうけどね。↓

適切な糖質量は?

普段から糖質をとり過ぎている人は、適切量まで減らせば良いだけの話です。

「断糖」や、1日50g以内などにするのは、減らし過ぎです。

国の推奨基準では、↓炭水化物を50~65%摂取することを推奨しています。

先ほど、「最も死亡率が低い糖質の摂取量」は全カロリーの50%~55%、と紹介しましたが、国が推奨する範囲内の割合ですね。

↓関連記事です。

野菜や果物の摂取量が少ないと死亡率が高い

金森式ダイエットでは、基本的に野菜の摂取を推奨していません。

↓こちらは、「野菜や果物の合計摂取量と総死亡率の関係」のグラフです。

摂取量が少ないほど、死亡率が高い事が明らかです。

そして350gから400g以上を摂ると、死亡率が下げ止まっています。

国で350g以上を目指しているのは、↑このデータが根拠になっているようです。


様々な研究論文の正しい読み取り方を知るには、↓この『データ栄養学のすすめ』という本がお勧めです。

https://amzn.to/2Y8jaJ3

2023年4月時点で、カスタマーレビューは、星5つ中の4.4と高評価です。


また私が知っている方で、肥満外来でも勤務している総合内科&糖尿病専門医は、

「金森式や月曜断食などは、医学の知識がない人が自説に都合が良い論文を集めただけで、健康に悪い食事習慣」と解説しています。

先ほどの本を読んでも、金森式ダイエットが、都合の良い論文を集めていることが、よくわかります。



●【食物繊維を摂らないことのデメリット】

断糖高脂質食ダイエットでは、野菜や果物を食べないことを推奨しているので、食物繊維の摂取量も極めて低くなります。

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、食物繊維の1日の摂取目標量を「女性18 g以上」「男性21 g以上」と定めています。
↓(ともに18~64歳の場合)


2020年6月に放送されたNHK『今日の健康』では、食物繊維の役割を、↓このように紹介していました。

・人体に有害な物質の吸収を妨げ、便として排泄させる働き
・糖尿病、動脈硬化、高血圧など生活習慣病の予防に役立っている

厚生労働省は「食物繊維の摂取量が少ないと、生活習慣病になりやすい」と言っている、ということですね。


なお食物繊維は、サプリメントからではなく【自然な食品そのものから摂ること】が大事です。

緑黄色野菜から【特定の栄養素を取り出して摂取しても、健康効果は得られなかった】という研究結果も多いです。


また野菜などから、未発見の成分が毎年発見されていて【欧米のセレブが愛用している新スーパーフード】などと、よく話題になっていますね。(良し悪しですが)

↓食物繊維の重要性が分かる記事です。

金森式ダイエットで良い点は?

↓この2点に関してだけは、良いことです。

①砂糖・小麦粉が使われてる、いわゆるお菓子は食べない。
②オメガ3などの良質な脂質は、積極的に摂る。

でも①のお菓子に関しては、もし好物であれば、禁止までする必要はありません。

禁止すると、ストレスがたまり反動で暴食する可能性が高まります。

「一切食べなくてもストレスが完全にゼロ」なら、食べないのが良いですけどね。


なお甘い物やお菓子が大好物なら、高価なお菓子を選ぶのもお勧めです。

↓理由は、これらです。

・ダラダラと「ながら食い」でなく、よく味わって食べることになる
・高価だと暴飲暴食しにくい
・身体に良い材料が使われている傾向がある


ただ最も大切なのは、3食で栄養バランスを整えることです。

栄養バランスが良くなることで、自然とお菓子や甘い物への欲求が減ることも、よくあります。

バランスが悪いと、↓このように食欲が増してしまいます。

栄養バランスを良くするために、具体的でわかりやすい例が「まごわやさしい」です。

これは、食べ物をいくつかの食品群に分けて、頭文字を繋げた語呂合わせです。↓

・ま:まめ   豆製品…大豆・小豆・味噌・豆腐・納豆など
・ご:ごま   ごまなどの種実類…ごま、ナッツなど
・わ:わかめ  海藻類…わかめ、ひじき、海苔・もずくなど
・や:やさい  野菜類…色が濃い緑黄色野菜だと理想的
・さ:さかな  魚など魚介類…切り身の他、小魚や貝類など丸ごと食べられるものなども
・し:しいたけ きのこ類…しいたけ、舞茸、マッシュルームなど
・い:いも   イモ類…山芋、ジャガイモ、サトイモなど

これらの食品群をバランス良く食べると、自然と栄養バランスも良くなるということです。

現代の日本人は特に、【わ:海藻類】、【や:野菜類】、【さ:魚介類】、【し:きのこ類】などが不足しがちなので、これらを意識して食べることが大切です。

金森式ダイエットは、これらが少ないことからも、全くダメと言えます。

ダイエットは一生続く生活習慣

ダイエットは【期間限定のイベント】ではなく、一生続く生活習慣です。

これは食事だけでなく、運動に関しても言えます。

●【ダイエットに運動は必要か?】

断糖高脂質食ダイエットでは「運動は不必要」とアピールしているようにも見受けられます。

Twitterで断糖ダイエットをしている人を見ていたら、「意地でも運動をしない」という極端な人もいました。


ダイエットには、【運動よりも食事改善の方が影響が大きい】ことは確かですが、
「怪我や病気で、運動が一切出来ない」、など特別な理由が無ければ、徐々にでも運動も取り入れる方が確実に良いです。

運動は、直接的な体脂肪燃焼効果(1度の運動では微々たるものです)だけでなく、
ストレス解消、自律神経を整える、睡眠の質向上、美肌、若返り効果、など様々なメリットがあります。

もちろん健康増進法でも運動を推奨していて、「1日の歩数」や「運動習慣者の割合」などの増加を目指しています。

運動もせず、金森式のような嘘ダイエットをしていたら、将来、若くして要介護になる可能性が益々、高くなります。↓

金森式高脂質食は世界のトレンドと逆行

金森式ダイエットの代名詞とも言えるのが【牛脂】です。

しかし近年、【地球環境を守るために肉食をやめる】という人が、世界的に急増しています。

「肉食で環境破壊」「肉を食べることは時代遅れの慣習」などという意見も増えてきています。


↓世界のメタン発生源で、最も割合が多い要因は牛です。
【世界のメタンの発生源 牛のゲップが主要因なのか】

2020年07月28日付けの東京新聞では、
【バカにできない?肉の生産で出る温室効果ガス】という記事があります。↓

やはり牛肉のことが大きく描かれています。↑


この件を理解するのにお勧めなのが『中田敦彦のYouTube大学』の2020/09/24の動画です。

【ヴィーガン①】世界中のセレブやスポーツ選手が注目している完全菜食主義

・ヴィーガンは最先端のカルチャー&ビジネス
・温室効果ガス排出の最大の原因は牛
・牛肉を作る必要はない
・飢餓を生んでいるのは畜産業

などとインパクトがあることが紹介されています。

詳しくは、↓実際の動画をどうぞ。

↑【ヴィーガン①】世界中のセレブやスポーツ選手が注目している完全菜食主義

↓【ヴィーガン②】日本人は元々ベジタリアンだった


ちなみに健康を考慮すると、完全なヴィーガン食、1日1食、1日2食、などは栄養バランスが崩れるのでお勧めしません。


世界では大豆などを使った代替肉が急速に増えていて、日本でも↓これらのような様々な方面で急拡大しています。

・セブン&アイ・ホールディングス
・焼肉ライクなどの焼肉店
・日本ハムや伊藤ハムなどのメーカー各社


金森式ダイエットは、完全に時代の流れに逆行しています。

健康の面で悪いだけでなく、環境問題や世界の飢餓にも悪影響を与えるので、あらゆる面で「最悪のダイエット法(嘘の)」と言っても、過言ではないと思います。

海外で「肉の大量摂取を勧めていた人で、最近、過ちを認めて方向転換した人」もいます。



なお【中田敦彦のYouTube大学】で紹介している【半日断食・16時間ダイエット】は、金森式と同様に、筋肉や代謝が減りやすいので、やってはいけません。

かまいたち山内さんは金森式でやつれた

2021年2月20日の『メレンゲの気持ち』で、お笑い芸人「かまいたち」の山内さんが金森式ダイエットで、やつれた(痩せたのではない)ということを紹介していました。↓

↑運動無しや、「肉や乳製品はどれだけ食べても良い」などという、明らかに「健康に悪いこと」を話していて、真似をして健康被害を起こす人が出てくることが危惧されます。

山内さんが以前YouTubeでダイエットの動画を投稿した時に、先輩芸人の「なかやまきんに君」が、ダメだしをしました。↓

まとめ

・金森式ダイエットは、将来若くして寝たきり状態になる
・断糖高脂質食は、国が推奨する食事に反している
・金森式をやると、寿命が縮む
・きつくなく健康的に痩せる方法は、他にいくらでもある
・肉食は世界のトレンドに反している

などが、この記事のまとめです。


金森式と違ってツラくなく、しかも健康的に痩せるダイエット法は、↓こちらです。



最後に、断糖高脂質食ダイエットの公式サイト↓(?)の「ご利用規約」という欄に書かれていることを紹介しておきます。


ご利用規約

このメソッドはこれまでの常識とはかけ離れたものであり、決して万人に効果が出ることを保証するものではありません。食生活や生活習慣の変更が身体に与える影響や効果には特定の疾病の有無などにより個人差があります。もしも実践する場合は、ご自身で入念にリサーチしたうえ、自己責任で試していただくようお願いします。
何らかの異常や体調不良を感じた場合には、第三者の医師、医療機関などにご相談下さい。妊娠、疾病等により医師の治療・指導等を受けている方、もしくはその可能性がある方も同様です。


とのことです。

この記事を読んでも、まだ「金森式ダイエットをしてみたい」という人は、まずいないとは思いますが、もしいたら入念に調べてみてください。

↑利用規約の通りで、自己責任とされますからね。


↓こちらは2023年5月に発売された私の著書『ダイエットは習慣が9割』です。

※LINEのオープンチャット「ダイエットは習慣が9割」というグループの管理者をしています。
どなたでも気軽に参加してください。


なお私は、↓Twitterでもダイエット情報を日々発信しています。