ダイエットを頑張るほど失敗しリバウンドする理由とは?

※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!

世の中の多くの人は、
・「意志が弱いから、ダイエットに失敗する」
・「頑張りが足りないから、痩せられない」
などと思っていますが、これは間違いです。

【頑張りや意志】に頼るダイエットは、失敗して当然です。

なぜならダイエットは、一時的なものではなく、一生続く生活習慣だからです。

「ダイエットの失敗とは、痩せないことではなく、続けられないことである。」という言葉もあります。

1~2ヵ月など一時的にだけ、食事制限を頑張っても、その後に、元の食事に戻せば、体型や体重も戻っていきます。

1~2ヵ月で体質が改善されても、その【体質がずっと続く】ということではありません。

運動に関しても同じです。

短期間だけ頑張って、筋肉と代謝が増えても、運動をやめれば減っていきます。

なお間違ったダイエットを頑張って続けていると、リバウンドした時に、【以前より筋肉が少なく、体脂肪が多い】状態になってしまいます。

NHK BS『美と若さの新常識』体質改善スペシャルより

そもそも頑張らない方が、ダイエットは上手くいきます。

私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。

↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月に発売されました。

↓私の経歴です。

※本ページは広告やPRなどが含まれています。

頑張りや意志で痩せられるのは特殊な人だけ

・アスリート
・芸能人
・結婚式を控えている花嫁

など特殊な状況の人は、意志や頑張りで痩せることが出来ます。

しかし、それでも【期間限定】です。

それぞれ目標としていた
・大会
・撮影など
・結婚式

などが終われば、ほぼ確実にリバウンドします。

一般の人が、意志や頑張りによってダイエットに成功し、それをキープすることは、かなり難しいことです。

1ヵ月~2ヵ月などの短期間だけなら、頑張ることが出来ても、

我慢の反動で食べ過ぎて、すぐ以前の体型に戻るというのは、パーソナルジムに通ってでさえも、よくあることです。

環境や仕組みに頼り習慣化する

痩せたままでいる【習慣】を身につけなければ、確実にリバウンドします。

習慣を身につけるためには、意志に頼るのではなく、【環境や仕組み】に頼るのが正解です。

ほとんどの人は、ずっと頑張り続けることは出来ません。

痩せたままでいる習慣を身につけると、意志に関係なく痩せていきます。

【頑張っている】という意識がなく、痩せた状態をキープ出来ます。

お菓子をやめられない場合

【お菓子をよく食べること】が太っている要因の人は、家にお菓子を買い置きしていたり、職場に常にお菓子が置いてあるという【環境】に改善の余地があります。

理想は家にお菓子を買い置きせずに、食べたい時はその都度買いに行くようにすることです。

「家族が買っておくから、それは出来ない」という人はせめて、お菓子が視界に入らない場所に置くようにしましょう。

棚の中に入れておくだけでも、これまでより頻繁には食べなくなります。

野菜を食べる習慣を身につける方法

ダイエットや健康のために【野菜をちゃんと食べるのが良いことはわかってるけど、なかなか出来ない】という場合は、

例えば、↓このような、【野菜の定期宅配サービス】を活用すると解決します。



定期配送なので手軽で、消費しないと、定期的に送られてくるので溜まってしまいます。

これも【意志ではなく仕組みに頼る】、という例ですね。

早食いを改善する仕組みとは?

早食いで、よく噛まずに食べる人は、確実に太りやすいです。

食べ物を口に入れるたびに、よく噛んで「もうこれ以上噛むことが出来ない」というほど食べ物が小さくなるまで噛むのがお勧めです。

これを習慣化できると、痩せた状態をキープしやすいです。

よく噛むのを【習慣化する仕組み】の例で、箸置きを活用するのもお勧めです。

箸置きを見るたびに【よく噛む】という記憶が呼び起こされ、すぐに記憶に定着し習慣化されます。

お気に入りのキャラクターの箸置きを買う、とういうのも良いですね。

新しい習慣を身につけるために有効な方法で、【身につけたい習慣と物をセットにする】というやり方もあります。

食べないことを頑張るのは最悪のダイエット

いまだに糖質カットや月曜断食など、制限が厳しいダイエットに取り組み、きついのを我慢して頑張っている人が多いです。

ただ単に【食べる量を減らすダイエット】を頑張り続けると、筋肉がドンドン減っていきます。

普段から、運動をしていない人は、ただでさえ20代以降は毎年1%の筋肉が減っていきます。↓

そして、どこかのラインで寝たきりになってしまいます。

間違ったダイエットを頑張って続けることは、【将来、寝たきりになるのを早めるだけ】です。

間違ったダイエットで、リバウンドを繰り返している人も多いですが、
リバウンドするたびに、筋肉が減り体脂肪が増えて、寝たきり状態に近づいています。

↓この本のタイトル通りです。

ダイエットが上手くいかない人は、頑張りどころが間違っています。

寝たきり状態に早くなるということは、【食べないことを頑張る】ダイエットは、寿命を縮める行為とも言えます。

間違ったダイエットを頑張って続けるほど、↓新型栄養失調が酷くなっていき、痩せにくい体質になります。

正しいダイエットは、【良い習慣をいかに身につけるか?】を頑張って考えることです。

9千万人以上の日本人は、無理なダイエットをしなくても太っていない

↑この「国立健康・栄養研究所」の資料によると、

・過体重:BMIが「25以上30未満」の人は20.1%
肥満:BMIが「30以上」の人の割合は3.7%

です。

過体重というのは、ぽっちゃり、くらいの体型とも言えますね。(人によってイメージが違うでしょうけど)

BMIが「30以上」の 【肥満】 の人の割合は、日本人は他国の1割くらいしかしません。

計算しやすいように、日本の成人が1億人(実際にはもう少し多いです)として計算すると、肥満の人は370万人です。

肥満でない日本人は、9630万人ということですね。

このうち、‬断糖高脂質や月曜断食など、【極端な食事制限のダイエットを頑張って、標準体型以下を保っている人】は、あなたの職場や友達などで、どのくらいの割合でいるでしょうか?

おそらく1%(100人のうち1人)もいないのではないでしょうか?

多く見積もって、100人中で3人の3%で計算してみます。

‬すると、9341万人の日本人は、【極端な食事制限をしていない】にもかかわらず、【肥満ではない体型を保っている】ということです。

極端なダイエットは、100%に近いほどの高確率で、筋肉が減り、リバウンドします。

あなたが日本に住んでいる日本人であれば、【下手にダイエットをしない方が、痩せた状態をキープ出来る】とも言えるかもしれません。

どうすれば、無理なく痩せられるか?

まず、よくある悪い例は【ただ単に、食べる量を減らすだけ】というものです。

痩せるために必要な習慣はいくつかありますが、簡潔に言えば

・極端な食事制限をしない
・栄養バランスが良い食事をする
・欠食をせず3食たべる
・適量を食べる
・よく噛んで食べる
・水分摂取、睡眠、ストレス管理なども大事

などが重要ポイントです。

これらの良い習慣を身につけると、健康的な体型を、無理なくキープすることが出来ます。

大事な要素はいくつもあるので、次々と登場する「〇〇だけ」ダイエットで痩せないのは、当然のことです。

良い習慣を身につけるには、↓こちらをじっくりと読んでみてください。

まとめ

・意志や頑張りに頼るダイエットは、失敗して当然
・環境や仕組みに頼り習慣化すると上手くいく
・間違ったダイエットは、逆に太り寿命を縮める
・9千万人以上の日本人は、極端なことをせず太っていない
・痩せたままでいるための良い習慣を身につけることが重要

などというのが、この記事のまとめです。

もしライザップやフィットネスジムに通うことを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。

↓私のオンライン指導だけで痩せた方のビフォア・アフターです。

ビフォアアフター

費用は、大手パーソナルジムの1~2割程度です。

大手ジムの広告よりも減量のペースは遅いですが、リバウンドがしにくく、きつくなくて習慣化もされやすいと思います。

↓詳細は、こちらをご覧ください。

※LINEのオープンチャット「ダイエットは習慣が9割」というグループの管理者をしています。
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