※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!
日本では昔から、栄養バランスを良くするためのキーワードで「一汁三菜」という言葉がありました。
確かに栄養的には素晴らしいですが、手間がかかることもあり、近年は「一汁一菜」も注目されています。
「一汁」が具沢山であれば、「一汁一菜」でもダイエットは可能です。
でも具沢山でないと、逆に太る恐れもあります。
私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。
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一汁三菜とは?
最初に一汁三菜について紹介しておきます。
ウィキペディアから引用すると、↓このようなことです。
「一汁三菜(いちじゅうさんさい)は、日本料理の献立およびメニューの1つ。一汁は汁物を1品、三菜は料理を3品という意味である。」
外食の際のイメージとしては、「ラーメンや丼物ではなく、おかずの種類が多い定食を食べましょう」ということです。
↓NHK Eテレの『高校講座 家庭総合』で、わかりやすく紹介していました。
主菜でタンパク質の物を摂り、副菜でビタミン、ミネラル、食物繊維などが多いおかずを摂りましょう、ということですね。
また2022年6月6日のNHK『あさイチ』でも、一汁三菜を紹介していました。
↓「コンビニでも一汁三菜が可能である」とのことです。
ダイエットでは「栄養バランスを良くすること」が重要なので、そのために「一汁三菜」を意識したメニューにするのはお勧めです。
↓関連記事です。
ただ現代は忙しい人が多いので、近年は「一汁一菜」も注目されています。
↓一汁一菜に関する本も、いくつもあります。
・『一汁一菜でよいという提案』 土井 善晴 (著)
・『医者が考案したがん・病気をよせつけない最強の一汁一菜』 小林 弘幸 (著)
・『30年かかって一汁一菜 四季折々の食材で体を整える』 佐藤宏美 (著)
もちろん「一汁一菜」の内容が大切なので、「どんな一汁一菜でも構わない」ということではありません。
痩せるための一汁一菜のポイントは?
もし一汁一菜の「汁物」と「一菜」の両方で、食材の種類や量が少なすぎると、痩せることには繋がりません。
量が少ない場合は、痩せるというよりも筋肉量も減って、やつれることになる恐れがあります。
また食材の量が少ないと、栄養バランスが崩れて、食欲が増してしまうことに繋がります。
その際にお菓子やジャンクフードを食べていたら、痩せるどころか逆に太ってしまいます。
一汁一菜で大切なことは、食材の種類を増やすことです。
次に、実際の私の食事を、いくつか紹介します。
一汁一菜の「具沢山汁物」の実例
↓これは豚肉やサバ缶でタンパク質があり、様々な緑黄色野菜やキノコもあり、ボリュームもたっぷりある一汁ですね。
↓これもタンパク質源で肉、魚、豆腐、卵があり、他には野菜、キノコだけでなく、ワカメも入れています。
↓これは、ひじきやミックスビーンズの缶詰を活用して、手抜きをしています。
私は料理が得意ではないですが、汁物は簡単なので頻繁に作っています。
1人の時は、↓このように鍋に満杯に作り、4~6食くらいに分けて食べることもあります。
そして汁物の具材で意識していることは、「まごわやさしい」の食品です。
まごわやさしいとは?
食べ物を複数の食品群に分けて、その頭文字を繋げたものが「まごわやさしい」という語呂合わせです。
詳しくは↓こちらの通りです。
ま:まめ 豆製品…大豆・小豆・味噌・豆腐・納豆など
ご:ごま ごまなどの種実類…ごま、ナッツなど
わ:わかめ 海藻類…わかめ、ひじき、海苔・もずくなど
や:やさい 野菜類…色が濃い緑黄色野菜だと理想的
さ:さかな 魚類…切り身の他、小魚や貝類など丸ごと食べられるものなども
し:しいたけ きのこ類…しいたけ、舞茸、マッシュルームなど
い:いも イモ類…山芋、ジャガイモ、サトイモなど
これらの食品群を万遍なく食べると、自然と栄養バランスが良くなります。
現代の日本人は特に、【わ:海藻類】、【や:野菜】【さ:魚類】、【し:きのこ類】などが不足しがちですが、これらはダイエットや健康のためにも大切です。
汁物でもこれらの食材を意識しています。
海藻類は、冷凍保存していた塩蔵ワカメや海苔などよく活用しています。
野菜は、人参、ゴボウ、小松菜辺りは、毎回入れています。
旬の野菜を意識して入れると、より良いですね。
魚は缶詰を活用していて、↓「栄養バランスのため & 飽きないため」に、様々な種類を常備しています。
キノコも汁物だと用いやすいですね!
ちなみに1度に沢山作る場合は、味が飽きないように、キムチやゴマ、カレー系などのスパイス、などを活用しています。
まとめ
・一汁三菜は、栄養バランスが理想的
・一汁一菜は、料理が苦手な人や忙しい人にお勧め
・ただ一汁一菜は、食材の種類が多いことが大切
・食材が少ないと筋肉が減ったり、太ったりする恐れがある
・具材は「まごわやさしい」を意識するのがお勧め
などが、この記事のまとめです。
最後に、健康的に痩せてリバウンドしないために大事な【習慣化】についてお伝えします。
食事改善も運動も【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。
ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。
リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。
この記事の中で、「まごわやさしい」で栄養バランスを良くすることなどを紹介しましたが、ダイエットのために大切な習慣は他にも色々あります。
↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。
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