【元ライザップのトレーナーが解説】

↓私の経歴です。

エモーショナルイーティングとは?

エモーショナルイーティングとは、ストレス解消のために食事をすることです。

英語だとEmotional Eating(感情的摂食)で、ストレス食いともいいます。

特にダイエットをしていなくても、エモーショナルイーティングを行う人もいます。

またダイエットで食事制限をすることでストレスが増えて、エモーショナルイーティングを行ってしまう人も多いです。

過度な食事制限やファスティングなどは、エモーショナルイーティングに繋がりやすいので最初からやらない方が良いです。

もしエモーショナルイーティングにならなくても、断食は筋肉が減る可能性が高いので、ダイエットにおいてデメリット100、メリット0~1くらいです。

あえてメリットを挙げると、↓この2点です。

・味覚が短期間に鋭くなる(断食をしなくても緩やかに鋭くなる)
・食べ物のありがたみがわかる(断食をしなくてもわかるようになる)

つまり酵素ドリンクのファスティングも16時間断食も、やらない方が良いということです。

ストレスを飲食で解消しない

無茶な食事制限をしないことは非常に大切です。

最近多いのが、過度な糖質制限ですね。

そして、どんなにストレスをためないようにしても完全にゼロにするのは難しいので、いかにストレスを解消するかも大切です。

様々なストレス解消法がありますが、いつも食事ばかりで解消している人は要注意です。

計画的にチートデイを活用するのは悪くないですね。

食事は本来、体に必要なエネルギーを補給するために行うものです。

しかしエモーショナルイーティングは、ストレスが原因で起こる「ニセの食欲」を満たすために行われています。

ニセの食欲は本物の食欲と違い、前の食事からあまり時間が経っていなくても起こり、突然でてきやすいものです。

問題なのがこの時に、栄養価が低いものを大量に食べてしまう傾向があることです。

ニセの食欲は食事によって一時的には満たされますが、根本の問題は解決されません。

むしろ過食したことに罪悪感をおぼえて、かえってストレスをためてしまうことが多いです。

エモーショナルイーティングが年に数回程度であればまだ良いですが、習慣になっているとダイエットは非常に難しくなります。

ストレス食いを完全にやめる必要はありませんが、痩せるためには頻度や量を減らすことが大切です。

なお米国精神医学会では、週1回以上の過食があることが「むちゃ食い障害」とも呼ばれる神経性過食症の診断基準の1つとされています。

神経性過食症は摂食障害の一つであり、不適切な食事制限をすると悪化する恐れがあるので、少しでも可能性が疑われる場合は医療機関に相談してください。

エモーショナルイーティングを防ぐ方法

エモーショナルイーティングを防ぐには、まずその存在を認識したうえで、自分自身が行っていないかを知る必要があります。

行っている場合は、どのような状況の時に起こりやすいかを把握すると良いですね。

そのためにはエモーショナルイーティングをした際に、食事と一緒にその時の状況や感情、きっかけになった出来事なども記録しておきましょう。

多くの場合は、睡眠不足や何か嫌な出来事があった時に起こるなど、何らかの発生パターンがあります。

完璧主義の人だと、思うように上手くいかないことが何か1つあっただけで起こることもあります。

よくあるきっかけやパターンが判明したら「どうすればそのきっかけを回避できるか?」や、「パターンをどこかで断ち切れないか?」を考えてみましょう。

もしスーパーでスイーツを見ることが過食のパターンやきっかけに入っている場合は、スイーツコーナーに行かないように、あらかじめ何を買うかをメモしておくと良いですね。

また空腹でない時にスーパーに行くのも、余計な買い物を防ぐことに繋がります。

また「ストレスを感じていると甘味を感じにくくなる」ことも知っておきましょう。

本来の美味しさを感じず、更に罪悪感を持つことも多いですよね。

これは非常にもったいないことですよね?

ストレスが無い時に食べる方が幸せですよね?

↓ニセの食欲を抑える具体的な方法を紹介しています。

まとめ

・エモーショナルイーティングとは、ストレス解消のために食事をすること
・過度なダイエットがきっかけでエモーショナルイーティングをすることも多い
・糖質カットや、ファスティングなどはダイエットにおいてデメリットだけ
・ニセの食欲かどうか見極める

などが、この記事のまとめです。

最後に、健康的に痩せてリバウンドしないために大事な【習慣化】についてお伝えします。

食事改善も運動も【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。

ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。

リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。

この記事の中で、朝食をたべる習慣が大事だと伝えましたが、ダイエットのためには、他にもいくつかの習慣を身につける必要があります。

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