※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!
消費エネルギーで最も多いのは基礎代謝で、基礎代謝で最も多い割合なのは内臓です。
そのため、
・食事を抜く、食べないダイエット
・食事量を「減らすだけ」のダイエット
などは代謝が減るので,
すぐ省エネモードになり、食事を戻すとすぐリバウンドします。
そして、以前と同じ体重に戻っても、「筋肉や代謝が減って、体脂肪が増えている」という【痩せにくい体質】になってしまいます。
「食べないダイエット」1は最初からやらない方が良いです。
健康的に痩せて、リバウンドもしないためには、正しく食べることがダイエットで最重要です。
私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。
↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月発売です。
↓私の経歴です。
消費エネルギーで最も多いのは、基礎代謝
↓画像を見るとわかる通り、基礎代謝が最も大きな割合です。
ちなみに、↑運動がわずか(0%~)5%だけで、「運動以外の身体活動」の方が20%~30%と、ずっと大きいこともポイントです。
【不定期のジム通いよりも、日常の階段の方が痩せる】という研究結果もあります。
【筋肉をつけて基礎代謝を上げ、太りにくい体にする】というのも幻想です。↓
基礎代謝の内訳で最も多いのは、内臓。
↓画像の通り基礎代謝の内訳は、筋肉(骨格筋)よりも内臓の割合の方がずっと多いです。
単なる「食べる量を減らすだけ」のダイエットだと、最も大きな「内臓の代謝」が減るので、
代謝が下がり、リバウンドに繋がる、ということです。
もちろん、元々、食べ過ぎていた人が「適切な量に減らす」というのであれば、良いですけどね。
代謝や筋肉が減ると、リバウンドだけでなく寿命が縮む
『寝たきり老人になりたくないなら ダイエットはおやめなさい』ー「筋肉減らし」が老いの原因だったー
というタイトルの本があります。↓
まさしく、このタイトルの通りです。
筋肉量は20代にピークを迎え、その後は1年に1%ずつ減っていく、と言われています。
本によると、【わずか3ヵ月の間違ったダイエットで、5%もの筋肉が減った】という事例もあったそうです。
ダイエットに失敗して、筋肉が減ると【寝たきり状態】が近づきます。
テレビやネットに多い【嘘のダイエット情報】を安易に真似すると、逆に太って【将来、若くして寝たきり状態になる】ということです。
↓関連記事です。
やってはいけない代表的な【危険なダイエット】
●【16時間断食ダイエット】
2021年1月26日の【中田敦彦のYouTube大学】の動画
【空腹こそ最強のクスリ①】一日3食は間違いだった?無理なく痩せる食事法
で、半日断食・16時間ダイエットを取り上げていますが、これをやると筋肉や代謝が減り、
寿命を縮める可能性が高いので、安易にやってはいけません。
↓詳細です。
●【金森式 断糖高脂質食ダイエット】
・糖質量は、「少な過ぎても、多過ぎても」死亡リスクは上昇する
・国の施策である「健康増進法」や「食育基本法」の趣旨に完全に反している
・9000万人以上の日本人は、厳しい食事制限をしていないのに、太っていない!?
・主に外国人に対する「都合が良いエビデンス」を独自の解釈で紹介しているだけ
・厳しく、つらい食事制限のダイエットをする必要は無い
・他に、きつくなく健康的に、痩せる方法がいくらでもある
・肉食は世界のトレンドに反している
↓詳細です。
●【月曜断食】
・筋肉が減り、寝たきりになるのが早まって危険
・タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など必要な栄養素が不足する
・9000万人以上の日本人がしている、きつくない食生活をする方が良い
・他に、つらくなく健康的に、痩せる方法がいくらでもある
↓詳細です。
ここまで紹介したような、極端で間違ったダイエット(もどき)は、健康を害する可能性が高くて危険なので、やってはいけません。
昔から言われている【王道のダイエット】の方が、健康的に簡単に痩せることが出来ます。
具体的には、↓このようなことです。
・よく噛んで食べる
・朝食を抜かず、3食たべる。(夕食は軽め)
・腹八分目
・バランスよく食べる(まごわやさしい、など)
↓詳細です。
「まごわやさしい」をしっかり食べて痩せる
ただ単に「食べる量を減らす」のが良くないのであれば、
「何を食べると良いの?」とよく聞かれます。
先ほどの【王道のダイエット】の所にも書きましたが、お勧めは「まごわやさしい」が頭文字の食品群↓を、幅広く食べることです。
ま:まめ 豆製品…大豆・小豆・味噌・豆腐・納豆など
ご:ごま ごまなどの種実類…ごま、ナッツなど
わ:わかめ 海藻類…わかめ、ひじき、海苔・もずくなど
や:やさい 野菜類…色が濃い緑黄色野菜だと理想的
さ:さかな 魚類…切り身の他、小魚や貝類など丸ごと食べられるものなども
し:しいたけ きのこ類…しいたけ、舞茸、マッシュルームなど
い:いも イモ類…山芋、里芋、さつまいも、ジャガイモ
更に詳しくは、↓こちらをどうぞ。
まとめ
・消費エネルギーで最も多いのは、基礎代謝
・基礎代謝の内訳で最も多いのは、内臓
・代謝や筋肉が減ると、リバウンドだけでなく寿命が縮む
・16時間ダイエット、金森式、月曜断食などが、危険で間違った方法の代表例
・昔から言われている【王道のダイエット】の方が健康的に、つらくなく痩せられる
・「まごわやさしい」をしっかり食べて痩せる
などが、この記事のまとめです。
極端なダイエットや、単なる【食事制限】は、代謝が減り、筋肉も減り、結局リバウンドします。
正しく食べる【食事改善】が、本当のダイエットです。
最後に、健康的に痩せて、リバウンドしないために大事な【習慣化】について、お伝えします。
食事改善も運動も、【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。
一時的に体重が減っても、リバウンドして元に戻るだけです。
もし断食や炭水化物カットなど、極端なダイエットをすると【筋肉が減る】ので、リバウンドした時に同じ体重に戻ったとしても、以前より体脂肪が増えていることにもなります。
ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。
リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。
大事な要素はいくつもあるので、次々と登場する「〇〇だけ」ダイエットで痩せないのは当然のことです。
この記事の中で【王道のダイエット】が良い、と伝えましたが、ダイエットのためには、他にもいくつかの習慣を身につける必要があります。
↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。
また、もしライザップやフィットネスジムに通うことを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。
↓私のオンライン指導だけで痩せた方のビフォア・アフターです。
費用は、大手パーソナルジムの1~2割程度です。
大手ジムの広告よりも減量のペースは遅いですが、リバウンドがしにくくきつくなくて習慣化もされやすいです。
↓詳細は、こちらをご覧ください。
↓Twitterでもダイエット情報を日々発信しているので、フォローしてもらうと真実のダイエット情報を得ることが出来ます。
↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月に発売されました。
ファスティングして、体調があまりよくない。病気をなおそうとした。体調を改善したい
複数の真っ当な医師から病気を治すためにファスティングを勧められたのなら、やるので構わないと思いますが、
そうでなければファスティングはしない方が良いと思います。
体調の改善にもならないと思いますよ。