それって実際どうなの課で8時間ダイエット・16時間断食を検証

2023年1月4日の『それって!?実際どうなの課』で、8時間ダイエット(16時間断食)を検証していました。

結果は↑上の画像の通りで、0.5kg増えていました。 

また2023年4月25日にも「1日8時間以内ならどれだけ食べても太らない!?」という検証を放送し、0.6kg増えていました。↓


実は同じ番組で、2021年4月14日の放送分でも、「8時間ダイエット(16時間断食)」を検証していました。

もう完全にネタ切れなのでしょうね。

この記事では、2021年4月の様子を詳しく紹介して「8時間ダイエットがダメな理由」を解説します。

「16時間断食ダイエットはデタラメな方法であり、逆に太りやすい体になるので、やってはいけない」ということが判明しています。


私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。

↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月発売です。

↓私の経歴です。

ダイエットで3日間の体重増減だけを見るのは無意味

この番組では基本的に、3日間の体重の変化だけで「太ったか痩せたか」を判断していますが、短期間の体重増減はほとんど水分の影響なので、ほぼ価値が無い情報です。

体重は1日に1~2kg以上増減することもありますが、これは体脂肪が増減したのではなく、体内の水分量の変化によるものです。

体内の水分は、糖質や塩分と関連して、簡単に1~2kg以上、増減することもあります。

↓関連記事です。


この番組ではこれまでも、【肉だけ】や、【ゆで卵だけ】を食べ続けるなど、いくつかのダイエットに関する検証をしてきています。

「肉だけ」や「ゆで卵だけ」だと、糖質の摂取が少ないので、体内の水分も抜けて体重が減ります。

でもこれは、体脂肪が減って痩せたのではなく、ただ脱水しただけです。

8時間ダイエットの検証方法

1日24時間のうち、連続した8時間内は何でも好きなだけ食べて、残りの16時間を断食する、という方法です。

「空腹こそ最強のクスリ」という本で、この方法を紹介しています。

↓「経験がないから分からないといったところが本音」という発言は、驚きですね・・・。

結果は3日で体重が0.2kg増えた

今回チャンさんは、満腹の時も頑張って?食べた結果、1日平均5000kcalを摂取していました。

世界丼など、オリジナルメニューもあり【バラエティ的】には、面白かったですね。

(※ちなみに2023年1月の放送の時は、2021年の時より多い17,500kcalを摂取していました↓)


3日目の体重は、開始時よりも0.2kg増えていました。↓

最重要なのは、↑「このダイエットを勧める検証ではない」ということと、「バランスの良い食事を心がけましょう」ということです。

著者の見解です。↓

今回の検証からわかること

検証からわかることは、「チャンさんは普段から毎日5000kcal程を食べていると思われる」 ということです。

多くの人は、16時間断食をすると朝食抜きで1日に2食になることが多いです。

毎日3食とも満腹まで食べていた人が、1日2食にすれば、一定期間は体重が減りますが、筋肉も減ります。

1食を抜くのではなく、3食それぞれを腹六分目~腹八分目にすれば良いだけの話です。

1日2食にするのは短絡的すぎですね。

私も実際に、↓この本を読んでいますが、とても勧められるものではありません。

同じ量を3食たべるより6食に分けた方が痩せる

2021年3月3日の『それって!?実際どうなの課』では、「食事回数を増やすと痩せる」という話を検証していました。

1日に食べる物が同じで、双子がそれぞれ3食と6食に分けて食べる、という検証方法です。

1日3食だった姉MIOは、38.3kgから38.5kgになり、0.2kg増えました。
1日6食だった妹YAEは、38.5kgから38.2kgになり、0.3kg減りました。

たった3日間の検証ですが違いがしっかり出ていて、今後も続けると更に差が開くと思われます。

この結果になった理由は、食事回数を増やす方が、血糖値の上昇が抑えられることだと言われています。

多くの海外セレブもやっていると紹介されていました。

これはボディビルやフィジークの大会に出るような人達もほとんど実践しています。

そして食べる回数を増やすことは、1日の8時間内しか食べない事の真逆とも言えますね。

16時間断食をしてはいけない7つの理由

中田敦彦さんやメンタリストDaiGoさんも紹介していることもあり、16時間断食は広まっているようです。

元々の食事が良くない人は、確かに一定期間は体重が減りますが、大切な筋肉も減ることが多いです。

体温や代謝も下がってしまったという体験談もよく聞きます。

危険な7つの理由は、↓こちらです。

理由① 代謝や筋肉が減り、若くして寝たきりに!
理由② 国が『1日3食』を推進!
理由③ 100歳以上の100人のうち、朝食抜きは2%だけ!
理由④ 各種専門の医学会で朝食抜きを警鐘!
理由⑤ 口臭悪化、薄毛、月経障害
理由⑥ 疲れやすい、だるい、頭痛、むくみやすい
理由⑦ アルツハイマー病の予防・改善には8〜12時間

詳しくは、↓こちらをご覧ください。

まとめ

・被験者が肥満体型だと、大抵のダイエット方法で体重が【一時的には】減る
・習慣が変わらないダイエットば意味が無い
・16時間断食を長時間続けると、筋肉や代謝が減る可能性が高い
・そして様々な病気のリスクが高まる
・16時間断食は、やらない方が良い

など、がこの記事のまとめです。


最後に、健康的に痩せて、リバウンドしないために大事な、【習慣化】について、お伝えします。

食事改善も運動も、【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。

一時的に体重が減っても、リバウンドして元に戻るだけです。

もし断食や炭水化物カットなど、極端なダイエットをすると【筋肉が減る】ので、リバウンドした時に同じ体重に戻ったとしても、

以前より体脂肪が増えていることにもなります。

ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。

リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。

大事な要素はいくつもあるので、次々と登場する「〇〇だけ」ダイエットで痩せないのは当然のことです。


↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。

また、もしライザップやフィットネスジムに通うことを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。

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