タバタ式トレーニングとダイエット。HIITとの違いは?

【元ライザップのトレーナーが解説】

ダイエットでは食事改善の方が運動よりも大切です。

それなので、いくらタバタトレーニングを頑張っても食事改善を全くしなければ、ダイエットは難しいです。

しかし運動をコツコツ続けることは、ダイエットにも健康にも重要です。

特に忙しい現代人は、運動の時間を作ることが難しい人が多いので、タバタ式トレーニングは時間効率が良いトレーニングと言えます。

↓私の経歴です。

HIITとは?

 HIIT(High Intensity Interval Training)とは、「高強度インターバルトレーニング」のことです。

文字通り、高強度の運動と小休憩を繰り返すトレーニング法で、「HIIT」はヒットやヒートと呼ばれています。

これを短時間行うだけでも、筋トレと有酸素運動の両方のメリット(瞬発的な筋力&持久力の向上など)を得ることが出来ます。

HIITの時間設定に決まりはありませんが、運動と休憩の割合を2:1にすることが多いです。

例えば60秒の運動と30秒の休憩や、40秒の運動と20秒の休憩を1セットとして、何セットか繰り返すということですね。

タバタ式トレーニングとは?

HIITと混同されやすいですが、立命館大学の田畑教授が考案したものが、タバタ式トレーニングです。

世界的にもタバタプロトコル(tabata protocol)として知られています。

↓実際に私が持っている本です。

『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング』

これは全力での運動20秒と休憩10秒を1セットとして、8セット繰り返す方法です。

30秒×8回なのでたった4分間ですが、運動効果は絶大です。

ただし本格的にやる場合は、ウォーミングアップを5~10分くらいはやる必要があります。

タバタやHIITでやる種目

HIITやタバタ式の運動種目に決まりはなく、スクワット、腕立て伏せ、腹筋、ダッシュ、自転車こぎなど何でも構いません。

タバタ式をやる場合は8セット全てを違う種目にしても良いですし、4種目を2周でも、1つ種目をずっとやるのでも構いません。

運動強度を高めたい場合は、バーピーやジャンプスクワット、ジャンプランジ、ジャンピングジャックなど、ジャンプ動作が伴う種目を取り入れるのがお勧めです。

参考に、↓私がバーピーという種目だけで、タバタを紹介してる動画です。

↑解説をしながらなので前半は全力でやっていないですが、後半は結構きついです。


↓これはタバタではないですが、ジャンプランジをしている動画です。これもタバタでやると、かなりきついです。


運動が慣れていない場合は軽めの種目を選び、もしきつければ4セットくらいで終えても構いません。

体力がついてきたら、8セットで疲労困憊になるほど追い込んでみてください。

田畑教授によると「疲労困憊になることが運動効果を最大限に得るための大切な要件」なので、「タバタを3回やった」などというのは本来のタバタ式ではないとのことです。

まとめ

・HIIT(High Intensity Interval Training)は「高強度インターバルトレーニング」のこと
・タバタ式トレーニングは、HIITの一種とも言える
・タバタ式は、全力の運動20秒と休憩10秒が1セットで、8セット繰り返す
・ダイエットのためには、タバタやHIITだけでなく食事改善が大切
・でもタバタやHIITは、効率が良い時短トレーニング

最後に、健康的に痩せてリバウンドしないために大事な【習慣化】についてお伝えします。

食事改善も運動も【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。

ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。

リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。

↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。

また、もしライザップやパーソナルジムなどを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。

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