※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説!
2018年11月に放送された『林先生が驚く初耳学』では「ヨガは痩せない」と紹介していました。
また2022年9月に放送されたNHK『あしたが変わるトリセツショー』は、「脈拍の取説〜速いと太る!?注目の“健康指標”」 というテーマで、
「ヨガの深い呼吸で自律神経が整って痩せることも期待できる」と紹介していました。
この記事のポイントは、↓こちらです。
・ヨガは本来、痩せるためのものではない
・痩せるために最も重要なことは、食事改善
・ヨガに限らず、運動で痩せることは難しい
・ヨガがストレス発散になる人の場合は、ダイエットに繋がることもある
この記事では「ヨガとダイエット」について、私の見解を加えて解説します。
私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。
↓こちらは私の著書『ダイエットは習慣が9割』で、2023年5月に発売されました。
2024年11月1日には、『2冊目の著書『ダイエットは習慣が9割 決定版』が発売されました。
決定版では「今日からできる日常エクササイズ」や「マゴワヤサシイをバランスよく摂れる献立」などの情報を追加しています!
私の経歴は、↓こちらです。
ちなみに『林先生が驚く初耳学』では以前、「酵素ドリンクの酵素は死んでいるし、ダイエットにも無意味」ということも紹介していました。
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「ヨガで痩せる」と勘違いしている人が多い
林先生の番組では、まず「日本中のヨガへの大いなる勘違い」として、多くの人が「ヨガはダイエットに良いと思っている」ということを紹介していました。
しかし「それは大きな間違いで、ヨガは痩せない」と言い切っていました。
ヨガは痩せるためのものではない
そもそもヨガは、「本来、痩せるためのものではない」とのことです。
一例として、アメリカNo.1のカリスマヨギーであるダナ・ファルセッティさんという方を紹介しています。(ヨガをする人のことをヨギーと呼びます)
彼女は、体重が130キロありますが、「アメリカNo.1のカリスマヨギー」として、アメリカ人に受け入れられているそうです。
そして、彼女の「ヨガは本来の自分に近づくもの。やれば痩せるわけではない」という言葉を紹介していました。
更に「ヨガが痩せるためのものではない」とは、どういうことなのか? について、林先生が見解を話します。
ヨガの目的は「呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得る」ということ。
そして「ヨガの消費カロリーは、少ないのでは」と、見解を述べます。
ヨガは精神の安定を得るもので、消費カロリーも少ない
林先生の見解が、正解でした。
ヨガは精神の安定を得るもので、消費カロリーも少なく、ダイエットには不向きとのことです。
確かに、カロリーの面でヨガとジョギングを比較すると、ヨガのカロリー消費は少ないです。
ヨガを1時間やって、ジョギング10分と同じくらいで、約100kcalの消費とのことです。
ちなみに、ランニングで消費するカロリーの目安は「体重 × 距離」 とも言われています。
50kgの人が10㎞走ったら、500kcalの消費ということですね。
(あくまで目安で、諸説あります)
詳しくは、↓こちらの記事をどうぞ。
ヨガで痩せた人の多くは、食事管理や筋トレもしている
でも実際に、「ヨガの先生は痩せてる人が多い」と思いますよね?
その理由は、
・食事に気を付けているから
・ヨガの他にも運動をしているから
とのことです。
このことは、以前から私のブログを読んでいる人にとっては、当然のことですよね。
特に、ヨガを指導している人の場合は、食事に気を付けて体型維持をしています。
なぜなら日本では、「ヨガをしている人 = 痩せている」というイメージがあり、
「痩せていない → ヨガの指導者としてふさわしくない」と思う人が多いからです。
そしてダイエットには、「食事9割、運動1割」というほど食事管理の方が、ずっと重要です。
話がそれますが、林先生がヨガの雑学を披露していました。
東京都世田谷区の用賀という地名は、ヨガが由来とのことです。
林先生は、世田谷区のホームページをチェックしていたそうです。
ヨガは精神を整えるにはとても良い
そして最後には、「ヨガは痩せるためのものではないですが、精神を整えるにはとても良い」と締めくくっていました。
これは、私も同意します。
最近は、「マインドフル・ダイエット」という脳科学ダイエットも広まってきていますが、ヨガもこれと共通するメリットがあると思います。
呼吸や、現在の身体の動きなどに意識を向けることは、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)なども取り入れて注目されているマインドフルネスとの共通点でもありますね。
特に、↓このような人には、良いですね。
・ヨガで、ストレスが緩和される人
・その結果、暴飲暴食を抑えたり、ジャンクフードやお菓子などの食事量を減らすことに繋がる人
ヨガでストレス緩和になる人は痩せることもある
普段からストレスが強い人は、自律神経やホルモンの関係で痩せにくいことがわかっています。
「ヨガでストレスが緩和される人」であれば、ヨガで痩せることも充分にあり得ます。
最初から、「痩せる目的でヨガをしている」という場合は痩せにくいですが、「ヨガをやっているとストレスが減るし、やっていて楽しい」という人であれば、続けていくことで自然と痩せる可能性がありますね。
2022年9月1日に放送されたNHK『あしたが変わるトリセツショー』は、「脈拍の取説〜速いと太る!?注目の“健康指標”」 というテーマで、「ヨガの深い呼吸で自律神経が整って痩せることも期待できる」と紹介していました。
またヨガの動きそのものも、ストレス緩和、便秘改善や予防にもメリットがあると思われます。
↓関連記事です。
ホットヨガはダイエット効果なし
番組では取り上げていませんでしたが、解説しておきます。
「汗をかけばやせる」という間違った認識の人も、世の中にはまだまだ多いです。
ホットヨガでもサウナでも同じですが、汗をかいて、水分補給をしなければ、確かに【一時的には】体重は減ります。
しかし減った体重のほとんどが、水分によって減っただけで、体脂肪が減っているわけではありません。
逆に、血流も代謝も悪くなって、健康にもダイエットにも良くないと言えます。
「ホットヨガが、通常のヨガよりもダイエットに良い」ということは言えません。
もちろん「サウナは汗を書くので痩せる」というのも間違いです。
ただしヨガと同様で、サウナでストレスが緩和される人にとっては、その点に関してはダイエットや健康にメリットになり得ますね。
まとめ。痩せるために最も大事なことは?
・ヨガは本来、痩せるためのものではない
・痩せるために最も重要なことは、食事改善
・ヨガに限らず、運動で痩せることは難しい
・ストレス発散になる人には、ダイエットに繋がることもある
などが、この記事のまとめです。
痩せるために最も重要なことは、食事や生活習慣の改善です。
食事改善は、ただ単に食事や糖質を減らす食事制限ではありません。
そして何事も習慣化することが最重要です。
ダイエットに必要な習慣は、食事や運動だけでなく、睡眠や水分補給など、いくつもあります。
↓この記事をじっくり読んで実践すると、正しい知識を得て、健康的に痩せることが出来ます。
正しい知識を得るには、ライザップなどのパーソナルトレーニングのジムに通うのも一つの手段です。
しかし一般的にパーソナルジムの費用は、20万円~40万円以上はするので、費用面で難しいという方も多いと思います。
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