※『ダイエットは習慣が9割』の著者:ダイエットポリスが解説
世の中には「糖質をカットすれば痩せる!」、「〇〇を飲むだけで痩せる!」、「〇〇を巻くだけで痩せる!」、「食事を〇〇時間空ければ痩せる!」などと、「いかに手軽に痩せられるか?」をアピールしているダイエット法が多いです。
確かにどの方法でも、一時的には体重が減りますが、ほぼ確実にリバウンドします。
なぜなら人それぞれの状況で、健康的に痩せるために必要な要素が違うからです。
この記事では、ダイエットの三原則である運動、栄養、休養について解説します。
私はライザップ(シンガポール店や六本木店など)で約3年間トレーナーとして勤務し、現在は「糖質制限や断食をせず、健康的に痩せてリバウンドしないダイエット法」の発信をしています。
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↓私の経歴です。
ダイエットは一芸入試ではなく大学入学共通テスト
「〇〇だけダイエット」は手軽に出来ますが、それだけで痩せることは困難です。
「〇〇だけ」で痩せようとすることは、総合大学の入試に、勝手に一芸入試で挑むようなものです。
また「音楽大学の入試のために、体育ばかりを頑張るようなもの」とも言えますね。
本当のダイエットは一芸入試ではなく、大学入学共通テスト(以前のセンター試験)のようなものです。
私が作った↓このグラフが分かりやすいイメージです。
そして世の中のダイエットに対する、よくある間違ったイメージは、「食事制限」、「忍耐」、「運動すれば痩せる」などです。↓
例えば食事制限は、食事量を減らすことばかりに焦点をあてていますが、これは間違いです。
食事の質、食べ方、タイミングなども大切なので、本当に大切なのは「食事改善」です。
また意識的に体を動かす「運動」よりも、家事や通勤など日常生活で体を動かす「生活活動」の方が大切です。
この後、解説していきます。
ダイエットには運動よりも生活活動
厚生労働省が発表した「健康づくりのための身体活動基準2013」では、身体活動・運動・生活活動を次のように定義しました。
・身体活動=運動+生活活動
・「身体活動」:安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動作のこと。
・「運動」:身体活動のうち、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施し、継続性のある活動。
例:ジムやフィットネスクラブで行うトレーニングやエアロビクスなど、テニス・サッカー・バスケなどのスポーツ、余暇時間の散歩や活発な趣味など。
・「生活活動」:身体活動のうち、日常生活における労働、家事、通勤・通学など。
例:買い物・洗濯物を干すなどの家事、犬の散歩・子供と屋外で遊ぶなどの生活上の活動、通勤・営業の外回り・階段昇降・荷物運搬・農作業・漁業活動などの仕事上の活動など。
・・・とのことです。
大多数の人は、運動よりも生活活動の方が、圧倒的に消費カロリーが多いのが現状です。
そしてダイエットのためにも、生活活動の量を増やしたり、質を高めるたりすることの方が、運動よりも大切です。
また生活活動を改善する方が、習慣化しやすいので、リバウンドもしにくくなります。
「ダイエットのために運動をしようとジムに入会し、最初は頑張って通ったけど徐々に幽霊会員に・・・」という事例が非常に多いですよね。
普段から、車、エスカレーター、エレベーターなどの代わりに、歩行や階段を使うように意識するだけで、自然と痩せやすくなります。
また姿勢や呼吸を意識することも大切です。
運動をするのは、これらが出来てからでも良いかもしれないですね。
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ダイエットは食事制限ではなく食事改善
先程も書きましたが、「食事制限」は不適切なダイエット法です。
量を減らすだけで健康的に痩せることが出来る人は、多くありません。
大抵はストレスが溜まり、栄養バランスも崩れて体調不良になり、リバウンドします。
食事を減らすよりも、まずは食事の質、食べ方、タイミングなどを改善することが大切です。
その結果、無理なく自然に食事量が減って、ダイエットの成功に繋がります。
食事全般で特に大切なのが、よく噛んで食べることと、食べる順番です。
そして「食事の質」や「タイミング・三食の割合」なども大切です。
食事の質は「栄養バランス」ということですね!
ポイントは「まごわやさしい」の食材です。
また食べるタイミングについては、「夜遅くの食事量が多いと太りやすい」ということは、多くの人が知っている通りですね。
ダイエットには睡眠やストレス管理などの休養も大切
ダイエットに必要な要素と言えば、多くの人が「運動と食事」をイメージしますが、休養も非常に大切です。
日常的に「睡眠不足の人」や「ストレス過多の人」が、食事や運動を頑張っても、痩せるのは難しいです。
「睡眠不足」や「睡眠の質が悪い人」にとっては、痩せるための最優先事項は「睡眠の改善」と言えます。
なぜなら睡眠不足の人は食欲が増すことが明らかになっていて、もちろん健康も害してしまうからです。
近年よくある悪い例は、寝る直前までスマホを見ていて、睡眠時間が減ったり、質を下げたりしていることですね。
また慢性的にストレス過多の人も、ストレス改善がダイエットのための最優先事項になることが多いです。
日常的にストレスが溜まっている人は、まず心が軽くなると、自然に体重も減っていくものです。
↓関連記事です。
まとめ
・ダイエットは一芸入試ではなく大学入学共通テスト
・ダイエットには運動よりも生活活動
・ダイエットは食事制限ではなく食事改善
・ダイエットには睡眠やストレス管理など休養も大切
・・・などが、この記事のまとめです。
やはり↓この図が分かりやすいと思います。
最後に、健康的に痩せてリバウンドしないために大事な【習慣化】についてお伝えします。
食事改善も運動も【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。
ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。
この記事の中で、よく噛んで食べることなどが大事だと伝えましたが、ダイエットのために大切な習慣は他にも色々あります。
↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。
また、もしライザップやパーソナルジムなどを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。
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