肥満の人はうまみ舌がバカ。うま味で痩せるダイエット!

【元ライザップのトレーナーが解説】

2021年9月22日放送のNHK『ガッテン』は、「開け!スリムへの道 新感覚☆食べ過ぎ防止術」というテーマでした。

↓これらがポイントです。

・味覚が正常でないと、食べ過ぎになって太りやすい
・うま味の受容体が増えると、食べ過ぎ防止になる
・うま味は塩味や甘味など、他の味を強く感じさせてくれる
・偏食や、お菓子、お酒、辛い物などは、味覚感度が悪化する
・栄養バランスを整えると、うま味が摂れ味覚感度が良くなり、痩せやすくなる

↓私の経歴です。

味覚が正常でないと、食べ過ぎになって太りやすい

「肥満の人はうまみ舌がバカ」というのは、論文に載っているのではなく、わかりやすくするため番組で作った文言です。

情報源は、山陰労災病院の水田栄之助さんの論文「Umami taste disorder is a novel predictor of obesity」とのことです。

番組で日本語にしたタイトルは「うま味感度の低下は肥満の新たな予測因子」です。

うま味感度が正常だと我慢なしでダイエット

うま味の受容体は、舌だけでなく胃にもあるそうです。

受容体がうま味を感じると、脳が満足感で「これ以上、食べなくてもいい」と判断して、食べ過ぎを抑えます。

うまみ感度が低い人は、甘味や濃い味付けを好む傾向があり、一日の摂取カロリーとも深く関わっていると言われています。

「うまみ感度を正常に維持することが、食べ過ぎを抑えて肥満防止に繋がる可能性があると思う」とのことです。

多くの人は、「ダイエット=甘い物を我慢」というイメージを持っています。

しかし、うま味感度を正常化すれば、無理に我慢しなくても痩せられるということです。

↓関連記事です。

うま味は、塩味や甘味と相乗効果

うま味の更なる働きは、他の味を強く感じさせてくれる「味の相乗効果」とのことです。

減塩や減糖?にも繋がるということですね。

聖マリアンナ大学の助教授、中村さんの調査では、「糖尿病患者の60%以上が味覚障害」だったそうです。

うま味受容体を増やすにはバランス食

うま味の受容体の数をアップさせることが科学的に確かめられているのは、うま味成分のうち昆布などに含まれるグルタミン酸です。

番組のクイズで、「味噌汁、肉じゃが、海苔、鮭などでどれに入ってるか?」という問題がありました。

答えは、全てに入っているです。

結局はバランスよく幅広い食材を食べることが大事。

番組の5人の実験では、うま味の感度が、2週間で3~15%増えていました。

味を感じる受容体は、10日間で入れ替わるそうです。

逆に受容体が減る恐れがあるのは、偏食や、お酒、辛い物、お菓子などが多い食生活とのことです。

↓栄養バランスに関する記事です。

加工食品に注意! 亜鉛も大事

2020年10月放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』は、「実は怖い!味覚異常」というテーマでした。

↓これらがポイントです。

・味覚異常は生活習慣病や肥満の原因になる
・味覚異常の原因は、亜鉛不足
・栄養バランスの崩れやストレスでも亜鉛不足になる
・加工食品も味覚異常に繋がる
・濃い味付けが好きな人も要注意
・よく噛んで食べることが重要

「加工食品が味覚異常に繋がる」、「栄養バランスが大事」などというのは、今回のガッテンと共通していますね。

まとめ

・味覚が正常でないと、食べ過ぎになって太りやすい
・うま味の受容体が増えると、食べ過ぎ防止になる
・うま味は塩味や甘味など、他の味を強く感じさせてくれる
・偏食や、お菓子、お酒、辛い物などは、味覚感度が悪化する
・栄養バランスを整えると、うま味が摂れ味覚感度が良くなり、痩せやすくなる

などが、この記事のまとめです。

今回の番組内容は、まだ研究段階中とのことですが、信憑性はかなり高そうかなと思います。


最後に、健康的に痩せてリバウンドしないために大事な【習慣化】についてお伝えします。

食事改善も運動も【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。

ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。

リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。

この記事の中で、栄養バランスが大事だと伝えましたが、ダイエットのためには、他にもいくつかの習慣を身につける必要があります。

↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。

また、もしライザップやパーソナルジムなどを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。

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