居酒屋や商店街にポスターが貼ってあることで知名度は高いけど実態はあまり知られていない【ピースボート】と、日本の豪華客船の代名詞ともいえる【飛鳥Ⅱ】の両方に乗船したので、比較記事を書きました。

↓これらの内容をお伝えしていきます。

・そもそも比較することに意味は無い
・世界一周クルーズも、豪華客船・飛鳥Ⅱに乗船することも、そんなに難しいことではない!

・これまでの旅歴
・クルーズ客船の、3つのカテゴリークラスとは?
・ピースボートと飛鳥Ⅱの客船概要

・ピースボートと飛鳥Ⅱの価格について
・クルーズの2つの指標とは?

食事や船内イベントなどについては、↓この記事に詳しく書きました。

ピースボート乗船者が飛鳥Ⅱに初乗船! 食事やイベントを比較してみた乗船記ブログ

そもそも比較することに意味は無い

食事や設備は飛鳥Ⅱの方が良いに決まっているし、費用はピースボートの方がリーズナブルなのは当然のことなので、正直言って比較する意味は無いと思っています(笑)

また「飛鳥Ⅱとピースボートのどっちに乗ろうか」 と迷っている人もあまり多くないと思うので、とりあえず両方に乗った体験を出来るだけ客観的な視点から書いていきます。

今後どちらかに乗ろうと考えている人へのワンポイントアドバイスなんかも、ちょこちょこと入れていきます。

世界一周クルーズも、豪華客船・飛鳥Ⅱに乗船することも、そんなに難しいことではない!

この記事を通して最も伝えたいことは、↓この2点です。

・世界一周クルーズは、【一生に一度の夢】というほど、ハードルが高いわけではない。
(ただしピースボートでなら)

・豪華客船の飛鳥Ⅱに乗船することも、そんなにハードルが高いわけではない。
(ただしワンナイトクルーズや2泊や、3泊などのショートクルーズなら)



【ただし~】という部分が気になる人もいるかもしれないですが(^^;)、

強調したいのは、どちらも、

そんなにハードルが高いわけでは無いので、憧れているだけで実際に乗らないのはもったいない

ということです。

これまでの旅歴

私はこれまでピースボートに3回乗船していて、そのうち2回が世界一周で、1回は10日間のショートクルーズです。

具体的な日程や期間、航路などは、↓こちらの通りです。

・1度目の世界一周は、第71回ピースボートで、2010年10月25日に横浜を出航し、2011年1月19日までの87日間

で、航路は主に北半球ですが、後半はイースター島やタヒチにも寄港しました。

これが私にとって、【初めて】の世界一周でした。


・2度目の世界一周は、第78回ピースボートで、2012年12月14日~2013年3月25日の102日間で、航路は冬の日本を脱出して、夏の南半球を巡るものでした。

・3度目のピースボート乗船は、「ゴールデンウィーク・ショートクルーズ」で、2018年4月24日 ~ 5月3日の10日間で、韓国を訪れる航路でした。

・また2016年からは200日間をかけて、バックパッカーでの世界一周をしています。



●それぞれの代表的な記事は、↓こちらです。

世界一周の船旅・ピースボート71回クルーズの乗船記まとめ記事。実態、噂、真実、真相、体験紀。



世界一周の船旅・ピースボート78回クルーズ(南半球航路)の乗船記まとめ記事。実態、噂、真実、真相、体験記。



5年ぶりにピースボートに乗船したら、食事や設備など色々なことが進化していた!ゴールデンウィーク・ショートクルーズ2018のまとめ



世界3周目のまとめ。バックパックとピースボートの世界一周の違いなど旅のスタイル編



そして今回、飛鳥Ⅱに乗船したのは、「横浜・仙台ゆったりワンナイトクルーズ」という1泊2日のクルーズです。



もし飛鳥Ⅱでも世界一周のクルーズに乗船したのなら、ピースボートの世界一周クルーズと比較することも可能だし、ある程度は意味があることかもしれないですが、

今回は1泊だけのクルーズなので、やはり比較してもあまり意味がないですよね。

↓横浜のベイブリッジの下を通過するのは、どちらの船でも共通のことですね。

クルーズ客船の、3つのカテゴリークラスとは?

一口に【豪華客船】や【クルーズ】と言っても、様々なクラスがあります。

3つのクラスは、↓こちらです。

・ラグジュアリー クラス
・プレミアム クラス
・カジュアル クラス

ちなみに2019年4月から、JTBが外国客船サン・プリンセスを貸し切っての世界一周チャータークルーズを実施していて、

この説明会に2018年1月に参加しました。

↓こちらは、その時のとある資料です。



JTBがチャーターした、サン・プリンセスは、プレミアムクラスで、

飛鳥Ⅱは、ラグジュアリークラス

ピースボートは、カジュアルクラス

ということですね。

その時に書いた記事が、↓こちらです。

JTBのサンプリンセス世界一周クルーズの説明会に参加してきた

ピースボートと飛鳥Ⅱの客船概要

2隻の客船情報です。

ピースボート(オーシャンドリーム)の客船概要

ピースボートで使用している船は数年に一度変わりますが、2012年5月の76回クルーズから現在まで、オーシャンドリームという船を使用しています。

・船籍:パナマ
・総トン数 35,265トン
・全長 205メートル ・全幅 26.5メートル
・喫水 7.5メートル
・乗客定員 1422人
・フィンスタビライザー(横揺れ防止装置)装備
・運航会社:シーホークコーポレーションリミテッドインク
・製造年:1981年。デンマークで建造

ちなみに、普段の乗客数は1000人くらいで満席のようです。

以前聞いた話だと、確か乗組員は300人~400人だったような気がしますが、検索しても詳細はわかりませんでした。

↑上記の【乗客定員1422人】というのは、乗組員を含めてのMAX人数なのかなとも思いますが、断定はできません。

飛鳥Ⅱの客船概要

・船籍/日本
・全長・全幅/241m×29.6m
・総トン数/50,142GT
・喫水/7.8m
・航海速力 最高21ノット
・横揺れ減揺装置/フィン・スタビライザー
・乗客数/872名
・乗組員数 約470名
・販売客室数/436室(全室海側)
・ベランダ付き客室比率/60%

大きさや乗客数の比較

大きさは、↓こちらの通りなので、飛鳥Ⅱの方が1回り~2回りほど巨大です。

・ピースボートが35,265トンで、全長205m、全幅26.5m
・飛鳥Ⅱが50,142トンで、全長241m、全幅29.6m

↓乗船した日に撮った写真ですが、巨大さがわかりますね。





乗客数と乗組員数は、↓こちらの通りです。

・推定値ですが、おそらくピースボートが、乗客数が約1000人、乗組員数が約400人
・飛鳥Ⅱは、乗客数872名、乗組員数 約470名

飛鳥Ⅱの方が大きいにも関わらず、乗客数は少ないです。

この最大の理由は、ピースボートには4人部屋があるからです。

これには、メリットもデメリットもあります。

メリットは、4人部屋の費用は安いので、乗りやすいということ。

デメリットは、船内の人口密度が高くなって、ゆったりしにくいことです。

クラスの違いは、価格や2つの指標

2隻の価格と、客船の代表的な2つの指標について説明していきます。

ピースボートと飛鳥Ⅱの価格について

クラスの違いを決める要素はいくつかありますが、最もわかりやすいのは、価格ですね。

ざっくりですが、↓このような感じに分けられるようです。

・ラグジュアリークラスは、1泊辺り4万円~
・プレミアムクラスは、1泊辺り2万円~4万円
・カジュアルクラスは、1泊辺り1万円~2万円

しかし例えば同じピースボートでも、最も高い部屋であれば、1泊辺り3万円~4万円くらいになるので、一概には言えないですけどね。

具体的なピースボートの費用は?

ピースボートでは、1990年に初めての世界一周クルーズをしていますが当時はヨーロッパ発着でした。

初めての日本発着での世界一周は、1994年のことです。

1999年頃からは、ほぼ毎年3回の世界一周クルーズをしていて、

2020年にも、3回の世界一周クルーズが予定されています↓

ピースボートで2019年と2020年に出航するクルーズを一気に紹介! 過去に3度乗船したので体験記ブログ、実態、嘘、うわさ、悪評なども全て公開します!



この2020年の3回のクルーズで、最も安いフレンドリータイプのバジェットという4人部屋の費用は、全て同じ基本料金で 1,390,000円 です。

ちなみにペアタイプのバルコニーという最上位クラスの部屋の基本料金は、1人辺りで約400万円です。

2度乗って、実際にかかった費用は?

2020年の世界一周クルーズの期間は、105日間~107日間ですが、

・私が乗った1度目のクルーズは87日間で、基本料金は99万円で、総額は約142万円でした。

2回目は、102日間で基本料金が129万円で、総額は約190万円でした。

基本料金の他に、43万円~61万円かかっているということですが、主なものは、↓これらの費用です。

オプショナルツアー代、寄港地での自由行動での費用、船内でのお酒やイベントでかかった費用、ビザ取得代金、ポートチャージ代、海外旅行保険代、横浜までの交通費、一眼レフデジカメ、お土産代、など。

内訳の詳細は、↓これらの記事に書いてあります。

ピースボート71回クルーズ・世界一周の総括・まとめ・感想・実態・評判のブログ記事



世界一周の船旅・ピースボートの費用・料金(78回クルーズ)

ピースボートでは無料で世界一周が出来るボランティアスタッフという制度がある

あくまで【基本料金】に関してですが、乗船前にする活動量に応じて、

35歳未満なら、基本料金が全額割引に、

35歳以上でも、基本料金が半額まで割引にすることが出来ます。

詳しくは、↓こちらの記事をご覧ください。

無料で世界一周する方法!? ピースボートのボランティアスタッフとは? 通訳スタッフ、カルチャースクール講師などの情報も!

具体的な飛鳥Ⅱの費用は?

今回私が乗ったのは、1泊のみのワンナイトクルーズで、

部屋は最もリーズナブルなKステートで、5.5万円でした。

ちなみに最高位のロイヤルスイートという部屋だと、26.2万円です。

飛鳥Ⅱで世界一周クルーズの費用は?

飛鳥Ⅱによる、2020年4月から103日間の世界一周クルーズの費用は、

最もリーズナブルなKステートだと487万円で、

最も高額なロイヤルスイートだと2875万円です。

なおクルーズでは早期全額支払いによる割引の制度があり、飛鳥Ⅱだけでなくピースボートにもあります。

この飛鳥Ⅱの世界一周クルーズに関しては、最大で20%の割引があり、

これだとKステートが390万円で、ロイヤルスイートが2300万円となります。

ピースボートで最も高い部屋の費用と、飛鳥Ⅱで最も安い部屋の費用がほぼ同じくらい、ということですね。

実は飛鳥Ⅱでは、ワンナイトクルーズや2泊などのショートクルーズが多い

飛鳥Ⅱでの世界一周クルーズは、安くても一人で390万円と聞くと、ハードルが高過ぎるように思う人が多いでしょうが、

実は普段はショートクルーズの方が多いです。

飛鳥での、世界一周クルーズは、

1996年に初代飛鳥で行われたのが最初で、

2015年まで、毎年1回の世界一周クルーズを実施してきました。

ちなみに2006年からは、飛鳥Ⅱが就航しています。

しかし中東など世界情勢の不安定により、2016年と2017年には世界一周は行わず、

2018年には3年ぶりの世界一周クルーズを行いました。

ピースボートは1年に3度の世界一周クルーズをしていますが、飛鳥Ⅱの場合は1年に1回で、期間は100日強でどちらも同じくらいです。

その他の期間は、実は国内クルーズのことが多いです。

ちなみに上記の通り、今年2019年は飛鳥Ⅱでの世界一周クルーズはありませんが、

↓これらのような、グランドクルーズという1ヵ月前後の期間の3つのクルーズがあります。

・1月末から約30日間のアジアグランドクルーズ
・6月からは40日間のハワイ・アラスカグランドクルーズ
・11月には約20日間のディスカバリー・アジアクルーズ

この他に、10日間以上のやや長い期間のクルーズは、↓これらだけです。

・年末年始とゴールデンウイークの10日間ほどでグアムやサイパンに行くクルーズ
・12日間の日本一周クルーズ

このグランドクルーズと10日間前後のクルーズ以外は、ほとんどが7泊未満のクルーズで、

半分以上が、1泊~3泊だけのショートクルーズです。

最もリーズナブルなKステートであれば、1泊辺りの費用は4万円強~5万円前後なので、

実は10万円~15万円程で、日本を代表する豪華客船・飛鳥Ⅱに乗船することが出来るのです。

なお今年の12月のクリスマスクルーズでは、8回のワンナイトクルーズがあり、Kステートの費用は1人辺りで4.8万円~5.6万円です。

ちなみに今回、私が乗船したのは「ゆったりワンナイトクルーズ」で、通常よりも乗船時間が長くて、通常は無いランチも含まれていて、5.5万円でした。

船内で、お酒など特別な飲食をしなければ、他にかかる費用は、船までの交通費だけです。

クルーズの2つの指標とは?

必ずしも実際のサービスレベルを表している訳ではありませんが、2つの代表的な指標を紹介します。

1 クルー パッセンジャー レイシオ(Crew to Passenger Ratio)とは?

これは、

乗組員一人が、何人の乗客を担当するのか?

という指標で、

乗客定員 ÷ 乗組員数 で出てきます。

・飛鳥Ⅱの場合は、872 ÷ 470 で 1.85 人
・ピースボートの場合は推定値ですが、1000 ÷ 400 で 2.5人

この数値が低いほど、手厚いサービスが提供できるということを表している指標です。

2 パッセンジャー スペース レイシオ(Passenger Space Ratio)

これは、

乗客一人当たりのクルーズ船のスペースの広さを表す指標で、

船の総トン数 ÷ 総乗客数 で出てきます。

・飛鳥Ⅱの場合は、 50,142 ÷ 872 で 57.5トン
・ピースボートの場合は推定値ですが、 35,265 ÷ 1000 で 35.2トン

この数値が高いほど、船内の人口密度が低くてゆったりしている、ということですね。


実際に2つの船に乗ってみて、当然のことですが飛鳥Ⅱの方が手厚いサービスで、また船の中でゆったり出来ることを実感しました。

そしてこの2つの指標の差は、ある程度はクルーズの費用と比例することになります。

クルーズに乗る目的は人それぞれなので、

ゆったりするよりも、船内では常にアクティビティに参加するなどして船旅を最大限に楽しみたい、とか

他の乗客とも、ガンガン交流したい、

という目的が強い人であれば、

もしかしたらピースボートの方が向いているかもしれないですね。

どちらが良いとか、悪いということでは無いですね。

まとめ

今回の記事では、クルーズの全般的なことや、費用のことなど、

そして、

実はピースボートでの世界一周や、

飛鳥Ⅱでのショートクルーズなら、

【一生に一度】などのようにハードルは高くない、

ということをお伝えしてきました。



クルーズでの旅に少しでも興味がある人は、

とりあえず資料請求したり、船旅の説明会や、船の見学会に参加するのが良いですよ。

※ピースボートの資料請求は、↓こちらの公式サイトからどうぞ(無料)。


資料請求をしたら後日、電話がかかってくると思うので、

そこで全国各地で開催されている説明会について聞いてみてください。



※飛鳥Ⅱや、他のクルーズの情報は、↓こちらに沢山載っています。

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