外国の豪華客船に格安で乗った体験記ブログ。ベストワンクルーズで1泊1万円以下!? MSC、コスタ、ダイヤモンドプリンセスなどの評判、口コミは?

2019年10月18日から10月23日まで、5泊6日でMSCスプレンディダというイタリアの豪華客船に乗りました。

最近は、ジャパネットたかたでもクルーズを紹介していて、日本にもクルーズの文化が広まってきていますね。

今回は、お得な方法で激安で乗り、1泊辺り1万円以下で乗ることが出来ました。

このクルーズの体験記を書いておきます。

目次は、↓こちらの通りです。

●どのような船か?
●船内生活は?
●航路は?
●費用は?
●予約から乗船までの流れは?
●今後のお勧めクルーズ2つ
●格安で豪華客船に乗る方法は?

なお私のこれまでのクルーズ歴は、↓この両極端?なものだけです。

・ピースボートの世界一周クルーズ
・飛鳥Ⅱのワンナイトクルーズ

比較記事は、↓こちらです。

ピースボート乗船者が飛鳥Ⅱに初乗船。食事やイベントを比較してみた乗船記ブログ

最近は日本でも増えている、外国の大型客船に乗るのは、今回が初めてでした。

どのような船か?

MSCスプレンディダ
全長:333.3m
全幅:37.92m
高さ:66.8m
総トン数:137,936トン

乗客定員:4,364名
乗組員数:1,370名

デッキ:18層
喫水:8.67m
客室数:1,751室

ピースボートと飛鳥Ⅱとの比較

比較のために、これまでに私が乗ったピースボートと飛鳥Ⅱの情報も載せておきます。

ピースボートで使用している船は、数年ごとに変わりますが、2012年5月から現在も使用されているオーシャンドリームのデータは、↓こちらです。

・総トン数 35,265トン
・全長 205メートル ・全幅 26.5メートル
・乗客定員 1422人



飛鳥Ⅱの客船概要(2020年の改修前)

・全長・全幅/241m×29.6m
・総トン数/50,142GT
・乗客数/872名
・乗組員数 約470名
・販売客室数/436室(全室海側)



比べてみると、今回乗ったMSCスプレンディダが、いかに大きいかがわかりますね。

↓写真の右の方に写っている車と比べると、船の大きさがわかりますね。


↓長崎で撮った写真ですが、遠くにある船がビルのようにも見えますね。

船内生活は?

今回の5泊6日のクルーズ中に「終日航海日」という丸一日、海上にいるという日が2日間ありました。

この日数はクルーズによって異なりますが、クルーズでは寄港地での観光だけでなく、船内生活が大切になります。

●船内新聞

どの船でも同じですが、クルーズでは、船内新聞というものがあり、

船内の施設の利用時間や、イベントの時間や場所などの情報が書かれていて前日の夜に、部屋に届けられます。

これを見て、その日の行動計画を立てるようになります。

実際の船内新聞で、↓この日のイベントの一覧です。

↓レストランなど、各施設の営業時間などの情報です。

↓重要なお知らせや案内のページです。

部屋

今回は最も安い部屋で、窓が無い内側の部屋にしました。

私はこれまでのクルーズでも寝る時以外は、ほぼ部屋にはいなかったので、費用が安い部屋の方が、コスパが良いです。

そして私の初めてのクルーズがピースボートでの2段ベッドが2つある4人部屋だったこともあり、今回の部屋は充分な広さがあると思いました。

もちろん絶対に窓がある部屋が良いという人もいるので、予算と好みに応じて、部屋を選ぶと良いと思います。

レストラン

主な無料のレストランは、2つあります。

●メインレストラン

メインレストランは5階と6階に吹き抜けであります。

夕食だけは、席に着くと料理が運ばれてくる形式で、朝食と昼食はビュッフェスタイルです。

そして夕食は2回制で、早い時間の人と遅い時間の人に分かれます。

↓とある日のメインレストランのディナー時の写真です。

↓メニューは、前菜、メイン、デザートが複数あり、毎日変わります。



今回、途中で他の人から聞いてわかりましたが、前菜やメインのカテゴリーから1つずつだけでなく、複数の注文が出来ることが判明しました。

●ビュッフェのレストラン

もう一つのレストランは14階にあって3食だけでなく、午後のスナックや深夜のスナックも含めて、全ての時間帯で、ビュッフェスタイルです。

利用出来る時間は、その日によって多少前後しますが、大抵は朝6時~深夜24時頃まで、ほぼ常に何かを食べることが出来るようです。

そしてここは、とにかく広いです。

↓このように、コーナーごとに分かれてますが、同じコーナーのものも複数個所あります。




↓イタリアのクルーズ船なので、ピザやパスタも充実しています。



それぞれの時間帯で、提供される料理が違ってきます。

↑ピザがあるのは、大抵、11:30以降のようです。

↓バーガーなども、朝は無かったようです。


↓スイーツは常に複数あるので、長いクルーズの場合は、節制しないと確実に太ります笑




クルーズに乗りすぎて、ダイエットが課題の方は、

元ライザップのトレーナーである私が提供している、↓オンラインダイエットもお勧めです(^^)

詳しくは、↓こちらをご覧ください。

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↓中東やアフリカの料理のクスクスです。

私は以前このクスクスを、本場のモロッコやチュニジアで食べたこともありますが、船のクスクスも美味しかったです。

イタリアから、北アフリカはかなり近いので、イタリアでも結構一般的なのかもしれないですね。

このように、世界各地の料理も楽しめます。

●レストランのその他の情報

朝食と昼食の5~6階のメインレストランにあるメニューは、ほぼ全て14階のレストランにあります。

逆に14階にあって、メインレストランに無いもの、というのは、無かったと思います。

また夕食をメインレストランで食べてから、更に14階のビュッフェで食べることも可能です。

メインレストランで遅い時間なら、↑この逆も可能ですね。

また朝食と昼食にメインレストランで食べると、他の乗客と同じ席になることもあるので、

交流を楽しみたい人や、様々なクルーズの情報を得たい人には、お勧めです。



●シアター

寄港地に着く日も含めて、毎晩シアターでショーが行われます。

ミュージカルやコンサート、オペラ、アクロバティック的なものなど、毎晩、異なったテーマのショーが行われていました。

↓とある日の演目です。


船が巨大なので、シアターもかなり広いです。


上の階の前方は、ヨットクラブという、良い部屋の乗客のスペースのようですが、

下の階の前方は、早く来た順番で座ることが可能なので、私も前から2列目で見たりもしました。

↓写真撮影がダメというアナウンスは無くて、撮影している人も沢山したので、1枚だけ載せておきます。

●プール

↓屋外のプールを、夜に撮影しました。


↓室内プールもあります。


プールもジャグジーも、温度管理されているので、夏以外のシーズンでも、入ることも可能です。

それでもプールは、寒くて入りにくいこともあると思いますが、ジャグジーは全く問題無いですね。

●レセプションや、吹き抜けのエントランス

吹き抜けで、多くの人がタイタニックなどでもイメージするような、豪華客船の代表的な場所とも言えますね。

↓友達が良いカメラを持っていて、撮ってもらいました。


●その他の施設・設備

他にも、↓これらのような様々な施設があります。

・複数のバーやラウンジ
・カジノ
・フィットネスセンター
・スパ&サロン
・図書室
・インターネットカフェ
・ショップ
・ディスコ
・ツアーオフィス
・医務室
・キッズクラブ

とにかく広いので、乗って最初の頃に、様々な場所を探検するのが良いと思います。

イベント

船内新聞を見ると分かりますが、毎日、様々なイベントが開催されています。

↓卓球大会の様子です。

↓フィットネスダンスです。

スポーツ系だけでなく、ゲーム的なイベントも多いです。

↓10月22日の船内新聞ですが、ゲームのイベントが多いのがわかりますね。


ゲームで成功すると、MSCグッズなどを貰えます。

↓実際に、私が手に入れたMSCグッズの一部です。


他にTシャツも、もらいました。

あとキャップやネームホルダー、マグボトルなどをもらっていた人達も多いです。

↓ちょっとしたゲーム的な要素と、参加型で、楽しい系のイベントの一コマです。

あとは、ダンス系のイベントも多いですね。

日本人は苦手な人も多いかもしれないですが、せっかくの機会なので恥ずかしがらずに積極的にイベントに参加すると、クルーズをより一層楽しめると思います。

ドレスコード

大抵どのクルーズでも、夕方以降はドレスコードが定められています。

しかし今回乗ったMSCもそうですが、カジュアル客船の場合は、あまり厳格ではない傾向があります。


ちなみに今回の5泊のクルーズでは、ガラ(イタリア語でフォーマルのこと)は1日だけで、

あとは、ほとんどがカジュアルで、他にはホワイトナイトという日もありました。

でも私は白色の服が無かったのですが、そんなに厳格ではないので、問題はありませんでした。

航路は?

今回の航路は、横浜から出発して長崎、韓国の釜山に寄り、中国の天津で降りるという片道のクルーズでした。



多くのクルーズは発着の都市は同じことがほとんですが、今回のように発着場所が別々のクルーズも時々あって、

そのようなクルーズの方が、乗客数が少なかったり、クルーズ費用が安いという傾向があるようです。

費用は?

クルーズの費用は基本的には、↓この4つの合計です。

クルーズ料金 + クルーズ諸税 + 船内での有料サービス + チップ等

あとは、↓これらの費用もかかり、人によって大きく差が出ます。

・寄港地での食事やお土産代
・発着場所までの交通費
・乗下船の時の宿代

実際にかかった費用の内訳は?

私の場合は、クルーズ料金が9999円 + クルーズ諸税が25,000円 + 船内での有料サービスが0円 + チップ等74ドル(約8000円)で、クルーズの費用の合計は、約43000円でした。



↓チップ等です。

ちなみに私は今回、船内では、お酒や有料のドリンクも一切、注文しませんでした。

マグボトルを持ち歩いて、14階レストランや、フィットネスジムで水を補給していました。

その他の費用は?

■寄港地での食事やお土産代

●長崎
長崎には去年も今年も来ているので、

外出はしましたが、観光での費用はかかりませんでした。

また食事は船で食べたので、出費はカステラサイダーの250円だけでした笑

●釜山
釜山にも去年も今年も来ていましたが、まだ観光で行ったことが無い場所に行き、タクシー代がかかったのと

サムゲタンの有名なお店で食べて、合計で2200円ほどでした。

ちなみに船から、街の中心地の釜山タワーまで、無料のシャトルバスが結構な頻度で出ていました。

↓去年、釜山に来た時の日記です。

キムタクも来た韓国のマチュピチュ!?甘川洞(カムチョン)文化村に釜山から行ってきた。行き方は?ピースボート・ゴールデンウィーク・ショートクルーズ4日目。2018/4/27

■発着場所までの交通費

私たちは、天津で下船後、天津で1泊し、更に北京で1泊してから、帰国しました。

帰りの飛行機代は、23,818円でした。

もっと安いものだと、1万円前後のチケットも取ることは可能でしたが、

先月、北京に出来たばかりの新しい空港を利用したかったので、チケット代が高くなりました。

この空港はデザインも人気で、既に観光スポットにもなっているそうです。

他にも、天津から行ける穴場の万里の長城にも行きましたが、これに関しては、↓この記事で紹介しています。

天津から万里の長城へ行ってきた。北京の近くと違いすいてて穴場!黄崖关长城(黄崖関長城)への行き方は?

↓紅葉が見事な万里の長城です。


↓北京の新空港です。


↓新空港に行った記事です。

北京の新空港【北京大興国際空港】を使ってみた! アクセスやプライオリティパスでのラウンジは? 地下鉄の行き方は?

片道クルーズだと、移動の手間と費用が余分にかかりますが、↑このように、じっくりと観光が出来るというメリットもありますね。

■乗下船の時の宿代

天津でも北京でも、ドミトリーの安い宿をとりました。

どちらもbooking.com(ブッキングドットコム)で予約し、評価が8や9などと高評価のユースホステルで、コスパはとても良かったです。

費用は、天津では800円ほどで、北京の宿は2000円ほどでした。

booking.com(ブッキングドットコム)では、もちろんユースホステルやゲストハウスだけでなく、一般のホテルも予約できます。

↓公式サイトはこちらです。
世界最大の宿泊予約サイト、Booking.com




■費用のまとめ

まず前述の通り、今回のクルーズの費用の合計は、約43,000円です。

実際にかかった、帰りの航空券代の23,818円を加えると、約6万8千円ですね。

もし帰りの航空券が、1万円くらいの安いチケットだったら、5.3万円くらいということですね。

もちろん、天津と北京での宿泊費や交通費や、観光にかかった費用や、食事の費用を含めると、

もっと高くなりますが、それでも、全て合計しても8万円くらいだったと思います。

格安で豪華客船に乗る方法は?

2つの方法を紹介します。

出発が近くなると安くなる

私は今回、クルーズ専門会社で日本最大級のコース数を取揃えている、【ベストワンクルーズ】で予約しました。

今回のクルーズは、出発の時期が近づくとクルーズ代金が、少しずつ安くなっていました。

私が最初に、このクルーズの話を友達から教わったのは、9月下旬でその時のクルーズ代金は15,000円でした。

ちなみにもっと前だと、もっと高かったようです。

そして、少しして、私が予約した9999円になりました。

でも出発時期が近くなると、準備が大変だし、飛行機や宿の準備もあるし、

売り切れて、クルーズに乗れなくなる恐れもあるし、良し悪しがあることは、覚えておきましょう。

またクルーズでは早割という制度もあるので、確実に部屋を抑えて、しかも割引にしたいという場合には、早割の料金で予約するのもお勧めです。

安いクルーズの狙い目は、片道のクルーズ

今回のように着場所が違うクルーズだと、かなりお得に豪華客船でのクルーズに乗ることが出来ます。

ただ、片道のクルーズだと、プラスで交通費がかかります。

自力で、飛行機のチケットやホテルを予約することが出来る人なら、かなり安く豪華客船に乗ることが出来ます。

でも自力での手配が難しいという方でも、ベストワンクルーズに、ホテルや航空券の手配をお願いすることも出来ます。

予約から乗船までの流れは?

今回、私が申し込んだのは、10月6日でした。

その後、予約書類はメールに添付されて送られてきました。

またクルーズガイドは、郵送で送られてきました。

そして10月11日に、↓これらの書類がメールに添付されて送られてきました。

・乗船券
・荷物発送の案内
・乗船の案内
・下船の案内

申込むと担当の方がつくので、疑問点がある場合は、メールだけでなく直接、電話で話を聞くことも可能です。

今後のお勧めクルーズ3つ

●1 MSCベリッシマ

今回私が乗ったMSCスプレンディダの代わりに、2020年からはMSCベリッシマが日本でのクルーズを行うとのことです。

ベリッシマの特徴は、スプレンディダよりも更に一回り大きい、17万トンクラスで、また2017年6月に初就航したばかりの、かなり新しい船ということです。

↓そして、やはり片道クルーズだと、既に激安のクルーズがいくつも発表されています。



●2 コスタ ネオロマンチカ

MSCと同じくイタリアのクルーズ会社ですが、先ほどのMSCベリッシマとの大きな違いは、船のサイズですね。

総トン数は57,100トンで、全長220m、全幅30.8mです。

ベリシッマの3分の1ほどのトン数で、日本船だと飛鳥Ⅱとほぼ同じくらいのサイズですね。

今回の旅で、沢山の会社のクルーズに乗船している人達の話も、聞きましたが、

「コスタは船が小さい分、クルーや他の乗客との距離が近くて、仲良くなりやすく、交流も楽しい」という意見を、何人かが話していました。

私も、近いうちに実際に乗って比較してみたいと思っています。

↓やはり片道のクルーズだと、費用が安い傾向がありますね。

↓2020年4月のカレンダーです。

↓2020年5月のカレンダーです。

6月以降も既に、様々なクルーズが発表されています。



●3 ダイヤモンドプリンセス

船の特徴は、2つあると思います。

特徴1 プレミアムクラス

ひとくちに【豪華客船】と言っても、ベストワンクルーズのサイトによると、カジュアル客船、プレミアム客船、ラグジュアリー客船

と3段階でクラス分けをしていて、カジュアル客船が最もリーズナブルで、ラグジュアリー客船が最も費用が高いということです。

これまでに紹介したMSCベリッシマや、コスタネオロマンチカは、カジュアル客船ですが、

ダイヤモンドプリンセスは、【プレミアム客船】で、ワンランク上のクラスとされています。

特徴2 日本で建造され、日本向けにカスタマイズ!

ダイヤモンドプリンセスは、2004年に日本で建造されデビューした客船です。

そして大浴場など、日本向けにカスタマイズした多彩な施設があります。

船のサイズは、↓こちらの通りで、今回私が乗船したMSCスプレンディダと似たような大きさですね。

総トン数 115,875トン
全長 290m
全幅 37.5m
船籍 英国

↓そして、例えばこのクルーズのように、やはり片道クルーズだと、格安でプレミアム客船に乗ることが可能です。


他にも、海外発着のクルーズで、地中海やカリブ海のクルーズもあるし、

年末年始や、ゴールデンウイークの時期に合わせてのクルーズもいくつも紹介されています。

また最高ランクであるラグジュアリークラスで、おそらく世界で最も有名な豪華客船クイーン・エリザベスも2020年と2021年に、日本発着のクルーズが既に発表されたりもしています。

一度、激安のクルーズに乗ると、クルーズの常連の人達から、他の船の話も聞けるので、積極的に交流を楽しむのが良いと思います。

そして激安クルーズで、クルーズデビューをして、将来的には、

上記のクイーン・エリザベスや、日本で最も有名な、飛鳥Ⅱなどにも乗船してみてはいかがでしょうか?

まずはお試し?として、激安クルーズに乗るというも、良いと思います。

もしどこかのクルーズで、私を見かけたら、気軽に声をかけてください^^

激安クルーズは、随時、発表されると思うので、↓ベストワンクルーズの公式サイトを、時々チェックしておくと良いと思います。




私も過去に乗ったことがある、最も安く世界一周クルーズが出来る、ピースボートに乗った時の記事は、↓こちらをどうぞ。

世界一周の船旅・ピースボートで実際にかかった費用・料金の内訳は?(78回クルーズ)

ちなみに今回MSCスプレンディダには、2010年にピースボートに乗った時に、友達になった4人で乗りました。

※ピースボートの資料請求は、↓こちらの公式サイトからどうぞ(無料)