
【元ライザップのトレーナーが解説】
最近よくSNSで見る広告サプリREVODY(レボディ)は、飲んでも広告のような効果は見込めません。
更には【勝手に、数ヵ月分の高額請求がきた】という被害も出ています。
↓私の経歴です。
REVODY(レボディ)は誇大広告
↓広告の一部のスクリーンショットを載せます。

↑4週間で、【78.7kgから65.1kgになった】と書かれています。
知識がある人には、これだけで完全に嘘だとわかります。
私はライザップで、約3年間トレーナーをしたり、その前に大学の体育学部を卒業していますが、
4週間で、このくらい変化できるのは、アスリートやボディビルダーで、元々かなり鍛えている人が
・大会のために、オフから減量モードにした時
・わざと一度太ってから痩せる時
それなので、一般の人がサプリを飲んで、ちょっとした筋トレや食事制限をするくらいでは不可能です。
ちなみに【わざと一度太ってから痩せる】というのは以前、金子賢さんもやっていた手法ですね。↓

運動や栄養の知識が無い人は騙されて驚きますが、トレーナーやアスリートにとっては驚くことではありません。
ちなみに金子賢さんが広告塔の鍛神というHMBサプリも効果が無い商品です。↓
もしREVODY(レボディ)の広告のような効果があるとしたら?
もし本当に【78.7kgから65.1kg】などと大幅に減り、マンガのような細マッチョになるとしたら、
REVODY(レボディ)に限らず、
【サプリを飲んで、ちょっと筋トレするだけで、細マッチョになれる】や、
【飲むだけで、筋トレも無しで激やせ・マッチョ!】
などと宣伝しているSNSの広告は、全て嘘です。
REVODY(レボディ)の口コミ、解約・返品ができない!?
・「勝手にコースを変えられて高額請求された」
・「解約も返品も出来ない」
などという被害情報も出ています。↓
↓これらはSNSの嘘サプリで、よくある手法です。
・1回目だけ安いように見せかける
・数ヵ月間は解約が出来ない
・2ヵ月目以降は高額
東京都消費生活行政でも、注意喚起をしています。↓
↓ここから直接、東京都消費生活行政のサイトに飛べます。
【第3回 お試しなのに毎月請求!~ネットの表示を全部読んでる?】
なおREVODY(レボディ)は、2020年9月11日に発売されていますが、これまでに信頼できる【痩せたという情報】はありません。
逆に【新しい闇】だと、警鐘を鳴らしている人がいるほどです。↓
↑元々は、青汁王子こと三崎優太さんがツイートしてたのですが、消去されたようです。
まだ残っているサイトのスクショを載せておきます。 http://twicolle.com/P1157778/

以前【GACKT愛用の筋トレサプリ】と宣伝されていた「メタルマッスルHMB」は京都消費者ネットワークから提訴されて、販売終了しています。↓
↑500円で購入できると思わせ、4回以上は継続必須で、2回目以降は6,480円なので合計約2万円くらいの被害、という典型的な手法です。
嘘のサプリでSNSで出回るのはアフィリエイトの功罪
2020年12月21日に、中日新聞で、↓このような記事がありました。
【アフィリエイト、大規模実態調査 消費者庁、不正広告規制強化へ】(記事は既に削除されてます)

アフィリエイトという言葉や、意味を知っているでしょうか?
↓この図を見ると、わかりやすいと思います。

アフィリエイトの全てが悪いわけではありません。
本当に良い商品やサービスがネットの口コミで広まるのなら、広めた人も、消費者も、会社も、皆が利益を得るということになります。
でもダイエット商品で、↑このようになることは、ほとんど無いですね。
2019年1月22日放送のNHK『クローズアップ現代+』の「ネット広告にニセ情報が氾濫!▽注意!インスタも標的に!」でも警鐘を鳴らしていました。↓

↓関連記事です。
また近年はインスタグラムや各種SNSなどでPR案件というものがあり、アフィリエイトとは別ですが、やはり嘘のダイエット情報が流れやすいです。
↓塗るだけで痩せるボディクリームもPR案件で広まっていたようでした。
嘘のサプリやダイエット商法は行政処分に
偽ダイエットサプリに限らず、
「乗るだけ・巻いて電気を流すだけ・着るだけ」などの
【効果が無いダイエット商法】は毎年、何件も行政処分を受けています。
しかし、また新しい会社・商品を誕生させて、短期的に稼いでいるようです。
今回のREVODYも、おそらく1年後には存在していなくて、また別のサプリを売り出している、という可能性も高いと思います。
↓関連記事です。
REVODY(レボディ)で痩せない理由?
HMB+EAAや、クレアチンやアミノ酸を入れたというレボディの成分は、痩せるための特別な物ではなく、ありふれたものです。
普段の食事や、運動の方がずっと重要です。
しかし、REVODYのプレスリリース記事には、↓このように書かれています。
栄養管理や食事管理と言うと「面倒で、つらい」というイメージが持たれがちです。味が苦手なプロテインを飲んだり、低カロリー食事制限など、手間がかかってしまいます。 「REVODY」なら飲みたいときに、さっと取り出して必要な栄養をチャージできます。食事管理の時間を効率化することで、その分、運動に集中でき、より早い結果形成につながるでしょう。
栄養のことを【全く分かってない人】が書いてるのでしょうね。
もしこの文章を信じて、普段の食事がおろそかになったら、代謝や筋肉量が減っていき、体調の不具合も出てくる可能性が高いです。
ガクザップよりも他の動画の方が役立つ
REVODYを買うと、撮り下ろし動画も見れるようです。
ガクザップは、私も見てみましたが、「本当に効果があるトレーニング」という視点では、
↓これらのYouTube動画の方が、お勧めです。
●お笑い芸人・ボディビルダーのなかやまきんにくん
ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】
●『ホンマでっか!?TV』でもおなじみの岡田さん
バズーカ岡田の筋トレラボ
●筋トレ業界のレジェンド山本さん
山本義徳 筋トレ大学
また、↑これら動画では、正しい食事方法を学ぶことも可能です。
もしGACKTさんのファンが「限定の動画を見たい」という理由で、REVODYを購入するのなら良いと思いますけどね。
嘘のダイエット商法にだまされないために
REVODYに限らず「手軽に痩せる」というような広告をしているダイエット商法は
【ほぼ100%誇大広告】と思っておくのが良いですね。

また、↑このように「在庫が少ない」と思わせる表示がある商品も、嘘(効果も在庫の点でも)である可能性が非常に高いですね。
他には【ダイエットカフェ】という、リアルな口コミサイトを見るのもお勧めです。
【ダイエットカフェ – 日本最大級のダイエット商品口コミサイト】
ダイエットカフェなら『ダイエット商品(食品・情報・器具等)体験者の本音の口コミ』が聞ける! 悪徳ダイエット商品に騙されないためにも、まずはダイエットカフェを覗いてみよう。
というように、ここは
・ダイエット商品の販売なし
・アフィリエイトの掲載なし
なので、情報の信ぴょう性が高いです。
この記事を書いた2020年末時点でも、修正した2021年5月でも、REVODY(レボディ)の口コミは無いですね。
GACKTさん推奨?の金森式も危険!
「金森式ダイエット」という糖をカットし、牛脂など高脂質なものを食べる極端なダイエットもどきがあります。
発案者の金森氏とGACKTさんが対談をして意気投合していますが、金森式は健康を害する恐れが非常に高いです。

金森式は、糖質カット、高脂質、野菜を推奨しない、1日2食を推奨など、健康に悪い理由はあまりにも多すぎます。

糖質が少なすぎる点だけを見ても、死亡率が高いのは明らかになっています。

早死にしたくなければ、金森式をやらない方が良いですね。
まとめ
・REVODY(レボディ)の広告で言ってるような効果は無い!
・他の、似たようなサプリも、同じく効果なし。
・もし効果があるサプリが登場したら、ライザップや痩身エステはすぐに閉店ラッシュ!
・支払いは、1回分だけで済まない可能性が高い
・断糖高脂質食の金森式も危険
などが、この記事のまとめです。
最後に、効率良く痩せてリバウンドしないために、どうすれば良いのかをお伝えします。
まず食事改善も運動も、【一時的にだけ】やっても、その後にやめれば無意味です。
一時的に体重が減っても、リバウンドして元に戻るだけです。
し断食や炭水化物カットなど極端なダイエットをすると、【筋肉が減る】ので、リバウンドした時に同じ体重に戻ったとしても、以前より体脂肪が増えていることにもなります。
ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。
リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。
大事な要素はいくつもあるので、次々と登場する「〇〇だけ」ダイエットで痩せないのは当然のことです。↓
この記事の中で、普段の食事が大事だと伝えましたが、ダイエットのためには、他にもいくつかの習慣を身につける必要があります。
↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、痩せる習慣を身につけることが可能です。
また、もしライザップやフィットネスジムに通うことを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。
↓私のオンライン指導だけで痩せた方のビフォア・アフターです。

費用は大手パーソナルジムの1割~2割程度の費用です。
大手ジムの広告よりも、量のペースは遅いですが、リバウンドがしにくく、きつくなくて、習慣化もされやすいと思います。
↓詳細は、こちらをご覧ください。
↓Twitterでもダイエット情報を日々発信しているので、フォローしてもらうと真実のダイエット情報を得ることが出来ます。