リポドリンでのダイエットは痩せない! 副作用が危険すぎる!


【元ライザップのトレーナーが解説】

アメリカの【リポドリン】という危険なサプリを【ダイエットに良いと勘違い】し、飲んでいる人がいますが、
痩せるどころか、逆に太ったり病気になったりする可能性が高いです。

リポドリンを使用するメリットは、一切ありません。

理由は、↓この通りです。

・副作用がひど過ぎる。
・利用は8週間まで。
 →もし一時的に体重が減ってもリバウンドするだけ

・アメリカの肥満問題が解決されていない。
 →リポドリンに痩せる効果が無いということ。

・リポドリンに限らず、もし安全で痩せるサプリや薬があるなら、ライザップはとっくに倒産している。

このあと詳しく解説します。

↓私の経歴です。

リポドリンとは?

アメリカの会社が製造販売しているサプリメントです。

成分の中に【日本の厚生労働省では認可していない物】が含まれているので、日本では個人輸入でしか手に入れることが出来ません。

https://www.suplinx.com/shop/g/g478-00569/

↑これらは、サプリンクスというサイトからの画像です。

この後もいくつか出てきます。

サプリンクスのような個人輸入代行業者からも購入が可能ですが、メルカリなどへの転売は違法です。

そして個人輸入なので、健康被害が起きても【自己責任】となってしまいます。

リポドリンの副作用が危険すぎる

ちょっと検索するだけでも、↓これらのような様々な副作用のリスクがあります。

・動悸、めまい、激しい頭痛、血圧上昇
・不安感がある、気持ちが落ち着かない、悲壮感、ぞわぞわする
・ムカムカする、嘔吐感、冷や汗、震え
・嘔吐 、 食欲不振 、 排尿困難 、 過敏症 、 発疹
・幻覚、妄想、精神症状、口渇

主要成分のエフェドラの副作用として、「副作用や健康被害が頻発している。」と書かれていますね。↓

ウィキペディアにも、リポドリンの恐ろしさが、しっかりと書かれています。

↓薬学用語解説というサイトです。

↑一歩間違えば?、覚せい剤ということですね。

このように主要成分「エフェドリン」の副作用が危険なので、厚生労働省でも注意を促しています。

そしてリポドリンの販売サイトにも、かなり多くの【注意事項】が書かれています。

↑これをちゃんと読むだけでも、恐ろしさがわかると思います。

↓これらに該当する方はご摂取しないでください。・・・と書かれています。

心臓、肝臓、甲状腺疾患、臓・肝臓・腎臓・甲状腺疾患、精神障害、てんかん、排尿困難、糖尿病、高血圧、不整脈、再発性頭痛、前立腺肥大、緑内障等の症状がある

※つまり、↑これらの臓器や機能に悪影響を及ぼす可能性が高い、ということです。

ダイエットは短期間だけやっても無意味

そもそもダイエットは、食事も運動も【一時的にだけ】やっても無意味です。

意味があるのは、↓このような特殊な人だけです。

・結婚式を控えている花嫁(花婿)
・アスリートが大会のため
・芸能人が撮影のため

↑全て一時的なもので、用件が済んだら、体型・体重は元に戻ります。

[サプリメントも同じで、一時的にだけ飲んでも無意味です。

もちろんリポドリンは、体調不良や美容の面でマイナスでしかないし、ドーピングにひっかかるので利用価値は一切無いですが。

リポドリンの利用は8週間まで

注意事項に書いてあることは、どれも重要ですが、「8週間以上のご摂取はお避けください。」という点について解説します。

期限が定められている理由は、もちろん危険だからです。

ほとんどのサプリメントでは、期限はありません。

そして、もし8週間で体重が減ったとしても【その後に、必ずリバウンドする】ということです。

ちなみに口コミで「体重が減った」と書かれているものもありますが、ほとんどが一時的に【水分で減っただけ】で、【体脂肪】はほとんど減っていません。

夏に汗をかいたり、サウナで汗をかいたりして短時間で体重が減っても、【水分で減ってるだけ】というのと同じことです。

食欲を薬で抑え込むのは危険!

リポドリンには、薬の成分として使われている物も入っていて、確かに、食欲を抑制する作用がでることもあります。↓


しかし既に紹介した通り、副作用のデメリットが大きすぎるのと、8週間後に反動で食欲が暴発する恐れもあります。

また【食欲を、薬の作用で抑えることの危険性】を知っておく必要があります。

そもそも過剰な食欲が出る理由は?

主な理由は、↓この3点です。

1 栄養バランスが悪く、栄養が足りていないから
2 ストレス
3 睡眠不足

極端な食事制限をしたり、お菓子や菓子パンなど、【カロリーだけ高く、栄養価が低い物】を頻繁に食べていると、脳が【エネルギー不足】と判断し、食欲を増す指令を出します。

ここで、またジャンクフードなどの栄養価が低い物を食べると【太る悪循環】が出来上がります。↓

栄養価が高く、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維などがしっかり含まれているものを食べれば、食欲を出す指令は無くなります。

この食欲を、薬にも入っている成分で無理やり抑え込むのは、とても危険です。

【必要な栄養が足りていない状態がずっと続く】ということです。

つまりリポドリンを飲むと、ただでさえ副作用で体調不良になり、更に栄養失調での体調不良も重なる、ということです。

デメリットが大きすぎますね。

解決策は、栄養バランスが良い食事をすることです。



2の【ストレス】も薬で抑え込むと、精神的なダメージが増していくばかりです。

そもそものストレス自体を減らしたり【薬や、食べること以外での、ストレス解消法】を見つけることが、本当の解決策です。



3の睡眠に関しては【睡眠不足の人は、太っている人の割合が多い】ということが明らかになっています。

主な理由は、食欲をつかさどるホルモンの関係です。

これも薬の成分で抑え込むのは、根本的な解決策にはなりません。

↓参考の記事です。

なぜアメリカでの肥満問題が解消されていない

先ほども書きましたが、「痩せた」という口コミも一部ありますが、もしそれが本当だとしても【その後にリバウンド】していることが【99%以上】だと思われます。

その理由を解説していきます。

まず、リポドリンの広告には、↓このように書かれています。

・「アメリカで売れ行きNo.1」
・「販売数10億錠以上」
・「長年のベストセラー!」

【アメリカの肥満と過体重】の人の割合は、約70%もあります。

そしてアメリカの肥満率は、年々、増え続けています。

ちなみにリポドリンは、アメリカでは日本より安い値段で販売されています。↓

これよりもっと安く、30ドルくらいのサイトもありました。

日本では輸入してるので、アメリカの方が安いのは当然ですけどね。

これらを総合的に見ると、先ほどの広告の文言は、明らかにおかしいですよね?

もし広告の宣伝文句が本当だとしても、リポドリンで【永続的に、肥満を抑制することは出来ない】ということですね。

ちなみにアメリカの医療費は世界一で、【肥満による医療費の増大】は、深刻な社会問題となっています。↓

右下の所に、「アメリカの医療費の21%が肥満関連」↑と書かれていますね。

なおアメリカは、【一人当たり】の医療費も世界一です。↓

アメリカは貧富の格差が激しく、貧しい人ほど【安く、高カロリーで、栄養価が低い】炭水化物やジャンクフードを頻繁に食べるから太りやすい、という問題があります。

もし30ドルほどのリポドリン健康を害せず痩せられるなら、アメリカ政府が、貧困層の肥満者に配布しても、

医療費削減に繋がって、総合的に見たら国の経済にプラスになるでしょうね。

もし安全で効果があるダイエットサプリや薬が登場したら?

私が以前、働いていたライザップに通うには、最低でも、約34万8千円の費用がかかります。
(税抜き、2ヵ月・16回コース)

もし数千円のサプリで痩せるなら、数十万円を払ってまでジムや痩身エステに行く人は、すぐにいなくなって、これらの会社はすぐに倒産しますよね?

もし【万人に効果があるダイエット商品・サービス】が登場したら、他のダイエット関連のビジネスは、一気にすたれます。

つまり現時点では、【安全で永続的に、痩せるサプリや薬は存在しない】ということです。

リポドリンは、痩せないのはもちろん、

・副作用で体調不良になる
・お金を失う
・痩せなくて自尊心を失う

ということで、良い所が全くありません。

まとめ

副作用が危険すぎる。
・利用は8週間まで。
・もし体重が減ってもリバウンドする。
アメリカの肥満問題が解決されていない
痩せるサプリや薬は無い

などがポイントです。

リポドリンを使用するメリットは、一切ありません。

お金と健康を失うだけです。

最後に、リポドリンや怪しいサプリなどに頼らずに、【リバウンドせず、健康的に痩せる】には、どうすれば良いのかをお伝えします。

ダイエットは、習慣化されなければ意味がありません。

リバウンドしないためには、食事の内容、量、タイミング、運動、日常の活動、睡眠、ストレス管理など、様々なことで、良い習慣を身につける必要があります。

大事な要素はいくつもあるので、次々と登場する「〇〇だけ」ダイエットで痩せないのは当然のことです。

この記事の中で、ストレスや睡眠に関する習慣のリンクを貼りましたが、ダイエットのためには、他にもいくつかの習慣を身につける必要があります。

↓この記事をじっくり読んで実践するだけで、95%以上の人は無理なく、きくつなく痩せる習慣を身につけることが可能だと思います。

また、もしライザップやフィットネスジムに通うことを検討している場合は、オンラインダイエットがお勧めです。

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