ピースボート78回クルーズ 48日目:サッカーとタンゴと牛肉の国? アルゼンチン・ブエノスアイレス寄港





1月30日(水) 晴れ 78回クルーズ 48日目

今日は10ヶ所目の寄港地、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに着く日。

入港予定時間は午前8時だが、最近は予定時間よりも早く到着することが多いので、入港シーンを見るために早めにデッキに出る。

だが今日は特に早いことも無く、ほぼ予定通りの到着のようだった。

↓ブエノスアイレスの位置は、ここ!

 

ラプラタ川を少し入っていったところにある。

川っていっても、まだこの辺りは川幅が広すぎて反対側の岸も見えないし、川って感じはしないけどね。

ちなみに昔の大航海時代の人達も、最初はここを川だと思わずに、大西洋から太平洋に抜けることが出来る新たなルートじゃないかと期待してここを通ったという話もあるそうだ。

 

川だからなのか、航路が定められているようだった。

↓このように赤と緑色の光の間が船の通り道になっているようだった。

 

 

 

そして日の出の前の、マジックアワーの時間帯で素晴らしく綺麗な空の色だった^^

 

更に日の出も、水平線から上がる。

全く雲が無い状態で水平線から日の出が上がるのって、もしかしたら今回のクルーズで初めてのことだったかも!?(^^;)

空も明るくなって、陸が近づいてくる。

陸もはっきりと見えてきた。そして月がまだ見える。

さすが首都のブエノスアイレスは、近代的なビルが立ち並んでいる。

9時前頃に下船した。

自分は今回も自由行動で、今日は8人で行動する。

ちなみに自由行動するメンバーは、自分の場合は毎回固定ではない。

もちろん何度か一緒に行動してきた人もいるけどね。

今日のメンバーでも今まで一緒に自由行動をしたことがあるのは1人のみだし^^

 

まずはタクシーで5月広場という観光スポットらしい場所へ行く。

だが思ったほどの観光スポットではなく、ちょっと散策したり写真を撮ったりしてここをあとにする。

 

 

↓路上では、サッカーのアルゼンチン代表のユニフォームなどが売られている。

自分は特にサッカーに詳しいわけではないが、さすがにメッシは知っているし値段も安かったのでメッシの名前入りのユニフォームを買った。

値段はサイズによって変わるが、高くても15USドルなので、おそらく日本で買うよりもかなりお得だよね^^

ちなみに前回71回クルーズではバルセロナを訪れていて、その時にメッシが所属しているFCバルセロナの本拠地カンプノウスタジアムに見学にも行っている。

↓その時にこんな写真も撮っていた^^

 

 

この時のことが書かれている事はこちら↓

ピースボート71回クルーズ38日目:11ヶ所目の寄港地バルセロナ観光。サグラダファミリアなどガウディ作品巡りとカンプノウでメッシとツーショット!?

 

5月広場の近くにあった大聖堂カテドラルも見学してみた。

それからジェラート屋へ。

このジェラートが物凄く美味い^^

71回クルーズでイタリアに行った時に食べた本場のジェラートよりも美味しかったかも^^

それと友達が食べていた、パンも異常に美味かった^^

 

そしてフロリダ通りという、お店が沢山並んでいる賑やかな通りを歩く。

所々にストリートパフォーマーなんかもいて、通りを歩いているだけで面白い。

↓こんな面白いエプロンとかも売ってたりした^^

 

フロリダ通りを歩いていると、見たことがある人がいた。

と思ったら、水先案内人のたかのてるこさんだった^^

 

たかのさんは今日ピースボートから下船しているので、昨夜に会ったのが最後だと思ったが、思わぬところで会えて嬉しかったし楽しかった^^

 

あとフロリダ通りの近くにいた時に、街の人から「カメラを首から下げてると、盗まれる恐れがあるからカバンの中に入れておくのが良いよ」とアドバイスされた。

昼間で人通りも多くて賑やかなのまったく治安が悪い感じはしないが、現地の人がそういうくらいだからやっぱり治安は良くないんだろうね~(^^;)

リオの店でも現地の人にアドバイスされたけど、悪い人もいれば逆に良い人もいるっていうことなんだね。

 

お昼の時間になってきたので、レストランを探す。

スペイン語の指さし会話帳を使い街の人に「この辺りに美味しいレストランは無いか?」と尋ねてみる。

基本的に英語は通じなかったが、皆親切に教えてくれる。

もちろん相手が言ってることは、なんとなくしかわからないけどね^^

現地の人のお勧めレストランに着くと、入り口に↓こんな肉が!(^^)

アルゼンチンは、牛肉の消費量で世界一位の座を隣のウルグアイと争っている。

牛肉の消費量が年間1人あたり60kgくらいにもなるそうだ。

日本の年間1人当たりの肉全体の消費量は、約29kgで、牛肉が6kg豚肉が12kg、鶏肉が11kgくらいとのこと。

なので牛肉だけで見れば、日本人の10倍も食べているようだw(゚o゚)w

もちろんそれだけ消費量が多いってことは、値段もそれなりに手頃である。

レストランでは、もちろん牛肉を注文する。

300gとか500gとかが普通の量というのが凄いね!

↓このお札と比べた写真を見れば、その大きさがわかるかな?^^

 

ランチを楽しんでいると、ピースボートのツアーの人達もお店に入ってきていた。

自分達は街の人に聞いて、たまたまこのお店に来たのだが、当たりのお店だったってことだね^^

 

ランチ後は、ボカ地区という場所へ向かう。

地図を見ると歩いても行けそうな距離だったので、歩いて向かうことに。

しかし、今こっち(南半球)は真夏で日差しがかなり強烈だし、思ったよりも時間がかかりそうだったので、結局タクシーでボカ地区へ行った^^

ここは昔からある港町で、タンゴ発祥の場所だそうだ。

そしてアルゼンチンを代表する人気サッカーチーム、ボカ・ジュニオールスの本拠地にもなっている。

ってわけでブエノスアイレスきっての観光地になっているそうで、お土産屋も沢山並んでいるし屋外のカフェも沢山ある。

↓建物の2階にいるのは、マラドーナの人形のようだ^^

カラフルな建物が並んでいて、街を歩いているだけで楽しい^^

タンゴ発祥の場所ということで、タンゴをしている風の記念写真を撮るサービスなんかも流行っているようだった。  ちなみにこれは有料である^^

↓せっかくなので自分もやってみた^^

 

↓笑顔の少女

 

↓友達が船からギターを持ってきていて、せっかくなので演奏したら街の人からも好反応だった^^

 

ブルーハーツの「リンダリンダ」とかを歌っていたのだが、実は「リンダ」という言葉がスペイン語で「綺麗」とか「美しい」という意味だったらしくて、それもあって現地の人に受けていたようだ^^

自分は、陽気な現地の人とアームレスリング対決もした^^

カフェの客引きの人が何人もいて、カフェでドリンクなどを注文すれば本場のタンゴを観賞出来るんだそうだ^^

せっかくなので見てみることに^^

タンゴを生で見るのは初めてだったが、やはり本場のものを見るのは良いものだね^^

タンゴのショーが終わりお店の人が、友達がギターを持っているのを見て、「店の機材を使って一曲やって良いよ」、と言ってきた^^

ギターの他にもダンスとボイパを出来る人がいて、演奏をする^^

これもまた地元の人達にも好評だった^^

 

 

夕方になってお店も閉まり始めてきたし、充分満喫したのでボカ地区をあとにする。

ボカ地区のお店は結構早い時間に閉まるので、今後行く人は早めの時間に行くのがおススメです^^

そして再び街の中心部へ。

相変わらず人で賑わっていて、ストリートパフォーマーも沢山いる。

↓その中の一つがこちら。 手作りらしいドラムなどの演奏だったが、素人の自分の目で見てもドラムの技術が物凄いことはすぐにわかった(^^)

なんか感動すら覚える演奏だったし(^^)

↓演奏後は、チップを入れる。

母親にチップを渡されて、箱にチップを入れている子供。

↑こういう文化って良いものだなって思った^^

 

あとはスーパーにも行った。

ビールやワインなどお酒が安すぎる!

隣の国のチリはワインが美味しくて安いってことで有名なのは聞いたことがあるが、アルゼンチンのワインもかなり安かった^^

 

それとWi-Fiを使いたくてマクドナルドにも行ってみた。

ここでは逆に日本よりも値段が高くて、また驚く^^

あとはタクシーに乗って港へ戻る。

ちなみに今日は何台かのタクシーに乗ったが、英語が通じた人はその中で1人だけだった。

あとやはりサッカーが強い国なので、漫画キャプテン翼を知っている人が何人かいたのが嬉しかった^^

あとドラゴンボールの知名度も高いようだったね^^

 

それと同じ南米でこの前行ったブラジルとは隣同士の国だが、ブラジルとは違った部分がいくつかあった。

まず人は、ブラジル人ほど皆が皆、陽気っていう感じではなかったかな。

もちろんボカ地区で会ってアームレスリングをした人とか、かなり陽気な人もいたけどね。

ボカ地区のような観光地では、少しだけだが日本語の単語を知っている人もいた^^

 

あと街並みは、南米のパリと称されるだけあって綺麗な街並みだった^^

それと驚いたのが、白人の割合が高いということ。

ガイドブックなどの資料によって数字は違うが、国民の90%くらいは白人なんだそうだ。

確かに街を歩いていても、ほとんどの人が白人だったね^^

この辺りはブラジルと大きく違う点でもあるね^^

 

今回、実際にアルゼンチンに行くまでは、アルゼンチンのことをほとんど知らなかったが、実際に行ってみて少しだけだが知ることが出来て良かった^^

ちなみに今日ブエノスアイレスで用意されていたピースボートのオプショナルツアーには、↓このようなものがあった。

・五月広場の「おばあちゃんたち」に出会う
・「貧困」からの抜け出すための取り組みを学ぶ
・エコ・ビレッジで持続可能な生活モデル体験
・日系の若者たちと街歩き
・ブエノスアイレス観光
・ブエノスアイレス観光とタンゴ観賞
・日系農園訪問とバーベキューランチ
・情熱のアルゼンチンタンゴ

などなど。

 

それと明日までのオーバーランドツアーで、「イグアスの滝2日間」というツアーもあって、友達が何人かこれをとっている。

そういえばブラジルからのオーバーランドツアーでも「イグアスの滝スペシャル」というツアーもあったし、ツアーをとらずに自力で離脱で行く人達も何人かいた^^

あとブラジルからオーバーランドで南極に行くツアーもあったね^^

南米大陸に入ってからは離脱をする若者が多くなってきていて、船の中の若者の割合が益々減っている感覚もあったね(^^;)

離脱のコースは人それぞれ違っていて、長い人だとブラジルからペルーのカヤオまで1ヶ月近くも離脱をするという人達もいたし^^

 

夜は出航式に参加。

出航式では毎回、まず最初に出航曲が流れる。

そして出航曲を歌う人もいる。

出航曲は各クルーズごとに違っていて、乗船前に全国各地のピースボートセンターから候補を出して投票などで選ばれるんだそうだ。

78回クルーズの出航曲は、Simple Plan の「Summer Paradise」という曲。

自分は乗船前はこの曲のことをまったく知らなかったが、横浜の出航式の時から度々聞き続けていると曲に愛着もわいてくるし、歌詞も78回クルーズに合っていて良い曲だなと思い始めていた。

歌詞は全て英語だがサビの部分あたりは、もうほとんど頭に入ってきている。

丁度今日の船内新聞にこの曲の英語の歌詞と日本語訳も載っていたので、今後サビ以外の部分も覚えて、出航式で友達と一緒に歌おうと思った(^^)

 

↓メッシのユニフォームを買った人達と記念撮影^^

 

ここに写っている人達の他にもこのユニフォームを買ってた人は沢山いた^^

 

そして24時になり時差が発生。

日本との時差が12時間だったのが11時間になった。

今回のクルーズで初めて時差が逆戻りし、日本との時差が縮まった。

なぜこのようなことが起きたかというと、次の寄港地がブエノスアイレスよりも東側にあるウルグアイのモンテビデオだから↓

 

いつもの時差発生日だと24時になったら時計を1時間戻して23時になり、1時間得したような気になる。

しかし今日は24時になったら時計を1時間進めて25時にして、逆に1時間損したような気にもなった(^^;)

ちなみにピースボートのクルーズは、ほとんどが78回クルーズのように西回りのクルーズだが、時々、東回りのクルーズもある。

東回りのクルーズだと毎回の時差が今日のように1時間進めるようになるっていうのが最も違うところかな。

 

今日のブエノスアイレスも満喫して、早速明日には次の寄港地ウルグアイのモンテビデオに着く。

入港予定は午後からなので、明日もゆっくりと入港シーンが見られるかな^^

(2013年5月18日記述)

※ちなみに友達から聞いた、自分が体験していないアルゼンチンの情報などは、この2~3日後の日記あたりにも登場してきます^^

※ピースボートの資料請求は、↓こちらの公式サイトからどうぞ(無料)。