3月2日(土) 曇りのち晴れ 78回クルーズ 79日目
イースター島沖に停泊して3日目。
今日こそは上陸出来るか?
朝起きてデッキに出ると、明らかに昨日よりも天候が良い(^^)
朝食は、2日前と同じようにいつもより上の階のデッキで島から昇る朝日を見ながら食べる。
そしてデザートはスイカだったので、今日もウユニ塩湖で取ってきた塩をかけて食べる。
こんな優雅で贅沢な時間なんて、なかなか無いよね(^^)
8時半頃からテンダーボートを使っての上陸が始まる(^^)
今日は皆無事にイースター島に上陸出来そうだ。
自分を含めて自由行動の人達が上陸出来るのは、ほぼ最後の方になる。
でも島から船に戻るのは上陸した順番と同じなので、島での滞在時間は皆が同じになるようだ。
沖合ではカヌーをしている人も沢山した。
11時過ぎ頃、ついに自分達も船に乗る時間になる。
↓テンダーボートに乗る時は、こんな感じ。
5分くらいで島に着く。
港の近くの海では、サーフィンをしている人もいる。
2年前の71回クルーズでイースター島に来た時も、船の友達でサーフィンをしたっていう人もいたね。
↓港にいる巨大なカメ。
写真だと分かりにくいが、体長が1m近くあったんじゃないかな?w(゚o゚)w
↓港にいる第一モアイが我々を出迎えてくれる^^
自分にとっては71回クルーズの時に続いて2度目のイースター島なので、「ただいま」という気持ちになり、勝手にモアイに「お帰りなさい」と言われたような気分にもなってくる(^^)
港にはお土産屋も並んでいて、沢山のモアイグッズなどが売られている^^
まずは近くのレンタカー屋へ向かう。
自分は今回、日本を出る前に国際免許を取ってきたので、レンタカーを借りて島を周ろうと思っていた。
国際免許は最寄りの免許センターに行けば、手続きだけで誰でも簡単に取得出来ると思います^^
費用も3000円もかからないくらいだったかな?^^
71回クルーズの時は自分は観光ツアーを取っていたが、友達でレンタカーを借りていた人もいたので今回は自分もそうしようと思っていたのだ^^
ちなみに自由行動の人でタクシーで行動する人もいるが、島にあるタクシーの数はあまり多くないので、下手をするとタクシーを拾えないというリスクもある(^^;)
もちろんレンタカーも確実に借りれるかどうかっていうリスクもあるし、ガイドブックによるとレンタカーの保険もきかないとも書かれているので、運転には細心の注意を払う必要がある(^^;)
↓途中のお店で見かけたシルバーのモアイ。
これは自分も初めて見たので、結構レアなモアイでは?^^
↓レンタカー屋では、上手いこと車を借りることが出来た。
ちなみに自分達が借りた車の費用は89ドルだった。
最後に車を返す時に、ガソリンを満タンに入れて返すそうだ。
自分達は5人で乗ったが、この車はちょっと狭いので後ろの方の席はかなり窮屈だったかな(^^;)
↓バギーのレンタルもあったようだ。
まずはオロンゴ岬へ向かう。
車は左ハンドルで、道路を走る時は日本と反対側を走ることになる。
外車で車の仕様が日本車と違うので、例えばウインカーを上げようとするとワイパーが動いてしまうということが最初に何度かあった(^^;)
そしてマニュアル車を久しぶりに運転したので、慣れるまではなかなか運転が大変だった(^^;)
オートマ車もあるようだが、少し値段が高いらしいってガイドブックに載ってたかな。
でも無事に最初の目的地にたどり着く。
ここは昔、鳥人伝説という儀式が行われていたという島。
泳いで島に渡り卵を取って戻ってくるということをして、島にいる色々な部族の人達で王の座を競っていたとか。
これはラノ・カウ火山の綺麗なカルデラ湖。
↓自分が今回船に乗る前にインターネットで注文して作っておいたオリジナルのピースボート78回クルーズのスニーカーと一緒に記念撮影^^
でもこれ、カルデラ湖に人が飛び込んでしまったあとみたいだね(笑)
次にモアイの製造工場だった山、ラノ・ララクへ。
モアイ像は、島全体に1000体くらいあるのだが、そのうち400体くらいがここにあるそうだ。
ここには本当に色々なモアイがいる。
パンフレットなどでよく見る有名なモアイ達!
うつぶせモアイと犬^^
仰向けに寝ているモアイもいる
倒れているモアイは、昔島で部族間同士の争いがあった時に倒されたものだそうだ。
倒れたモアイを立たせるために日本の建設会社が手伝いをしたこともある。
↓このように正座をしているモアイもいる。
実は2年前に来た時は自分は↑この正座モアイを見逃していたので、今回リベンジ出来て良かった(^^)
↓モアイを作っている最中のまま残っているものもある。
次にアフ・トンガリキという場所へ。
↓ここで有名なのが、15体のモアイが横一直線に並んでいるもの。
↓ここにある撮影スポットで上手く写真を撮ると、↓こんな感じの写真を撮ることも出来る^^
↓これは2年前に撮ったもの^^
今後行く人は、是非このスポットで記念の一枚を撮ってみては?^^
次にアナケアビーチを目指す。
途中の道路が舗装されてないところが多くて、車で走るとかなり揺れる。
でもレンタカーを自分達で運転してるので、この悪路が逆に楽しく感じるものだ(^^)
おそらく前回来た時もガタガタした道路を通っているんだろうが、そのことはあんまり覚えてないしね(^^;)
そしてアナケアビーチへ辿り着く!
ここが島で唯一、海水浴も認められているビーチ
このビーチにはツアーの人達も沢山来て、ここで昼食を摂ることになる。
ツアーでも泳ぐ時間はあるので、イースター島に来る人は水着を持参することを強くお勧めします^^
↓これは水中デジカメで沖から撮ったもの^^
自分は泳ぐことが大好きなので、ここで思う存分海水浴も楽しむ(^^)
波も結構高くて面白い^^
現地の人がビーチの脇の堤防から海に飛び込んでいる場所があって、真似してそこから飛び込んだりしたのも楽しかった^^
でもこの辺りは波が来た時に流れが速くなるし、浅くて岩場やサンゴがゴツゴツしているので若干の危険性と恐怖感があったけど(^^;)
18時頃、ビーチをあとにして、港がある島で唯一の村へ戻る。
島の真ん中を縦断する道路はちゃんと舗装されていて、レンタカーで島を滑走するのも気持ち良かった(^^)
それと村で道を間違えて、一般の民家が並んでいる所に迷い込んだりしたのも楽しかったし^^
これはタクシーでは体験できないことだね(^^)
レンタカーを返し、テンダーボートに乗る時間まで村を散策する。
↓運動場でサッカーをやっていた村の若者がいたので、ちょっと交流をしてみたところ(^^)
この時、相手からスペイン語で名前を聞かれているのが理解出来たっていうのがちょっと嬉しかったりもした^^
島に滞在できる残りの時間はあまり無かったが、自分は前に島に来たことがあるのでお土産などを買うよりも、このような交流をする方に時間を使うことにした(^^)
テンダーボートに乗る時間になり船に戻る。
夜は出航式に参加。
船は島の周囲を少し周ってから次の寄港地を目指す。
丁度夕日の時間と重なって、綺麗な夕日を見ることが出来た。
出航式では色々な人と話をする。
自分達の他にもレンタカーを借りた人達も何組かいて、それぞれ楽しく過ごしたようだ。
中には国際免許を持っていなくても借りることが出来たという人もいたね。
でも今後来る人でレンタカーを使いたい人は、持ってる方が良いとは思うけどね。
個人的な感想としては、2年前に来た時の方が初めてだったということもあってか感動は大きかったかな(^^;)
あと天気も2年前の方が良かったので、青い空と青い海がより綺麗だったというのもあるかもしれないかな^^
今日の海ももちろん綺麗ではあったけど、快晴ではなかったので2年前よりも綺麗さは落ちてたように感じてしまった(^^;)
まあ天候は運だから、どうしようもないけどね(^^;)
おそらくは1日目に上陸した人達の方が、イースター島の綺麗な海と空を堪能出来たんじゃないかな?
まあ本来はイースター島も3日くらいは滞在して島全体を堪能して、朝日や夕日をバックに並ぶモアイ像を見てみたいし、イースター島からの星空も見てみたいから、またいつか来れば良いだけの話かな(^^)
出航式のあともしばらくデッキに残る。
今日はいつも以上に星空が輝いて見える^^
南十字星もはっきりと見ることが出来る。
そしてこの前友達が見たと言っていた、”日の出” ならぬ “月の出” を、自分も初めて見ることが出来た^^
前に見た友達も言ってた通り、これが本当に良かった(^^)
日本では、月が姿を現すところを見ようなんていう発想はまったく無かったし、もし見ようとしても見える場所まで移動するのが大変だろうしね(^^;)
その後も色々な人と話をして過ごす。
とある人は船に乗る前に、宮城県の石巻にあるピースボート災害ボランティアセンターに行っていたそうだ。
そこでピースボートの船旅のことを知って今回乗っているとのこと。
他にも自分が聞いただけでも、石巻にボランティアに行っていたという人は何人もいるし、それがきっかけで世界一周しようと思った人も何人かいたようだった。
船には色々な人が乗っていて、色々な場所で繋がりがあったりもして本当に面白いものだ。
それと今日は久しぶりに時差が発生し、日本との時差は15時間になった。
今日は海で泳いだり、一応レンタカーの運転で疲れたりというのもあっただろうから、いつもよりも早く寝た^^
ついに世界2周目の船旅も、残りの寄港地はタヒチの1ヶ所のみになった!
(2013年6月18日記述)
※ちなみに寄港地に関する情報は、その日の日記だけでなくその前後の日の日記も見るのがお勧めです。
なぜなら、そこの寄港地で自分が体験したことはもちろんその日の日記に書いているが、その後に友達と話をしたり、船内で報告会があったりで知る情報というのは、後日わかることになるから(^^)