2月10日(日) 曇りのち晴れのち雨 78回クルーズ 59日目
今朝は曇っていて朝日は見られず。
普段、朝早い時間には自分の他に若い世代の人はあまりいないが、今日は数少ない同世代の人と話をして過ごす^^
午前中は、「マプーチェの目を通してみるチリ」という企画に出たり、写真を整理してパソコンにまとめたり、友達に髪を切ってもらったりしていた^^
“マプーチェ” とは、チリの先住民のこと。
現在のチリ人の多くがヨーロッパから来た人々の子孫だが、今でも約100万人のマプーチェと呼ばれる先住民がいるんだそうだ。
これはウシュアイアから乗船した新しい水案のリカルドさんという、マプーチェの血を受け継いでいる方の講座だった^^
髪を切ってもらったのは、そろそろ横浜を出航して2ヵ月経つし髪も伸びてきたから。
ちなみに船には美容室もちゃんとある^^
ただ特に若者で節約をしている人だと、友達に切ってもらうという人もいる。
大抵、若者で過去に美容師をやっていたという人も乗客として乗ってきているしね。
ただ彼らが忙しくなり過ぎても可哀想?だから、皆が皆、彼らに頼むっていうこともないけどね(^^)
昼食をデッキで食べていたら、大きな鳥が空を飛んでいるのが見えた!
↓思わず写真を撮ったのがこれ。
対象物が無いので大きさがわからないが、かなり大きな鳥だった!
詳しくはわからないけど、アホウドリ(アルバトロス)だったのかな?^^
午後からは、「世界を学ぶ映像集・恐怖政治の終焉チュニジア」、「チリ軍事クーデターから40年」、「ラテンアメリカの独立戦争」などの企画に参加。
チュニジアは、2年と少し前に “アラブの春” と呼ばれる革命が最初に起こった国で、その後、革命が隣国にも広がっていった。
自分は71回クルーズの時に革命前のチュニジアを訪れている。
↓その時の日記はこちら。
ピースボート71回クルーズ 33日目:8ヶ国目チュニジア上陸
当時チュニジアの街を歩いていて、独裁政権を感じさせるような大統領の看板などをよく見かけていた。
実際に行くまではチュニジアは全く知らない国だったが、行ってみたら良い国だなと思ったし^^
日本で今日の映像のように革命の様子などがニュースで流れると、どうしても恐ろしい国っていうイメージがついてしまうが、もちろんそんなに恐ろしい国でないことは実際に行った人なら知っている。
マスメディアの情報を正しく読み取る力、情報リテラシーは現代では養っておくべき大切な要素だなとあらためて思う。
あと他の二つの講座もそうだが、難しい内容の講座の時はどうしても途中で眠ってしまったりしてしまうこともある(^^;)
船がゆっくりと揺れていると、どうしても眠くなってしまうという人間の特性もあるようだし、自分の場合は夜の睡眠時間が少ないっていのもあるしね^^
あと自分の場合は、講座中に日記をつけていたり、デジカメの写真整理をしたり、今後訪れる寄港地情報をガイドブックで調べたりしていることも多いかな^^
夜は、「ビートルズナイト」、「面白い生き方がしたい」、「いのちの授業」、「若者トークバラエティ」などの企画に参加。
「ビートルズナイト」は上の世代の人の参加者が多かったが、若い世代で参加している人も思ったよりもいた^^
「いのちの授業」は、助産師歴35年という方が話をしていた。
テレビドラマの「金八先生」でも「いのちの授業」っていうのがあったのを思い出す^^
一番伝えたいことは、「生まれてきてありがとう」ということ。
若い世代に向けて、「自分が生まれてきたことを良かったと感じ、自分のことも相手のことも大切に想い、ありのままの自分で生きていってほしい」というメッセージを伝えていた。
自分は元々、「自分が生まれてきたことを良かった」と思っているが、世の中には、色々な原因でそういう風に思うことが出来ない若者も沢山いるんだろうね。
今日は真面目な企画に出ることが多い1日だったかな。
まあ全ての話が全部スッと頭の中に入ってくるということは、なかなか無いけどね(^^;)
それでも興味を持つきっかけになれば良いでしょ^^
↓時々張り替えられる船内に貼られている名言も、自分が好きなこの言葉だったし^^
ガンジーの「明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ。」という言葉ね^^
さて次の寄港地、チリのバルパライソまではあと4日(^^)
(2013年5月29日記述)