チュニジア大統領

2010年11月26日(金)曇りのち雨

昨日イタリアを出発したばかりだが、早くも今日は8ヶ国目のチュニジアに着く。

首都チュニスの港への着岸予定時間は午後4時なので、日中の船内ではいつも通り様々なイベントがあった。

朝食後はフリースペースでチュニジアのことを調べる。

各国のガイドブックは、船内のピースボートセンターに一通り揃っていて、誰でも借りることが出来る。

しかし友達が借りようとしたところ、10人待ちだったそうだ。

直前になってからだとなかなか借りることが出来なくなるので、特に自由行動をする人は早めに予定を立てておいた方が良いだろう。

ただ今回のように連日の寄港地となると、前もって事前に段取り良く調べておく必要があるが(^^)

また何冊ものガイドブックを日本で買って持ってきている人も何人かいた。

ピースボートセンターのガイドブックは、必ずしも最新の年の物とは限らないので、自分で買っておくのも一つの手である。

10時からは、手塚眞さんの「ヴィジュアル・カルチャーの開国」という企画に参加した。

午後からは、再びフリースペースでチュニジアのプランを練る。

チュニジアはアフリカ大陸だが、地中海に面しているので観光が盛んなようだし、アフリカという感じがあまりしない国のようだ。

しかし首都のチュニスからずっと南の方に行くとサハラ砂漠があって、いかにもアフリカというような場所に行くことも出来るようだ。

色々な人に話しを聞くと、バスで何時間もかけて、このような砂漠のある街に行くという人もいた。

自分もこの企画に魅力を感じて乗っかろうかなとも思ったが、移動時間が長すぎるので今回は見送ることにした。

結局、今までに何度か寄港地を周っている人達や、初めて一緒に周る人を組み合わせたメンバーで周ることになった。

そしてチュニジアには、今日と明日の二日間いられるので、今日は船を出て外で泊まろうという計画を立てていた。

船は予定通り16時ころ着岸し、16時40分ころ下船した。

とりあえず初日は、10人の大人数で行動することになった。

まずは港から少し離れているチュニスの中心部を目指す。

電車の駅を探すが、なかなかたどり着けなかったので結局タクシーで行くことに。

運転手が最初に吹っかけてきた値段は、あまりにも高すぎたので交渉したら大分安くなった。

チュニジアのタクシーの客引きの争奪戦は、物凄いものがあった。

チュニジアは、エジプトとはまた違った街並みや人で面白い(^^)

アフリカとヨーロッパの文化が混ざっているような感じなのかな。

人も、どことなくヨーロッパ系のように見える人が沢山いる。

街を少し歩いたあと、夕食をとろうということでレストランへいった。

屋外に沢山のテーブルがあり、沢山の人がいて物凄い活気があった。

チュニジア料理というのをいくつか食べてみた。

一つは美味しくて、もう一つは辛くて、もう一つはややイマイチな味だったかな(^_^;)

夕食後、再び首都チュニスの街中を見て周った。

チュニジア

チュニジア大統領

街の中には、↑このような大統領らしき人の看板がいくつもあった。
(※チュニジアで革命が起こったあとの今思えば、街の中にはずいぶん沢山、大統領の看板やポスターがあるな~と、なんとなくは思っていた。)

旧市街地メディナの方にも行きたかったが、既に夜で危なそうな雰囲気だったのでまた明日、明るい時に行くことにした。

そのうち雨が降ってきたのと、お酒を飲みたかったのでホテルの1階にあるバーに行ってみた。

地元の人達も沢山いて、少しだけ話したりもして楽しかった。

その後、船に戻る人達と別の都市に移動する人とに分かれた。

自分達は、電車でハマメットという街を目指した。

ガイドブック・地球の歩き方によると、ハマメットには電車が止まらないようだったので、近くの駅で降りることにした。

降りた辺りは大きな道路が一本通ってるだけで、ほとんど何もないようなかなりの田舎だった。

自分達は特にホテルの予約はしてなくて、ホテルの場所を人に聞いたら、3kmくらい先にホテルがあるということだった。

タクシーを使うほどの距離でもないので、歩いてホテルを目指すことにした。

もし曇っていなければ、満天の星空が見えたんじゃないかというくらい、暗い夜道だったが、大勢の仲間と歩いていると楽しいものだ。

結局3kmどころではなく、1時間くらい歩いて見つけたホテルで泊まることにした。

ホテルに着いたのは、夜の0時を回っていたので、明日に備えて早めに寝た。

久しぶりにバスタブのお風呂に入って、陸の揺れないベッドで寝るのは良いものだ。

あとチュニジアの夜は、意外と寒かった。

アフリカ大陸と言っても、一番北側でヨーロッパまですぐ近くだしね。

それとチュニジアでの言語は、アラビア語とフランス語がメインで英語があまり通じないと言われていたが、確かに通じないことが多かったかな。

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