18ヵ所目の寄港地JAPAN。ピースボートの真実! 78回クルーズのまとめ、感想。

ピースボート世界一周の船旅の【丁度1年前の記事シリーズ】です。1年前の3月25日に、世界二周目の船旅を終えて日本に帰国しました。

Today is the anniversary of one year exactly we are back from around-the-world cruise:D 

  

★2013年3月25日

横浜を出航してから103日目。

前の寄港地タヒチから約2週間かけて、最後の寄港地JAPANにたどり着いた。

 

この国の基本情報は、↓こんな感じ。

 

•使用言語:日本語(英語はあまり通じません)

•使用通貨:日本円(米ドルはほぼ使えません)

•物価:アジアの中ではかなり高い。タヒチよりは安い。

•治安:非常に安全。一人での自由行動も楽しめます。

 

•タクシー:メーター製(交渉する必要も、ぼったくりの心配もありません)

•電車:非常に発達していて便利です。時間が正確なことが世界的に驚かれています。ただし田舎者には、乗り換えは難しいかもしれません。

•気温:最低6℃~最高14℃。イースター島やタヒチと比べると非常に寒く感じます。

 

・・・という寄港地情報(^^)

 

世界一周の最後の国JAPANでは、「YAKINIKUディナー、日本伝統のお花見体験、現地の若者宅に一泊ホームステイ、夢の国TOKYOディズニーランド」というツアーを取りました(^^)

 

歩行多め。睡眠少なめコースです。

 

JAPANを代表する料理YAKINIKUは、世界中で食べたものの中でも確実にベスト3に入る美味しさだった^^

 

JAPANは、治安面、衛生面、食事、交通など総合的に見てかなり良い-国だね(^^)

 

この国に来て驚いたり、違和感を感じることがいくつかあった^^

 

例えば↓このようなもの。

 

・電車の中が不気味なくらい静か。会話をしている人がほとんどいなくて、話をしていても小声。

・寒い! 3月末のTOKYOは、こんなに寒いのか!? 前の寄港地が夏のタヒチだったからだろうけど。

・トイレとか街が綺麗! ウォシュレットが凄い! 便座が暖かいのも驚き!

・エレベーターが喋った^^

・街を歩いてて日本語しか聞こえてこない。

 

どれも日本にいる間には感じなかったことだけどね。

 

特に電車の中が静かっていうのは、久しぶりに日本に帰ってきた人は結構同じことを言っていて、世界中を旅してきたプロギャンブラーのぶきさんは、「葬式かっ!」と言っていたが、まさしくそんな感じ^^

 

とにかくこれで、ついに二度目の地球一周を終えた。

 

最初の地球一周は2年前で、スエズ運河やパナマ運河を通る「北回り」と言われる航路。

 

そして今回は、喜望峰(アフリカの南端)やマゼラン海峡(南アメリカ大陸の南部)を通る南回りの航路。

 

北回りとはまた違った良さがあったね(^^)

 

まず念願だったマチュピチュやウユニ塩湖、ナスカの地上絵などを見れたのが良かった(^^)

 

更に初めて行く国、南アフリカ共和国、ナミビア、モーリシャス、台湾、インドネシア、マレーシアなどもそれぞれ良かった(^^)

 

南アメリカ大陸のブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ本土なども初めての所ばかりだったが、かなり満喫出来た(^^)

 

シンガポール、イースター島、タヒチには、二年前に続いて二度目の寄港だが、これらも良かった(^^)

 

船の中の生活も二度目なので、楽しみ方も前よりもわかっていたしね(^^)

 

帰国した翌日は、国会図書館へ行った。

 

目的は、世界一周中に発売されていた「週刊少年ジャンプ」の「ONE PIECE」を読むため^^

 

国会図書館では過去のすべての書籍が貯蔵されていて、しかも無料で読めるのだ。

 

世界一周したあとに約3ヶ月分のONE PIECEをまとめて読むっていうのは、かなり贅沢で嬉しいものだった^^

 

船旅全体の結論から言えば、今回も最高の旅になった(^^)

 

色々な国・都市に行くのが大きな魅力だが、ピースボートの最大の魅力は、やはり人との出会いである。

 

そして各寄港地での出会いはもちろんだが、なんといっても船の中での人との出会いが最大の魅力!

 

船を降りた後も関係が続く仲間が出来ることがピースボートの醍醐味だね(^^)

 

船という特殊な空間の中で3ヵ月間を共にするっていうのは、想像以上の一体感や繋がりを生み出すものである。

 

船を降りた後も一緒に海外や国内を旅できる仲間が出来るっていうのは、人生において本当に幸せなことだと思う^^

 

78回クルーズは終わったけど、皆のこれからの人生はまだまだ続きます^^

 

ってわけで78回に乗った方々、今後ともよろしくお願いします(^^)

 

・ちなみに今回行った寄港地は17ヵ所。

 

★よく聞かれる質問で

 

「どこの寄港地が良かった?」 というのがあるので答えておきます。

 

順位はつけないけど、上位5つをピックアップすると↓この5つになるかな(^^)

 

●離脱で行ったウユニ&マチュピチュ!・・・どちらも本当に良かった。船を1週間離れてて色々な出来事があったが、やはりこの二つはトップに来るかな。

 

●ケープタウン・・・テーブルマウンテンと喜望峰と人々が最高だった。一緒に行った仲間や、現地の人との交流も最高だった。

 

●リオデジャネイロ・・・コパカバーナビーチが最高! ブラジル人の陽気さもやばすぎ! オリンピックとサッカーのワールドカップを控え、今、世界で最も熱い国。

 

●プンタアレナス・・・観光スポットはほとんど無いが、現地の人と仲良くなって案内してもらえたのが最高に楽しかった! 現地の人との交流も旅の大きな醍醐味。

 

●タヒチ・・・大人数での野宿。星空、海、現地の人と交流&音楽。キャンプファイヤーやルロットなども良かった!

 

・・・もっと詳しい全寄港地のハイライトは、日記の最後に書いておきます^^

 

★他によく聞かれる質問で、

 「船の上での生活は退屈じゃないの? 何をしてるの?」 というのがある。

 

●回答・・・船の上では沢山のイベントが開催されているので、まったく退屈ではないです。 というか逆に忙しいこともあるくらい(^^)

 

どんなジャンルのイベントがあるかというと、英会話やスペイン語などを中心とした語学学習、社会問題などに関する講義、スポーツイベント、音楽系、ダンス系、お笑い系、寄港地情報、などなど何でもあり!

  

そしてピースボートの大きな特徴として、乗客が自由にイベントを開催できる、【自主企画】というものがある。

  

例えば自分の場合であれば、アームレスリングやマジック、人狼ゲーム、アラサー飲み会、朝食を食べながら英会話をする企画などを、この自主企画で開催した。

 

自主企画は真面目なものから、お笑い的なもの、ふざけたもの?など何でもありなので、これが本当に面白い!

 

「○○集まれ!」というような企画を行えば、人が集まってくる。例えば、宮城県にゆかりのある人集まれとか、30代集まれとか、B型集まれとか、ほんと何でもありなのが面白い(^^)

 

更に船をあげての大きなイベントや季節的なイベントなども沢山あった。

 

赤道通過イベント、クリスマス、紅白歌合戦、年越しカウントダウン、餅つきなどの正月イベント、新春かくし芸大会、洋上サンバカーニバル、パタゴニアフィヨルド遊覧、バレンタインデー、M-1グランプリ、ファッションショー、自主企画発表会、アースデー、3.11追悼関連企画、ビブリオバトル、洋上結婚式、洋上卒業式、洋上大運動会、卓球大会、バスケ大会、フットサル大会、麻雀大会、将棋大会、囲碁大会・・・・などなど!

 

これだけ沢山のイベントがあるし、海や朝日、サンセット、星空をみるだけでも楽しいし、船の中には沢山の面白い人がいるので、退屈をすることは全くない(^^)

 

★最後に【各寄港地のハイライト】を書いて、この日記を締めくくっておきます。

 

これがまた長いです(^^)

 

●最初の寄港地は台湾。

  

4人での自由行動で、台北にも九份にも行く弾丸トラベル。

  

千と千尋の神隠しのモデルの場所である九份、イイね!

まさかここでWi-Fiが使えるとは!w(゚o゚)w

 

ただ九份は異常気象?で寒すぎ。

思えばここから78回クルーズの天候との戦いは始まっていたのか?(^^)

 

でも基隆の夜市もまた良かった! 安いのに美味(^^)

 

●2ヵ所目はマレーシアのコタキナバル。

  

6人の自由行動で、アラサー男子4人と二十歳前後女子2人で周る。

  

ロッカウィ動物園で象に乗る。ヘビなどを使った完成度の高い動物ショーやオラウータンを見たりのも楽しかった!

  

アラサー男子による写真撮影会の状態が面白い(^^)

  

帰船リミットに対する考え方の違いも面白かった。慎重派と楽観派でここまで違うものか(^^)

  

●3ヵ所目は、クリスマスのシンガポール。

  

今回も自由行動で、人数は8人。毎回2人ずつ増えている?

  

人数が増えると団体行動が大変になる。 だが楽しさは増す(^^)

  

途中でパキスタン人の旅行者も一時仲間になったし(^^)

  

マーライオンに「ただいま」と挨拶をし、前回は行けなかったマリーナベイサンズへ。展望台?からの眺めが最高!

  

アラブストリートやリトルインディアも懐かしかった!

  

ブギスストリートは初めて行ったが物凄い人混みと熱気。

  

ここでも帰船リミットに対する慎重派と楽観派の違いが面白い(^^)

  

●4ヵ所目はインドネシアのジャカルタ。

 

7人で自由行動。話に聞いていた以上の大渋滞。

  

まさかの、待ち合わせ場所にしていたお店が移転していたが、奇跡の待ち合わせ成功!

  

アジアで2番目に大きいモスク! ガイドのじいさん面白っ!

  

バスの送迎だけのツアー?を取っていたが、楽観派の俺はこれをとらなきゃ帰船リミットに遅刻していた可能性が大(^^;)

  

・2013年の年明けは、インド洋の上で迎える。

  

洋上紅白歌合戦や餅つき、新春かくし芸大会も開催。

  

●5ヵ所目の寄港地はモーリシャス。

 

17人でビーチへ!

  

グラスボトムボートで沖合や離島へ。海がきれいすぎ! タヒチとどっちが綺麗だろうか?

  

大人数で綺麗なビーチでワイワイ騒いだり、ビーチバレーをしたのが最高に楽しかった(^^)

  

●6ヵ所目はついにアフリカ大陸へ! 南アフリカ共和国のダーバン。

 

今回のクルーズで唯一のツアーをとる。

  

ズールー族と出会った後に、シュルシュルウェイでのサファリツアー! 沢山の動物を生で見る。リアル野生の王国!

  

ダーバンは驚くほど大都会! 車窓からは治安の悪さは感じられないが・・・

  

●7ヵ所目は、同じ南アフリカ共和国でケープタウン!

 

船からも見える巨大なテーブルマウンテンは圧巻!

  

7人で自由行動。南アフリカ国歌を歌い現地人と大交流!

  

アフリカ大陸の最南西端の喜望峰から望むインド洋と大西洋は最高の絶景!

  

ブブセラ隊が大活躍!

  

そして初めての昼間の出港式。 徐々に小さくなっていくテーブルマウンテンの姿をいつまでもデッキから見ていた!

  

●8ヵ所目はナミビア。14人の大所帯で自由行動。

  

タクシーのおっちゃんが適当過ぎ。なんとかたどり着いた月面世界のような絶景・ムーンランドスケープ! 苦労した分だけ感動も大きい(^^)

  

スワコプムントの巨大ハンバーガーは誰も完食出来ず(^^;)

  

ここで、グッバイアフリカ!  そして大西洋を渡り、オラ!南アメリカ!

  

●9ヵ所目はブラジルのリオデジャネイロ。8人で自由行動。

 

2014年にワールドカップ、16年にオリンピックを控えていて、今世界で一番熱い場所!

  

あまりにも陽気すぎるブラジル人。まさに人生を楽しむ天才!

 

コパカバーナビーチの雰囲気が最高! ブラジル人は若い人だけでなく、おじいさん達もビーチバレーをしていることに驚き!

   

コルコバードの丘には巨大キリスト像。 天候が悪くてまともに見れなかったのは、またリオに戻って来いというメッセージか(^^) 次はリオのカーニバルの時期かな?

  

●10ヵ所目はアルゼンチンのブエノスアイレス。8人で自由行動。

  

多くの人が買ったメッシの名前入りのユニホーム。安い! レストランでの肉の量は最低でも400gから!

  

フロリダ通りは見て歩くだけでも面白い。

  

そしてボカ地区でタンゴ! 現地の人と音楽交流&アームレスリング交流が楽しい。

  

●11ヵ所目はウルグアイのモンテビデオ。5人で自由行動。

  

ラプラタ川のビーチでバタフライ!

  

南米のビーチは水の色はたいして綺麗じゃないのに、なぜ居心地が良すぎるのか?

  

ローカルバスでの移動も楽しい。夜のウルグアイは少し怖い(^^;)

  

でもやはり肉は美味い!

  

●12ヵ所目は最南端の街ウシュアイア(アルゼンチン)。

  

久々のアラサー男子4人で行動(^^)

  

最南端のポイントの看板を見たり叫んだりと国立公園を満喫してから、アルティアル氷河でトレッキング。

  

ツアー二つ分を楽しんだ(^^)

  

●13ヵ所目はチリのプンタアレナス。4人でタクシーに乗りアルマス広場へ行き各自で自由行動。

  

深い意味があるマゼラン像に挨拶。

  

ここ以外には大した観光スポットが無い街(^^;)

  

なので、そこら辺の人に「あなたの夢は何ですか?」と聞いて、ホワイトボードに書いてもらい写真撮影をするという交流の自主企画を開催。

  

そしてピースボート仲間と広場でストリートミュージック。沢山の観衆が集まる。

  

仲良くなった現地の若者に街を案内してもらう(^^)

  

自由行動でも現地の人との交流を十分楽しむことが出来るものだ(^^)

  

●14ヵ所目はチリのバルパライソ。

 

入港時の夜景が綺麗過ぎる。

  

ここで船を一時的に離脱。

  

飛行機やバスを使い、ボリビアのウユニ塩湖やペルーのマチュピチュ、ナスカなどへ向かう。

  

ウユニまでの道のりは険しくてヤバいが、ウユニの絶景はもっとヤバい!

  

マチュピチュもワイナピチュもヤバい! ナスカはそこそこ!?(^^)

  

●ペルーのカヤオで1週間ぶりに船に戻る。ここが15ヵ所目の寄港地。

  

●16ヵ所目はイースター島。2度目なので、ただいまモアイ!

  

レンタカーでイースター島ラリー!

  

舗装されてない道で左ハンドル、更に数年ぶりのマニュアル車! これだけそろえば楽しくないわけがない(^^)  絶海の孤島のビーチも最高(^^)

  

●17ヵ所目はタヒチ。12人で自由行動。

  

モーレア島のビーチで2度目の野宿。

  

満点の星空! 流れ星や天の川もやばい!

  

ビーチで波の音をバックに、現地の若者によるタヒチアンミュージックの生演奏。

  

ミニキャンプファイアー、ヤシの実の解体、ハンモックも最高!

  

朝焼け、朝日、 水上コテージ、カヤック、パドルボードも最高! 海の色が綺麗過ぎ! 何度来ても最高の場所(^^)

 

・・・というわけで、【丁度1年前の記事シリーズ】は、これで終わります。

 

今まで各寄港地の写真は載せていたので、それ以外の船内のイベントの写真などを載せておきます。

 

それとお気に入りの写真を集めて出航曲と合わせて作ったムービーも貼っておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=YYL8s72Yjns

 

スマホからは見ます。

  

たぶんこれを見ると、世界一周に行きたくなります(^^)