12月27日(木) 曇り時々晴れ 78回クルーズ14日目
今日は4ヶ国目、インドネシアのジャカルタに着く日。
入港予定時刻は午前10時と、珍しく朝ではなく昼間の入港だった。
普段、早朝の入港だとまだ辺りも暗くて入港の様子をよく見ることが出来ないことが多いので、今日はずっと入港を見ることにした(^^)
かなり沢山の船がいて、ピースボートがどういうルートで進むのかが予測できないほど。
日中の入港なので、いつもよりも多くの人がデッキに出ていた。
↓港からジャカルタの街を見たところ。
遠くには近代的なビルが立ち並んでいる。
自分は今回のクルーズで、初めてツアーをとっていた。
ツアーと行っても、港からジャカルタ中心地への送迎バスのみだけだから、ツアーと言えるかどうかわからないけどね(^^;)
というのは、ジャカルタは渋滞がひどく交通の便があまり良くないから。
もちろん中心地についてからは、自由行動になるというわけだ。
ちなみにインドネシアの人口は2億3000万人を超えていて、世界第4位になる。
そして経済の発展も進んでいる真っ最中で、今後の交通事情の改善が必要なところのようだ。
本当に交通渋滞が凄まじい。
そしてバスの中で、両替をする。
↓20アメリカドルが、17万ルピアになった。
10万ルピア札というのもあって、ちょっとお金持ちになった気分になるね(^^)
前に行った国の中だと、71回クルーズで行ったベトナムでも10万ベトナムドン札というのがあったね^^
中心地に着いて、自由行動の開始。
今回自分達は、同じくシャトルバスだけをとった人が5人と、シャトルバスのツアーも何もとってない2人の合計7人で自由行動をする予定にしていた。
あらかじめ決めていた待ち合わせ場所に向かう。
↓中心部の渋滞も本当に酷かった^^
送迎バスもとっていない二人は、自分達よりも先に船を出発しているので、上手くいってれば自分達よりも早くついているはず。
しかし待ち合わせ場所にしていた「ハードロックカフェ」のある建物に行ったら、お店が別の場所に移転していたとのこと(^^;)
一応移転先を聞いてそこに向かうことに。
先に行ってるはずの二人は、ガイドブックを持っていないので、これは会えないかなと半分あきらめムードが漂う(^^;)
地図を見るとあまり遠くない距離だったので、歩いて行ったのだが日差しが強烈でかなり暑かった(^^;)
で待ち合わせに着いたら、驚いたことに二人と合流出来た^^
会えなかったら5人だけで行動しようという話をしていたので、嬉しかったね^^
7人が揃ったところで、まず昼食へ。
日本でもおなじみのナシゴレンを本場で食べる(^^)
名物料理のサテというのも食べた。 日本の焼き鳥に似ているが、中東のケバブの影響を受けた料理らしい。
ちなみにインドネシアは、人口の大多数がイスラム教徒で、世界最大のイスラム人口国だそうだ^^
ナシゴレンは辛さを選べるものがあって、皆それぞれの辛さを注文していた。
中には相当な辛さのものもあったね(^^;)
あと友達が注文したジュースの中には、逆に、これでもかっていうくらい甘すぎるものがあったのも面白かった(^^)
ここのレストランでは、Wi-Fiのパスワードを教わり携帯でインターネットも出来た^^
最後に会計を済ませてお店を出る時に店員から、「一緒に写真を撮ってくれ」と言われたのも面白かった(^^;)
日本人が珍しいのだろうか?
あとで船に戻って聞いたら、他にも同じように一緒に写真を撮ってくれと言われた人が何人もいた。
日本人は同じインドネシアでもバリにはよく行くんだろうけど、ジャカルタにはあまり行かないからなのかな??
お店をあとにしてモナスへ向かう。
モナスとは、ウィキペディアによると↓このようなもの。
【インドネシアの首都ジャカルタの中央ジャカルタ地区にある公園「ムルデカ広場」の中心部にある国家独立記念塔の名称である。
モナスとは「Monumen Nasional (英語でNationnal Monument)」を略した造語である。 エレベーターが設置され、最上部は展望台になっており、ジャカルタ市内を見渡すことが出来る。また底部は歴史博物館になっている。】
だそうだ。
歩いて行くにはちょっと大変なので、2台のタクシーに分かれて行くことに。
モナスがある広場に着いて、もう一台のタクシーの到着を待つ。
しかししばらく経ってもタクシーが来る気配がない(^^;)
おそらく広場はかなり広さなので、それぞれのタクシーが別の入り口に行ってしまったらしい(^^;)
またまたメンバーがはぐれてしまった(^^;)
とりあえず中に入り、モナスと呼ばれる独立記念塔を目指す^^
はぐれたメンバーも自分達と同じことを考えていたようで、塔の近くで無事に合流することが出来た^^
奇跡?の合流が2度もあって面白かった(^^)
ちなみに携帯は何人かは持っているが、元々はぐれることは無いと思っていたので番号の交換はしていなかった(^^;)
はぐれた原因も、最初の方がお店の移転で2回目の方も想定外だったので、はぐれるようなことは無いって思っていたしね(^^;)
ちなみに独立記念塔の中に入れるのは、15時までということで残念ながら既に過ぎていたので広場を見て回ることにした。
仮装のパフォーマンスをしてる人がいたり、馬車が走ってたり、色々なお土産屋が並んでいたりと賑やかな場所だった(^^)
実際にここに来るまで、まったく聞いたことが無かった場所だが、おそらくはちょっとした観光スポットなんだろうね(^^;)
次にモスクへ向かう。
自分はマレーシアでもシンガポールでもモスクに行ったが、他の人で行ってない人もいるし、何より他にたいして興味をひかれるようなスポットが無かったので行くことにした(^^;)
モスクに着くと、モスクの職員だというおじいさんがいた。
無料でモスクの中をガイドしてくれるとのこと。
無料ということを念を押して確認したところ、それでも無料というのでガイドを頼むことにした。
ここのモスクはイスティクラル・モスクといい、アジアで2番目の大きさだそうだ。
メッカにあるモスクの次に大きいとのこと。
実際に建物の中に入ってみると、本当に広い!
今までに行ったモスクとは、まったく比べ物にならない広さだった(^^)
例によってウィキペディアによると↓このようなもの(^^)
【白亜の直径45mのドーム型の建物は、世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアに相応しく世界最大のモスクで1984年につくられた。
12万人以上が収容できる。国会議事堂とも至近距離であるからして、このモスク、ひいてはイスラム教がインドネシアにとってどれほど重要かがわかる建物である。】
・・・だそうだ!
12万人以上収容できるというのは、ホント凄いね!
↓そして面白いのが、モスクの中からすぐ近くにある教会を見られるということ。
↓これは、メッカの方角を示しているものだそうだ。
↓ここは、コーランのコンピティション(競技大会)をやる場所とのこと。
そんな大会があるんだね~^^
↓クイズ番組とかの早押しマシン?のようなものがあって面白い。
そろそろモスクをあとにして、次は買い物でもしようかという話をする。
一緒にいたメンバーの一人がさっきのガイドのおじいさんと話し込んでいる。
どうやらガイド料を請求されているようだった(^^;)
モスクに入る前に念入りに確認したのだが、まあこういうことは想定の範囲内の出来事だね^^
一人当たり結構な額を請求してきていたようで、まったく払わないことも出来たがほんの気持ち分のお金だけを置いて次へ向かった^^
ちなみにあとで船に戻って聞いたら、おそらく同じ人にガイドしてもらっていて一人当たり20米ドルも支払ったというグループもいたようだった(^^;)
あとはタクシーで帰りのバスの集合場所のデパートに行き、少しお店を見て回ってから船に戻った。
送迎のバスは、渋滞対策のためにパトカーの先導とかもあったようで、特に遅れることなく余裕をもって船に戻ってきた。
バスの中には日本語を勉強している現地の学生も乗っていたので、帰船リミットまでの間、彼らと話をしたりして過ごした。
日本に興味を持ったきっかけを聞いたら、日本の音楽J-POPという人もいた。
日本のアニメや音楽などの文化は、最近は世界中で人気があるのを改めて感じる。
船に戻り、夕食をとりながら他の人達と今日の出来事の話をする。
船内放送があって、ツアーのバスで渋滞に巻き込まれて帰船リミットになっても船に戻ってきていないバスがあるとのこと。
そして自由行動の人達でも、帰船リミットに間に合ってない人達もいるようだった(^^;)
ちょうど?ツアーでも遅れているバスがあったので、自由行動の人達で帰船リミットに遅れても無事に船に乗れたようだが、下手すると船に乗れない恐れもあったので、そう考えるとちょっと怖いことだね(^^;)
もし乗れなかったら次の寄港地まで自力で行くか、もしくはそのまま日本に帰るかだし(^^;)
ちなみに次の寄港地は、船で一週間以上かかるモーリシャスというところ。
結構遠いので、自力で行くのは結構大変だろうね(^^;)
まあお金に余裕があって旅慣れてる人なら、その間もどこかの街にいれて旅を楽しめるっていうのも悪くは無いかもしれないが(^^;)
予定よりも遅れたが、出航式も開催されていた。
港は貨物船などが沢山停泊しているところだが、なかなか綺麗な港の夜景だった^^
友達と色々な話をする。
自分達と同じモスクに行って、結構な金額を支払ってしまった人達の話を聞いたりもした(^^;)
今日は滞在時間は短かったが、トータル的には楽しい1日になった。
奇跡?の合流や、レストランや広場やモスクでの出来事、街中の様子など興味深い都市だった^^
ピースボートでの旅でなければ、同じインドネシアでもバリに行くことはあってもジャカルタに行こうとはなかなか思わないだろうから、来てみて良かったね^^
あとGETの先生の一人が、「Goodbye Asia!」と叫んでいた。
確かに次の寄港地はモーリシャスという島国で、地理的な分類ではアジアではなくアフリカ大陸の圏域に入るようだ!
船はこれまで台湾、マレーシア、シンガポール、インドネシアと4ヶ国行ったアジアを離れて、アフリカへ向かう!
そしてその後は南米と南太平洋に向かうので、次にアジアに戻ってくるのは地球一周を終えて横浜に着く3月25日ということ!
そう思うと何か感慨深いものがあるし、これから本格的な旅が始まるっていう感覚にもなるね。
(2013年4月14日記述)