一般的な日本人でバルト三国に行ったことがある人は、まだ多くないと思うが、

 
「バルト三国の国名を3つとも言える」

 

という人は、結構いるような気がする。

 

小学校か中学校の授業で意味もなく?、

 

3つの国名を覚えたような気がするが、あれは何のためだったのだろう?( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

ただ国名だけを覚えても、ほぼ無意味だと思うが(^_^;)

 

まあここ何年かは、リトアニアで活躍した杉原千畝や、エストニア出身の元力士 把瑠都などの影響で、バルト三国に関することが日本でも知られてきているけどね。

 

あとこの前の「世界の果てまでイッテQ」でも取り上げていたが、「バルトの道」という独立運動のことは、もっと知られた方が良いと思った。

 

↓ウィキペディアから(^^)

バルトの道(バルトのみち)とは、1989年8月23日に、ソビエト連邦の統治下にあったバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で、独立運動の一環として行われたデモ活動。人間の鎖のひとつ。

およそ200万人が参加して手をつなぎ、3共和国を結び、約600km以上の人間の鎖を形成した。このデモンストレーションは、バルト三国のソ連併合を認めた独ソ不可侵条約秘密議定書締結50周年を期して行われ、三国が共通の歴史的運命を共有していることを、国際社会に訴えるために行われた。

●この前リトアニアのシャウレイからラトビアのリガに行く時に乗ったバスは、リトアニアの首都ヴィリニュスからエストニアの首都タリンまでを走っている路線だった。

自分は以前から「バルトの道」のことを知っていたので、

 

「もしかしたら今走ってるこの道を200万人もの人が手を繋いでいたのかな?」

 

と思っていた。

200万人以上が参加して、三ヶ国・600km以上に渡り、人の手を繋ぐ。

 

そして血を流すことなく、民主的に独立を果たしたって凄いよね!

 

現在も世界のあちこちで戦争や紛争が行われているが、このような平和的な活動で独立を勝ち取った歴史がある国のことは、もっと知られるべきだと思う。

 

せめてバルト三国の国名だけでなく、このバルトの道のことも一緒に授業で教えれば良いのにね。

 

*今現在の教育内容は、知らないけど( ͡° ͜ʖ ͡°)

*この時乗ったバスには、飛行機のように各席にモニターが付いてたが、俺が座った最前列には無かった( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

まあ映画よりも、バルトの道?の景色の方が見る価値がずっとあったけどね(^^)

*現在、ヘルシンキ空港のプライオリティパスで入れるラウンジでフライト待ち(^^)