3/28の夕方にフェズの宿に着き、まだ明るかったので旧市街へ。
シャウエンに続き、また勝手にガイドするモロッコ人の登場。
「マラケシュは touristic 過ぎるけど、フェズは違うし、人もハートフルだ」
とか、モロッコ初心者がつい、
「そうなのか」
と納得してしまいそうなところから入ってくる。
色々見てから途中でやっと、
「自分は片親で家族を養うためにガイドをしているから、最後にお金くれよな」
と言ってくる。
一般的な日本人としては、
「まず最初に言えよ」
と思う。
最初に明かさないってのは、下手なネットワークビジネスの誘い方と一緒だね( ͡° ͜ʖ ͡°)
そして、
「ここまで案内してくれたから、少しくらいは最後にお金を渡しても良いかな」
と思い始める。
(俺は最初から20ディルハムだけは、払っても良いと思ってた)
最後の交渉の段階で、俺はモロッコで最も小額紙幣?の20ディルハム(約230円)だけ渡そうとする。(シャウエンでは10ディルハム済ませたし。短い時間だったけど)
でも今回は、もっとよこせと、かなり面倒くさく強い剣幕で言ってくる。
結局40で済ませた。
彼は全然納得してなかったけどね。
たぶん平均したら、彼は一度に100以上はもらってるかなと思う。
勝ち負けではないが、もし勝敗をつけるとすれば痛み分けって所かなと、なんとなく思った。
フェズ旧市街は、本当に迷路で、夜の細い道は人通りも少なく、結構怖い感じもあるし、そういう所で最後の料金交渉を仕掛けてくる。
↓こんな感じのところ。
今回は試しに流れに身を任せてみたけど、面倒な料金交渉をしたくない人や、なんだかんだでお金を節約したい人は、最初にきっぱりと断るのが良さそう。
宿の人もそう言ってたし。
まあその辺りの彼らの入ってき方が巧妙なのと、旧市街が本当に迷宮都市なのがやっかいなんだけどね。
彼と別れた後に、Mapsのアプリを頼りに最短距離で旧市街を通り帰ろうとしたけど、迷路が凄すぎてアプリがまともに機能しなかったし、細い道は雰囲気があやしいので、念の為に遠回りして旧市街をさけてホテルに戻ってきたし(^_^;)
●3/29は、インドとネパールの宿で会ってる世界一周中の大石君と再会し、また旧市街をまわる。
大石は既にモロッコ周遊を終えて、フェズ旧市街も前に来てるので、ほぼ案内してもらった感じ(^^)
もちろん昨日の勝手ガイドと違って、最高のガイドだった( ͡° ͜ʖ ͡°)
●あと同じ宿に、世界一周的な感じの日本人がもう1人いて、3人で食べたタジン鍋が安くて美味しかった(^^)
この人は以前は看護師で、学生の頃は特に海外に興味が無かったが、ICUで働いていて人の生死を見て、人生を考え、セブ留学、カナダでのワーホリを経て南米から旅をスタートさせたとのこと。
ピースボートにも、看護師や美容師、介護士など手に職を持った人が結構乗っていて、帰国後にまた仕事に就きやすいというのがあるのと共に、看護師の場合は今回聞いた理由もあって海外に出る人も多いのかなと思った。