2010年12月17日(金)晴れ
今日は1日かけてパナマ運河を通過するので、イベントは少ない1日である。
午前6時頃、船はパナマ運河に入っていった。
パナマ運河は、カリブ海と太平洋を結んでいる運河である。
この運河の大きな特徴は、階段式ということ。
階段式というのは、画像だと↓このような感じである。
ここには、三つの人造湖と三つの水門がある。
船が水門に入ると水位を上げて船の位置も高くなる。
そして前に進み、また次の水門に進んで水位を上げていく。
そして太平洋に出るときには、水門に入り逆に水位を下げるのを繰り返すことになる。
この仕組みを考えた人は本当に凄いなと思った。
パナマ運河を船で通ることは、世界一周クルーズならではのハイライトの一つである。
午前中は、この光景を見たのと3日後の赤道夏祭りの出し物の練習をして終わった。
午後は、ヨガ・ピラティスのインストラクターの練習とよさこいの練習をしたのみで、他の時間はパナマ運河の通行を見ていた。
夕日とマジックアワーが綺麗だった!
夜は、ヒップホップダンスの練習に初参加したり、フリースペースで友達と話をしたりしていた。
あと明日が友達の誕生日なので、24時になり日付が変わる時に沢山の人でお祝いのイベントをやった。
地球一周の船の中で迎える誕生日は、一生の記念になって良いものだね。
今日は、なんと言ってもパナマ運河を通行したのが大きな出来事かな。
飛行機での旅では見る事が出来ず、船旅だけでしか楽しむことが出来ないイベントである。
そしてパナマ運河を通過したことによって、再び太平洋に戻ってきた。
地球一周の旅も、まもなく残り1ヶ月になる。
※2度目の地球一周78回クルーズでは、パナマ運河が開通する前に太平洋と大西洋を結ぶ主要航路だったマゼラン海峡も通過した。
【ピースボート78回クルーズ 56日目:マゼラン海峡沿いの都市プンタアレナスで現地の若者と街歩き】
パナマ運河とマゼラン海峡を船で通過するのは、その歴史を知ると感慨深いものがあり、壮大なロマンを感じた(^^)
※このパナマ運河の通行が始まったのが1914年だが、運河の建設に関わっていた日本人がいたことを2014年2月に知った(^^)
それは青山士(あおやま あきら)さんという人で、ガトゥン湖のガトゥン閘門の設計を担当したそうだ。
詳しくはGoogle先生に聞いてみてください(^^)