●滞在期間 2017.1.4〜1.8の4泊5日だが、最終日は早朝のフライトなので実質4日間滞在。●ルートと滞在都市

・クロアチアのザグレブからバスでヴェネツィアへ。1泊。

・電車でフィレンツェへ。1泊。

・電車でピサを半日観光してから、電車でローマへ。1泊。

・最終日の午前6:40のフライトのため、空港泊。イギリスのミッドランド空港へ。

●イタリアの概要

世界遺産の登録数が約60もあり、世界一多い国。

ちなみに日本には20の世界遺産がある。

世界で第8位の経済大国。
●各都市のまとめ

■ヴェネツィア

「キングオブ世界文化遺産」、「アドリア海の女王」、「水の都」など呼称の通り素晴らしかった。
漫画「ワンピース」のウォーターセブンのモデル都市。

街には117の島、177の運河、400の橋があり、 車やバイクは一切入れないので、交通手段は船のみ。
訪れた日は、たまたま夕焼けが綺麗過ぎて、橋からの眺めが最高だった。

水上バスに乗って大運河から見た街並みも素晴らしかった。


ディズニーシーにヴェネツィア的なのがあるけど、一度行ったら次は本物に来るのが良いと思う(^^)
■フィレンツェ

「花の都」や 「屋根のない博物館」 と呼ばれている。
10年以上前の映画「冷静と情熱のあいだ」で見たフィレンツェの美しい街並みが印象に残ってる。
「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産にも登録されている。
ドォオモの隣の高さ85mの鐘楼から見た夕焼けと、2日目にミケランジェロ広場から見た朝日に照らされる街並みが特に素晴らしかった!


■ピサ

ピサの斜塔だけでなく、「ピサのドゥオモ広場」も世界遺産。
斜塔の中に入ると、ただでさえ傾いてるのがわかるのに、螺旋階段で登るので、平衡感覚が変になって面白い。塔の高さは55m、傾きは現在は約4度らしいが、もっとありそうに見える。


■ローマ

オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」や、ブルース・リーの「ドラゴンへの道」など、ローマを舞台にした映画などを見てると更に楽しめる。
コロッセオ、トレビの泉、真実の口、スペイン広場、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂、など見どころが多過ぎる。


特に「新・世界七不思議」の1つでもあるコロッセオは圧巻!
5万人が入れるらしいし、見た感じでも楽天のスタジアムくらいの大きさがあると思った。
今から2000年近くも前にこんな巨大なものを作ったってのが信じられない(^^)


世界一小さな国、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂も、やはり世界に11億人いるカトリックの総本山だけあって素晴らしかった!
ちなみに面積は、東京ドーム9個〜10個位!
●物価

アルバニア、クロアチアからイタリアに来たので、段々と高くなっていった。

マックのセットメニューが800円とか900とかする。
でも観光地から少し外れればレストランやスーパーで安い食べ物もある。

ワインはかなり安くて、日本の半額以下かな!
●食べ物

ピッツァ、パスタ、ジェラート、エスプレッソなど名物が沢山ある。
ピッツァは、その場で希望のサイズに切ってくれて、重さによる量り売り式のお店も多い。
トレビの泉の近くにあるピッツァ屋で、3ユーロで食べたマルゲリータが人生で最も美味いピッツァになったかもしれない!?

特にチーズの伸び具合が凄かった。
また、ティラミスはヴェネツィア発祥で、「私を元気づけて」という意味だそうだ。
●治安

なんとなくだけど、マケドニア、アルバニア、クロアチアなどよりも治安がやや悪そうだなと感じた場所が少しあった。
●費用

出費合計は、約220ユーロ。1ユーロ123円計算で27060円。

実質4日間の滞在だから、1日辺り6765円。
主な出費は、移動費89.1、宿代38.4、入場料59、食費31.4。
宿は、一泊12ユーロ〜14ユーロくらいのホステルに泊まって、2箇所で夕食にパスタを出してくれた。

これより、もう少しだけ安いホステルもある。
乗り物は、これまでのバス移動ではなく電車移動の方が主流。
新幹線的なのに乗るか普通列車に乗るかで値段はだいぶ変わるが、全体的にやはりこれまでの旅の中では高く感じる。
観光施設の入場料は、コロッセオ共通券が12ユーロ、ピサの斜塔の18ユーロ、サン・ピエトロ大聖堂のドームへ階段だと6ユーロなど。
トイレは0.5〜1ユーロくらいかかる所が多い。

ヴェネツィアは1.5ユーロもかかる!
●総合評価★★★★★ 星5つ!

今回訪れた場所はどこも良かったし、まだ他にもナポリ、ミラノ、アマルフィ、サンマリノ共和国など沢山の見どころがある。
ローマに来る前には、絶対に映画「ローマの休日」は見ておくべき!