1月10日(木)曇りのち雨 78回クルーズ28日目
今日は6ヶ所目の寄港地、南アフリカのダーバンに着く日。
ちなみに6ヵ国目でもある。
しかしダーバンの次の寄港地は、同じ南アフリカのケープタウンなので、「〇ヶ国目」と「〇ヶ所目」の数が同じになるのは、今回のダーバンで最後になる。
更に今回ダーバンでは、船は2日間停泊する。
ピースボートの旅では、寄港地にいる時間は1日間だけということが多いが、何ヶ所かの港では今日のように複数日間、滞在することになる。
今回のクルーズだと、ペルーにも3日間滞在する。
今日もいつもの寄港地に着く日と同じで早起きして、入港のシーンを見る。
日の出よりもずっと早い時間なので、まだまだ辺りは暗い。
横浜から28日をかけて、ついにアフリカ大陸に来たかと思うと感慨深いものがあるね。
「アフリカ」というと、どうしても「未開発の地」というイメージがあるが、近代的なビルが立ち並んでいるのも見える。
船が各港に入港する時には、毎回その国の国旗を掲揚している。
今日は、たまたま掲揚の瞬間も見ることが出来た。
今日のダーバンでは、自分は珍しくオプショナルツアーをとっていた。
ちなみに現時点で自分がオプショナルツアーをとっているのは3つのみで、前に行ったインドネシアと今日のダーバン、そしてイースター島のみである。
そしてインドネシアとイースター島のオプショナルツアーは単なる移動手段だけなので、実質ツアーをとっているのは、今日のダーバンだけということになる。
なぜダーバンだけ取ったかというと、オプショナルツアーの冊子に書かれている自由行動のてびきが★3つだから。
これは自由行動のしやすさを表すもので、
★ 星1つが最も自由行動がしやすく
★★ 星2つが中間
★★★ 星3つが最も自由行動がしにくい
というもの。
何によってこれが決まるかというと、大きな要素は2つあって、【治安】と【交通の便の良し悪し】である。
今日のダーバンの場合は、治安が良くないということで★3つになっていた。
そしてイースター島の場合は治安はいいのだが、島の中での移動手段が限られてくるという理由で★3つになっている。
ちなみに前回の71回クルーズでも治安が悪いということで、★3つだったパナマで自分は自由行動をしている。
今回はサファリで野生動物を見るツアーに参加したいと思っていた。
もしかしたらパナマの時と同じように現地ツアーで探せばサファリのツアーにも行けたかもしれないが、移動距離が4時間以上かかりそうとのことで、確実性をとってオプショナルツアーをとることにしていた。
ちなみにダーバンの情報をウィキペディアから引用したものは、これ↓
【ヨハネスブルグに次ぐ人口[1] の都市であり、重要な外港である。2010年の都市的地域の人口では322万人であり、同国ではヨハネスブルグに次ぐ第2位である[2]。ズールー族が多く、英語よりもズールー語が話されている。またインド系移民の人口が極めて多く、約80万人ほどいるといわれている。
古くから高級リゾート地としても知られており、海沿いには大型のリゾートホテルが立ち並ぶ。このためスポーツ施設やインフラが整っており、毎年のようにラグビーや水泳などスポーツの世界選手権や、国連の各機関が開催する国際会議の開催地として選ばれている。2010年にはFIFAワールドカップの会場の一つになった。
なお、他の南アフリカの都市同様、治安の急速な悪化は問題となっている。近年では、浜辺で散策中の観光客が襲撃されるなど、リゾート地として致命的な事件も発生しており、観光地として大きな課題を抱えている。】
ポイントは、ヨハネスブルグに次ぐ人口の都市ということと、リゾート地だが治安が悪い、っていうことかな(^^;)
治安が悪いリゾート地って初めて聞いたし、凄いことだよね(^^;)
↓ちなみにこれもウィキペディアに乗ってた地図。
ダーバンの位置は、南アフリカ共和国の最も東側にあり、このあと行くケープタウンは国の南西部に位置する。
あと中央部からやや東側に「LES」と書かれた地域があるが、これはレソトという別の国である。
南アフリカ共和国に囲まれた別の国があるっていうのも興味深いところだね。
下船する前は、前回のモーリシャスに続いて、船内で入国対面審査があり船内で両替も出来た。
南アフリカの通貨は、「ランド」というもの。
↓お札には、アフリカをイメージさせる動物が使われてるのも面白い。
ツアーをとっているので、船を降りるとすぐにツアーのバスが待ってくれている。
街の中を通ってから高速道路らしき道路へ入り遠くへ向かう。
街の中には、「HUNGRY LION」という名前のハンバーガー屋があって、南アフリカならではの面白いネーミングだなと思った(^^)
日本語に直訳すれば「飢えたライオン」だね^^
バスは2時間以上かけて、まずはシャカランドという所に着いた。
↓こんな場所である。
アフリカの原住民族が生活をしているところ・・・・・ではない。
自分はガイドブック「地球の歩き方」を持っていたのですぐにわかったが、ここは当時の暮らしぶりなんかを再現したテーマパークのようなものだった。(「地球の歩き方」は、次の寄港地ケープタウンでは自由行動をする予定だったから持っている)
日本でいう所の日光江戸村のようなものかな?
自分は行ったことないから、詳しくはわからないけど(^^;)
でもテーマパーク的なものだということにしばらく気付かなったっていう人も結構いたように思われる^^
それだけリアルだったっていうことか、単なる無知ということはわからないけどね^^
↓このような原住民・ズールー族のダンスなんかも披露されていた。
昼食もこのシャカランドの中のレストランで食べた。
ビュッフェ形式で現地の料理が出されていて、まあまあの味だったかな^^
シャカランドを後にし更にバスで2時間ほど走る。
そしてメインの目的地である、「シュルシュルウェ・ウンフォロージ野生動物保護区」に着いた^^
ジープに乗り換え、サファリ・ゲームドライブへ。
この「シュルシュルウェ・ウンフォロージ野生動物保護区」の総面積は、960km2もある。
東京都の面積が 2187km2 なので、いかに広いかがわかるね^^
↓ここから、写真に撮れた動物を載せていく。
↓車が動物に近づくと、車のエンジンを止めて停車する。
↓この日一番面白かったのが、↓これ!
↓ガイドのドライバーは、時々、手を器用に使い動物のような鳴き声を出していた。
それにしても、ガイドが動物を見つけるのがホントに早いというか上手いというか。
まあプロなんだから当然なのかもしれないが、相当良い目をしてるんだろうね^^
2時間半ほどサファリを楽しんだ(^^)
敷地があまりにも広いので、常に動物が見られるということではなく時々見られるという感じだったが、全体的に面白かった。
沢山の種類の動物が見れたし、像やサイやキリンなどを結構間近で見れたのも良かった(^^)
サファリ・ゲームドライブは明日もあるので、また明日も楽しみだ。
ちなみにサファリで特に人気の高い「ビッグファイブ」というものがあり、ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バファローの5種類を指す。
上にアップしたが、お札のデザインに使われているのが実はビッグファイブになっている。
今日はビッグファイブのうち、ゾウとサイは間近で見れたし、ライオンも草むらの陰に一応見れたので、明日は残りのビッグファイブとかも見てみたいものだね^^
夜は、サファリから比較的近いロッジで泊まる。
夕食は昼と同じくビュッフェ形式だったが、昼のものよりもグレードが高くて美味しかった^^
その後部屋に着いたらロッジが停電していた。
携帯の懐中電灯のアプリなどを使って再びレストランへ行き回復を待つ。
日本と違い海外では、停電が起きやすいから、懐中電灯などの用意は必要になるね。
すぐに復旧して、ロッジへ。
ヤモリが虫を捕食している場面を見ることが出来て、サファリが続いているようだった(^^)
そういえば船が横浜を出発して28日目になるが、久しぶりに陸のベッドで寝られる(^^)
いつも船の中なので、時には明らかに揺れてる状態のまま寝ることもあるが、今日は100%揺れが無い状態で寝られる(^^)
まあ自分は船のなかでもいつも熟睡出来てるから問題ないが、陸のベッドで久しぶりに寝るのも良いものだ(^^)
ダーバンの1日目終わり。2日目に続く(^^)
(2013年4月28日記述)