16体目

2010年12月26日(日)晴れ

今日は、17ヶ所目の寄港地イースター島に着く日。

イースター島は今回のピースボートの寄港地の中でも、最大の目玉と言っても良い場所である。

ピースボートの航路や寄港地は毎回のクルーズごとに変わるのだが、イースター島には時々しか寄港しないし、もちろん日本からもそう簡単に来れるところでもない。

71回クルーズを選んだ理由には人それぞれ様々なものがあるが、このイースター島に来るから選んだという人も何人もいたようだ。

イースター島には大きな船で直接着岸することが出来ないので、ピースボートは沖合に停泊して、そこから10人乗りくらいの小さなボートで上陸することになる。

小さなボートなので、しばしば波が高いために上陸することが出来ない、ということもあるそうだ。

今回ピースボートでは、今日と明日の二回に分けて上陸する予定である。

1人が二日間とも上陸することは無く、どちらか1日だけ上陸するようになる。

ピースボートは午前6時頃にはイースター島沖に着き、9時頃から順次ボートで上陸する予定である。

自分は、6時前に起きてデッキへ出たら、まだ南十字星を見ることが出来た。

そしてイースター島も見えた!

イースター島から昇る朝日も最高に綺麗だった。

朝日

島を見ると、小さくだがモアイ像が並んでいるのも見ることが出来た。

今回、自分は観光のツアーを取っていて、11時過ぎにボートに乗って無事に上陸することが出来た。

ボートはこんな感じ。

ボート

海の青色が素晴らしい色である。

港に着くと、第一モアイと出店のお土産屋が出迎えてくれた。

まず我々は、オロンゴ岬へ行った。

海だけでなく空も見事な青色だった。

これはラノ・カウ火山の綺麗なカルデラ湖。

次に島を縦断して、アフ・ナウナウという場所へ。

途中で見た高台からの景色も、島の様子も何もかもが新鮮で面白い。

アフ・ナウナウには7対のモアイ像が並んで立っている。

ビーチのモアイ

ビーチのモアイ

そしてアナ・ケアビーチがすぐそばにある。

このビーチが予想以上に綺麗で良かった。

ビーチ

イースター島と言えばモアイ像があまりにも有名だが、こんな綺麗なビーチがあることはまったく知らなかった。

自分が今まで行った中では少し前に行ったドミニカ共和国のビーチを越えて、No.1のビーチになった(^^)v

今後イースター島に行く人は、絶対に水着を持って行くことをお勧めしますb(・∇・●)

海で少し遊んでから、次はアフ・トンガリキへ。

ここにはイースター島の有名なスポットで、15対の横一列に並んだモアイ像がいる。

16体目

↑これは16体目のモアイ像に見えるスポットで撮ったもの。

ここは15体のモアイばかりが目立つが、すぐ近くに仰向けになっているモアイ像などもあった。

寝てるモアイ

あとここでお土産のモアイグッズをいくつか買ったりもした。

次にラノ・ララクへ。

ここにはかつて、モアイの製造工場があったそうだ。

ヒガンテ

そして今島全体にあるモアイ像1000体くらいのうち、400体くらいがここにあるそうだ。

昔はモアイに触れることが出来たそうだが、数年前からは禁止されているそうだ。

看板

このモアイも、パンフレットなどで見たことがあるもの。

有名なモアイ

頭部だけのものや、傾いたモアイなど、様々なモアイがいた。

作られた時期によって、顔の長さや胴体の有無などが違うそうだ。

ラノ・ララクを後にして、最初にボートが着いたハンガロア村に戻ってきた。

ボートで船に戻るまで、まだもう少しだけ時間があったので、近くにある珍しいモアイ像を見に行った。

それはこの目玉があるモアイ像。

目玉

このあと港で急いでお土産を買って、船に戻った。

半日だけで見所を網羅できたわけではないが、それでもかなり楽しめた。

ボートで上陸する時は皆で会話をしながら賑やかな雰囲気だったが、帰りのボートでは名残惜しさからか、または楽しかった1日を思い出してか、段々と離れていく美しいイースター島を皆ほとんど喋らずに、ただ静かに見つめていたのが印象的だった。

船に戻り、夕食を食べる。

この時、マチュピチュにオーバーランドツアーで行ってきた人の話しを聞いた。

彼らは昨日のうちにイースター島に飛行機で着き、今日久しぶりに船に戻ってきていた。

夕食後は、水先案内人とその仲間達による「ラパヌイ伝統舞踊ショー」を見て楽しんだ。

自分達も昨日のクリスマスショーでも踊ったラパヌイダンスを踊り、本場の人達と一緒になって踊ったりもした。

今日の日の入りの時間が21時13分と、日本では考えられないくらい遅い時間なので、しばらく明るくて変な感じだった。

夕日

今日は一日ずっと晴れて強烈な陽射しで日焼けもしたが、夕日も物凄く綺麗だった。

ショーの後は、イースター島の水先案内人パートナーをしていたこともあって、ショーに出ていた人達との打ち上げに参加してから寝た。

今日も最高に楽しい1日だった。

イースター島は、今まで沢山行った寄港地の中でもかなり上位に入る楽しさだったかな。

モアイ像の種類が沢山あって、色々な場所で様々な種類のモアイ像を見ることが出来たのも良かった!

それと何と言っても大自然が良い!

海も想像以上にずっと綺麗だったし、空の青色も最高に良かった。

島には村が一つあるだけで、少し離れれば自然の音しか聞こえなくなり、時間がゆっくり流れていた。

どこの寄港地でもそうだが、特にイースター島は1日だけの滞在では全く時間が足りないなと思った。

これで残る寄港地は、年明け1月3日と4日のタヒチのみとなった。

※ピースボートの資料請求は、↓こちらの公式サイトからどうぞ(無料)。