歴史の授業や、映画「シンドラーのリスト」、「ライフ・イズ・ビューティフル」、「戦場のピアニスト」などで、アウシュヴィッツ、ホロコースト、ナチスによる強制収容所などのことは、なんとなくは知っているという人が多いかな。

自分の場合は、手塚治虫の漫画「ヒトラーに告ぐ」や映画「ライフ・イズ・ビューティフル」などで知っていた程度か。
そして、こここでもやはりキン肉マンでに出てくるブロッケンJr.の父親のブロッケンマンか(^_^;)


現在はかなり規制されているようだが、 今思えばあのキャラクターや毒ガス攻撃とかって、よくコミックやアニメ、ゲームで許されていたね(^_^;)

日本は既に3月11日だが、今こちらポーランドはまだ3月10日。
昨日3月9日に、ポーランドのクラクフから、アウシュヴィッツに日帰りで行ってきた。
以下、箇条書きで知らなかったことや、感想などを書いておく。
・ドイツではなくポーランドにある。

・ドイツ語では「アウシュヴィッツ」だが、ポーランド語では「オシフィエンチ厶 Oswiecim」で、Oswiecimという街にある。
現地では「アウシュヴィッツ」と言っても通じない、とネットに書いてたサイトもあった。
・第一収容所がアウシュヴィッツで、そこからバスで5分の距離に第二収容所のビルケナウがあり、アウシュヴィッツの20倍の広さ。
・「負の世界遺産」とは日本国内での用語で、ユネスコでそのように分類しているわけではない。


他の負の世界遺産とされているものは、広島の原爆ドームや、ビキニ環礁核実験場、南アフリカのロベン島などなど。
・ユダヤ人だけでなく、ポーランド人、ソ連軍の捕虜、ジプシーなどの政治犯、障害者、同性愛者など多種多様な人が収容、処刑されていた。


・現在、日本人のガイドも1人いるようだが、今回は英語のガイドツアーに参加した。


でも英語だし結構早口だしで、あらかじめネットで情報収集してなかったら、理解度はかなり低かったと思う。




・ホロコースト否定論というのもあるようだが、今回のガイドのポーランド人の方が「否定論もあるが、これだけの証拠がある」ってなことを何度か言っていた。


・英語が堪能ではない人で、日本語のガイドツアーでなく英語ガイドガイドツアーに参加するなら、しっかりと予習しておくべき。
・シーズンや時間帯によっては、ガイド無しでも見学可能。
でも広過ぎるし時間もかかるしで、やはり入念な下調べが必須。
オンシーズンなら、事前のネット予約がお勧め。
・ガイドツアーは、英語の他にも、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポーランド語などのものがあった。
・アジア人で来ている人は、少なかった。
・欧米人の高校生くらいで、課外授業で来ているっぽい集団も沢山見受けられた。
日本でいう、広島の原爆ドームに修学旅行で訪れるようなものか。
●「平和でないと旅は出来ない」とは、確か4年前のピースボート78回クルーズの時に聞いて印象に残っている言葉。
当たり前のことだが、戦争中や紛争中の場所へ旅行することは出来ない。
もちろん戦争中や紛争中の場所に住んでいる人達も、気軽に他の土地に旅することは出来ない。
そういう意味では、現代の日本に生まれたことは物凄く運が良いことだと思う。
まあ何かと怪しい動きもあるが、、、
・ヨーロッパの歴史は、戦争の歴史と言えると思う。
少し前に行ったチェコのプラハや今朝までいたポーランドのクラクフは、戦争の被害がほとんど無く、中世の街並がそのまま残っているというヨーロッパでは結構レアな街のようだ。
・大航海時代は、ヨーロッパの国々がアフリカやアメリカ大陸へ繰り出し、原住民やその土地の文化を滅ぼしていった。
・ただ現代でも、例えば中国がチベット人に対し民族浄化を進めている、という話も聞いたことがある。
他にもロシアやイスラエルが、、、という話もあるようだが、実際のところネットでの情報くらいしかわからない。


・今回の旅で、ローマのホステルで会った日本人は、100ヵ国以上に旅していて、何年も前にまだ旅が可能だったシリアやイエメンなどにも行っている。
しかしその時イラクには、「また今度来れば良いや」と思い行かず、今となっては訪れなかったのは間違った判断だった、と言っていた。
・世界が平和でないと、全ての世界に行くことは出来ない。
・世界平和は可能なのか?
・現代人が、そして日本人が出来ることは?
まずは興味を持つこと、歴史を知ること、現状を知ることか。
・あとは短期でもどこでも良いから、行ける範囲で実際に海外に出て、日本以外の世界のことや、その土地の歴史や文化を知ることか。
・日本にいても外国から来ている人と接する機会は増えているから、海外のことを手軽に知れるようになってきている。
・民間レベルで、世界各地に友達がいるという人がもっともっと増えれば、少しは戦争も減っていくことに繋がるのか。
・あとは根拠は無くて良いから、「世界平和は可能だ」と思うこと、例え少しずつでも進歩していけると思うこと、一人一人が何か出来ることがないかと考えることが必要かなと思った。
・そして帰国したら、既に見てるのもまだ見てないのも含めて、アウシュビッツ関連の映画を見てみようと思った。
●こちらポーランドも、あと1時間で3.11。
実家のある仙台であの地震にあってからもう6年!
明日はポーランドのワルシャワから、ウクライナのリヴィウという街に行く予定。
今回は特にチェルノブイリ事故関連の所には行かないが、あの日から丁度6年後に、福島原発事故以前は、世界最悪の原発事故だったチェルノブイリがあるウクライナに来るとはね。