少し前にドバイに着いた。日本との時差は5時間なので、今は午後9時。
今日はほぼ移動だけの日なので、エベレストトレッキングのまとめを書きます。
例によって長いです(^^)
・ネパールには11/14〜11/29まで16日間いたが、カトマンズには3泊したのみで残りは全てトレッキングだったので、エベレストトレッキングのまとめ。
・トレッキングの発着となる街ルクラへは、ネパールの首都カトマンズから小型機で30分強で着く。
ここを11/16に出発して11/27に戻ってきたので、12日間のトレッキング。(普通の体力の人は、もう1〜3日間くらいかかるようだ)
・エベレストトレッキングでは主な目的地が2箇所(カラパタール&エベレストベースキャンプと、ゴーキョリー)あり、自分は今回両方とも行った。
どちらか片方だけなら、速い人なら10日間くらいで済ませることも可能。
でもせっかくなら両方とも行くのがオススメ。2箇所を結ぶ経路は、楽ではないが絶景だった。
・また年配の方や体力に自信が無い人や、メインではない山に登ったり、少し変わった道を楽しみたい人だと、20日以上かける人もいた。
・「エベレストのベースキャンプは、今の時期は何もないのであまり行く価値が無い」、と言う人もチラホラいたが、自分的には行って良かった。
偶然かはわからないが自分が行った時は無風で、人がだす物音がなければ完全な静寂であり、イースター島と同じような特別な聖地のような雰囲気を感じた。
そして氷河を間近で見れたり触れたり出来るのもポイントが高い。
・スタート地点のルクラの標高は2840mで、最高地点は標高5550mのカラパタールまで行った。
・行きは1日に400m〜600mと少しずつ標高が高くなるように進む。これは高山病を防ぐためで、時には高度順応のために同じ場所で2泊することもある。
・実際に歩く時間は日によって異なるが、1日に4時間〜8時間くらい。
・でも帰りは1日で一気に1000mくらい降りてきた。(行きも帰りもアップダウンがある)
・朝は7:30〜9時くらいには出発し、夜は20時〜21時くらいには寝るという超健康的な日々になる。
・毎日の出費は、宿代、食事代、水代がメイン。人によってはWiFi代やシャワー代がかかる。
自分の場合は節約して、1日に2000円〜2500円くらいで済んだ。
・カトマンズからルクラへの飛行機代は、往復で3万円程。
この小型機は前の方の席に座るとコックピットかなの風景も見られてオススメ。
特にルクラの飛行場は、山の谷間にあり一見の価値がある。
・日本からカトマンズへは、3万円〜4万円くらいかな?
・日本で旅行会社に申し込むとかなり高い費用になるが、現地に来てからガイドの手配をするとかなり安上がりになる。
・エベレストトレッキングでは、通常はガイドやポーターを雇うが、自分のように自力で行く人が1割〜2割くらいはいたと思う。
・ガイドやポーターの費用は、1日に1500円〜3000円くらいか。
・ガイド無しだと道に迷う恐れがあるが、スマホや地図や人の情報を上手く活用すれば充分可能。
・自分の登山歴は、富士山に一度登ったのみ。なんとなくだが3割くらいの人は自分のように山の素人だったかな?
・どんな人がいたか?
→ 欧米人が7割〜8割だが、世界各地から人が来ていた。
年配の方もチラホラ。個人の人もグループの人もいる。
両親が50歳手前で子供達が11歳〜18歳という家族連れもいたし、日本人女性で78歳という方もいた。
・なぜエベレストトレッキングをしようと思ったか? →自分の目で世界最高峰のエベレストを見てみたかったから。
ちなみに3泊4日くらいの日程でも遠くからエベレストを見ることが出来るし、カトマンズから200USドルくらいで小型機でのフライトで直接エベレストを見ることも出来る。
・実際に見てみて、やはり自分の脚で歩いてきて見る方が感動が大きいと思った。
・体力や日数などの面で実際に行くには大変な部分はあるし、総合的に見て自分がこれまでの人生で訪れた場所で、最も行きにくい場所ではある。
しかし個人的には、マチュピチュ、イースター島、ウユニ塩湖、エジプトのピラミッドなどと並んで、人生で一度は訪れるべき場所の最高ランクに値すると思った。
・ここに行くと、酸素、水、電気、ネット、人のありがたみ、などがわかる。
特にスタートの街に戻った時の久しぶりのシャワーや、ビールや食べ物は最高である。
・イモトや、なすびなどタレントで山登りをする人の凄さもわかるし、リアル登山家達の凄さも少しは理解出来るようになったと思う。
・リアルドラクエを体験出来る。
装備を揃えて、街で情報を集めて、仲間との出会いと別れを繰り返しながら先へ進み、少しずつレベルアップしていく、そんな感じ。
お金に余裕があれば良い装備を揃えられるし、仲間(ガイドやポーター)を雇うことも出来る。
目的を達してスタートの街に戻って来た時には心肺機能が強化されていて、多少のアップダウンは楽勝で、レベル40でスライムと戦っているような感覚もあった。
●こんな人にオススメ。
・世界最高の山々の絶景を実際に自分の目で見てみたい人
・あまり人がやらない事にチャレンジしてみたい人
・標高5500mの世界を体験してみたい人
・氷河を見て触れたい人、氷河を歩いて渡りたい人
・超非日常を味わってみたい人
・リアルドラクエを体験してみたい人
・自分を試してみたい人
・日常生活で何か物足りなさを感じている人
・達成後に、人生で最も美味しい?お酒を味わいたい人