ワディラムもどき?のディーシィー(Ad disah)のベドウィン宅で朝食も出してくれて、乗り合いタクシー?でアカバへ。
ってかこのドライバーは、昨日ヒッチハイクして乗った人で、昨晩泊まったベドウィンの家にも遊びに来てたから友達なんだろうけど。
でも他に客が4人乗っていた。
アカバまで15JDと言われたが交渉して10JDに。
10JDでも普通のバスより高いだろうし、他の客はもっと安いんだろうけどね(^_^;)
で朝8時半頃にアカバ着。
ここは紅海に面したリゾート地で、想像してたよりもかなり大きな街のようだ。
またここアカバは、4ヶ国の国境が近い興味深い場所でもある。
少し南に行けばサウジアラビア。
紅海の対岸はイスラエルで、そこから少し南はもうエジプトである。
そしてシナイ半島の先は、もうアフリカ大陸である。
6年前にピースボート71回クルーズに乗った時に、シナイ半島の西側のスエズ運河を通っているので、その時と結構近いところまで来たのは、なんか感慨深いような面白いような、不思議な感覚がある。
まず公園で懸垂をしていたら、日帰りの遠足でアカバに来ていたという小学生〜中学生くらいの少年に囲まれた(良い意味でね)
↓自分の真似をして懸垂をする少年達。
引率の先生に、「よかったら一緒に朝食を食べていけば?」と誘われて、せっかくなのでご飯をご馳走になったり、アームレスリング対決をしたりして更に仲良くなった。
子供達から、宗教は何?とか、イスラムとかアッラーを信じるか? などという質問もされた。
彼らにとっては、イスラム教徒として育つのが当然のことである。
日本人の中には、ここ数年のISSやテロなどのニュースの影響で、「イスラム教徒=恐ろしい」というイメージの人もいるだろうが、実際には、本当に恐ろしいイスラム過激主義的な人はごく一部だけである。
前に池上彰さんの番組でもそういうことを言ってたし、実際にヨルダンに来て、「ウェルカム ジョルダン」と心の底から何度言われたかわからないくらい、親切で気がいい人ばかりだしね。
ちなみにスペルはJordanで、発音は日本語ではヨルダンだし、ペトラの宿で会った韓国人も「ヨルダン」と言っていたが、現地の人はジョルダンと言う。
公園を離れ、地球の歩き方にも載っているペトラホテルにチェックイン。
ここは安宿3つが並んでいるうちの1つで、値段はどれも10JDで、アンマンやペトラの安宿よりはやや高め。
ネットには、ドミトリーや屋上のスペースからの眺めが綺麗、という書き込みがあったが、そういうのは無く個室だけだし、共用スペースも無いようだった。
でもトイレやシャワーも部屋の中にあり、テレビもあるっていうのは、今回の旅で初めてのことかな?
だがドミトリーだったら、もし今後ワディラムに行く人がいれば、真実を確かめにまた本当の?ワディラムに行こうとも思っていたので、残念さの方が強いかもしれないが(^_^;)
あとWi-Fiは、この安宿三軒ともに無いようだ。
↓あと開き扉式のエレベーターを初めて見た!
歩いて10分もかからずに公共のビーチがあって、公園で会った子供達と偶然の再会した。
結構大きな街の公共のビーチにしては、海の透明度などはだいぶ綺麗だと思う。
ここは紅海の北端だから、もっと南に行けば更に綺麗なんだろうね。
やや寒かったのと、物凄く綺麗という程ではなかったので自分は海に入らなかったが、今日はヨルダンの休日なので、多くの人が海水浴を楽しんでいる。
ちなみに遠足に来ていた学校の先生に教わったのだが、イスラム教では金曜が休み、ユダヤ教では土曜が休み、キリスト教では日曜が休みなんだそうだ。
(ヨルダンでは、金曜と土曜が休みとのこと)
確かにアラブ首長国連邦でも金曜が休みだったね。
お昼はWiFiを使うためにマクドナルドへ行き、その後は再びビーチへ。
16:30頃に夕日がシナイ半島の山に沈んでいく。
沈む時に一瞬緑色っぽく光るグリーンフラッシュ現象のように見えたが、本当にそうだったのかは不明(^_^;)
街を散策してると、ペトラの宿で7JDで売られていたアルコール度数13%のペトラビールが、たったの2JD(320円くらい)で売られていた。
どうやらここアカバは、特別経済特区らしいからお酒が安いのかな?
あとオランダの16%のATLASビールは2.5JDで、試しに飲んでみたら、この前飲んだ13%のペトラビール同様でかなり濃かった(^^)
またJOLDINAというメーカーのお菓子が美味しくて、このメーカーのを中心に色々な種類を計6つ買ったのに、0.65JD(約100円)と激安だった。
ペトラ遺跡の入場料は1日券でも約8000円もするので、物によって物価にかなり差があるようだ。↓ライトアップされた姿が綺麗なモスクもあった。
あとは久しぶりの個室で、初めてヨルダンのテレビを見ながらゆっくり過ごした。
NHKワールドを含め、各国の番組をアラビア語の字幕付きで放送していた。
吉本新喜劇とかなり雰囲気が似ている番組があったが、字幕が無かったのでおそらく地元の番組なんだろうね(^^)
中東のヨルダンでも、こんなコント番組を放送していて、中東へのイメージが更に変わったかな(^^)
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