4/1の夜にスペインのマドリッドに来て、明日メキシコのカンクンに行く。
モロッコは今回の旅で37ヶ国目、人生トータルで70ヶ国目。
●滞在期間と滞在場所
3/27 スペインのアルヘシラスからフェリーで入国。シャウエンで1泊。
3/28 フェズで1泊
3/29 ラバトで1泊
3/30 マラケシュで2泊
3/31 エッサウィラに日帰り
4/1 マラケシュ空港からスペインのマドリッドへ。
●訪れたスポット
▲シャウエン
青の街。
ねずみ男衣装の人が多い。(どこの街にもいるけど、初めて泊まったのがここだったのでインパクトがあった)
謎の少女もいる。
旧市街は狭いが、迷路のようになってる。
勝手に案内してくる人もいたが、総合的に人々はそんなにウザくない。
▲フェズ
世界一の迷宮都市。
旧市街が迷路過ぎて、すぐ道に迷う。
地図アプリもあまり役に立たないほどだった。
勝手に案内してくる人や、夜に会った若者がかなりウザかった。
▲ラバト
首都で世界遺産にもなってるが、フェズやマラケシュよりも観光客がずっと少ないので、人も全然ウザくなく、ウェルカム感がある良い人が多かった。
ピースボート71に通訳スタッフで乗っていたアラタさんが住んでるので、ヨルダンぶりに会い、モロッコ事情を色々と聞けた。
人気のレストランでのタジン鍋なども美味かった。
▲マラケシュ
最も観光客が多く訪れる都市。
旧市街の巨大なメイン広場は毎晩、盛大なお祭り状態で、出店、大道芸、楽器演奏者、観光客であふれかえっている。
例えて言えば、日本の大きな花火大会のような物凄い人出と熱気が、毎晩ある感じかな!(^^)
アフリカっぽいような、アラブっぽいようなリズムの音楽が広場のあちこちから聞こえてきて、屋台やレストランなど飲食店だけて100店舗以上は軽くあり、お土産物屋や、物売りもかなり多い。
年に一度とかの特別なイベントならわかるが、これが毎日というのは信じられない程の熱気。
(田舎の人が、初めて渋谷や新宿に来た時に受ける衝撃と同じか、それ以上かな!?( ͡° ͜ʖ ͡°)
旧市街は世界遺産に、広場は無形遺産に登録されている。
この夜の広場は世界的にも特殊な雰囲気で、モロッコに来たら必ず訪れるべき場所だと思った。
(*完全に暗くなってからしか行ってないので、雰囲気がわかる良い写真は撮れず)
▲エッサウィラ
マラケシュから日帰りで行ってきた。
旧市街が世界遺産だが、小さく静かな港街。
欧米人のリゾート地だが、マラケシュよりも全然ウザくなく、のんびりした雰囲気。
魚介類が名物。
・たこ焼き屋
日本語で看板が書かれた、たこ焼き屋もあった。
シンガポールにあったたこ焼き屋と同様、タコ以外にも様々なメニューがある。
でも自分が行った時は、エビしか無いって言われた( ͡° ͜ʖ ͡°)
値段は、4ディルハム(約45円)と書かれていて安いと思い買ってみたら、”1個”で4ディルハムで高かった!
そして味もイマイチ( ͡° ͜ʖ ͡°)
*ちなみにモロッコは、タコを日本に結構輸出してるそうだ。
他にもローカルの店で魚のフライなどを食べたが、やはりこれまでの世界2周でも思ってたのと変わらず、魚介類は日本のものが最高だとあらためて思った。
▲サハラ砂漠(今回は行かず)
モロッコに来る最大の目的が、サハラ砂漠という人も結構いるかな!?
自分は少し前のヨルダンと、4年前のピースボートで訪れたナミビアで、既に砂漠に行ってたのと、早めにモロッコからマドリッドへのチケットを抑えてたので、時間も無くて行かず。
あと費用がヨルダンように結構高いと思ってたが、砂漠の入口の街まで行けば、そこまで高くないそうだ。
そしてなんとなくヨルダンの砂漠よりも良さそうな気もするから、またそのうち行きたいと思った。
*追記↓
その後に会った旅人が、モロッコからのサハラ砂漠も、ヨルダンの砂漠も、そしてエジプトからのサハラ砂漠も行ってて、違いを聞けた。
簡単に言えば、モロッコのは砂の砂漠、エジプトからのは岩砂漠、ヨルダンのはその中間とのこと。
確かにヨルダンの砂漠は、砂丘もあったし、岩砂漠もあった。
砂丘ばかりなのが、モロッコの砂漠のようだ。
砂丘ばかりで車が走れないのでラクダ移動になる。
この話を聞いて、モロッコの砂漠もイメージ出来た(^^)
▲カサブランカ(行ってない)
たぶん昔の映画の影響で、日本人には名前が知られている都市。
モロッコで一番の大都会で、アフリカ大陸でも有数の世界都市。
しかし観光としては見所は少ないとのことで、世界遺産も無い。
ここはスルーする旅人が多い。
●物価
ポルトガルやスペインと比べると、全般的に安い。
特に宿代や、都市間のバス代が安くて良い。
マクドナルドのセットメニューは400円弱くらい。
スーパーで、トマトは1kg30円もしなくて安いが、水は1.5リットル50円でヨーロッパよりも高い。
トマトやオレンジなどは、国としてかなりの収穫高があるそうだ。
・泊まった宿は、1泊400円〜900円。
1000円以下でも充分、個室に泊まれる、
●費用
・滞在費は約14,380円。5泊したので5で割ると、1日2876円。(下記の出入国の交通費は含めていない。)
・モロッコへのフェリー代は、30ユーロ。
・マドリッドへの飛行機代は、約5700円。
・マドリッドからカンクンへの飛行機代は、35,290円。
●食べ物
何と言っても、タジン鍋が有名。
あとは中東全域で食べられているクスクスも有名。
マラケシュで会った、日本語が話せるモロッコ人に、タジン鍋もクスクスもマラケシュ発祥だと聞いて、今までに何度か食べたが特に美味しいと思わなかったクスクスをあらためて食べてみた。
そしたら、かなり美味かった!
レストランのセットで600円もしなかったが、たまたま良い店だったのか、それともマラケシュ全体で美味しいのか?
(でも翌日に別の店で食べたものは、そんなに美味しくなかったから、店によるのかな)
マラケシュの広場で名物の45円のオレンジジュースも美味しかった。
●言葉
ローカルの屋台などでは英語は通じなかったが、街の人で話せる人も結構いた印象。
国としてはアラビア語、ベルベル語がメインで、フランス語が第2言語。
でも北部では、スペイン語も結構使われるようで、言語に関してかなりグローバル。
●治安
フェズの夜の旧市街は、怪しい雰囲気で、ちょっと危険を感じた。
マラケシュでも、財布が入ったズボンのポケットが空いてると、食べたお店の人に、スリに気をつけるように言われたりもした。
その他の都市は、治安は良さそう。
テロとかの心配は、ほぼ必要ないと思う。
●その他
ヨーロッパから来ると、色々な面でインドを思いだした。(実際には、ヨーロッパとインドの中間くらいのレベルだけど)
・世界三大ウザい国
フェズとマラケシュは結構ウザいが、それでもインドほどではないと思った。
他の都市は、特にウザくない。
エジプトに行ったのは6年半前だが、「世界三大ウザい国」の中ではモロッコが一番ウザくないと思う。
・おもてなし感
全般的に、街の人のおもてなし感やフレンドリーさは結構ある。(ヨルダンやトルコよりは、少しだけ劣るくらいかな。)
アラブ圏では大抵どこでも、おもてなしの感じがあるからね。
これはヨーロッパと違って良い所。
・宿
ブッキングドットコムなど、宿を探すアプリに対応してない宿が多く、久しぶりに予約無しでの飛び込みを何度かやった。
(あらかじめ目星はつけておくけどね。)
基本的には、アプリに登録されてない宿の方が安い。(マラケシュだけではアプリを使い、1泊で400円以下とかなり安かった。)
・WiFi
全般的にどこの宿のWiFiも、やや遅かった。
でもマラケシュ空港のWiFiは、大丈夫だった。
そして空港に行くローカルバスでもWiFiが使えて驚いた。
・バス
ヨーロッパと比べると安いが、ボロい。
チケットはヨーロッパではネットで予約してたが、モロッコではバスターミナルの窓口で直接買っていた。
もちろん携帯の充電も、WiFiも無い。(あるバスもあるかも?だけど)
・街のトイレが無料のところが結構ある。ヨーロッパではほとんど有料で結構高かったし。
・ヨーロッパよりも、街でタバコを吸ってる人が明らかに少なくて良い。
・街でランニングしてる人を結構見かけた。
サッカーをしてる子供達も多い。
●こんな人にお勧め!
・アフリカ大陸の国に来てみたい人!
・アラブ圏に来てみたい人!
・サハラ砂漠に来てみたい人!
・青の街シャウエンや、世界一の迷宮都市フェズ、アフリカ最大級の広場が毎晩お祭り状態のマラケシュ、など特徴がある魅力的な都市が多い。
東南アジアの次のステップとして来るのも良い。
同じアラブ圏でも、ヨルダンよりも物価が安いし、雑貨や青の街などは女子受けが良さそう。
でもヨルダンのペトラ遺跡と死海は、かなりお勧め(^^)
●行き方、費用
ヨーロッパからは、LCCで2000円代〜5000円代で来れるし、スペインからフェリーでも20ユーロ〜30ユーロで来れる。