●今回の世界3周目で22ヵ国目、人生で56ヵ国目。
●滞在期間と場所
2/25にオランダのアムステルダムからのバスで、夜にベルリン着。2泊。
2/27にバスでミュンヘンへ。4泊。
3/1にフュッセンとノイシュヴァンシュタイン城へ日帰り。
3/2にバスでスイスのチューリッヒへ日帰り。
3/3 午後からのバスで、チェコのプラハへ。
●観光スポット
・まず前提として、基本的にヨーロッパの都市は、お城、教会、大聖堂、広場、門、旧市街と新市街など建物や街並みが似ているので、これらにはもう飽きてきている( ͡° ͜ʖ ͡°)
もちろん、それぞれの国や都市、建物で特徴があり違うのはわかるけど、実際に多くの人が陥る症状である。
今回の旅で会った人の中にもいるし、自分が初めてピースボートで世界一周した71回クルーズの時も、やはり遺跡飽きの症状の人も結構いたね。
・でベルリンでは、有名らしいスポットをひと通り見て、あとはベルリンの壁や戦争関連の所を見たくらい。
・ミュンヘンでも主なスポットを見たくらい。
でもアルティメットビーストマスターのドイツ代表選手と再会し、その友達の家でビーストマスターを見たので、一般の家を見れたのも良かった。
あと丁度カーニバルの日で、ミュンヘンで毎年行われる世界的に有名なオクトーバーフェストの片鱗?も見れたのも良かった!
年配の方達も仮装をしてたのが印象的だった!
・ノイシュヴァンシュタイン城。
そもそもミュンヘンに来たのは、この城へ行く拠点として。
ここはカンボジアのアンコールワットや、イースター島のモアイなどと同じく、新・世界七不思議の候補にも入っていただけあって見応えがあった。
せめてマリエン橋からの姿も見るべきだし、出来ればその先の山の上から見下ろす景色も見る方が良いと思う(^^)
・スイスのチューリッヒへ日帰り旅行は、バステ片道4〜5時間で、往復約36ユーロだった。
アルプス山脈の1つの山にも登れたし、節約でスイスに行くなら充分ありだと思った。
一泊すると、安いホステルでも40ユーロくらいだし。
・本来はリヒテンシュタインというマニアックな国にも行きたかったが、まあまた今度かな。
●物価
・宿代はベルリンが一泊10ユーロ、ミュンヘンが一泊12ユーロで、どちらもかなり安い部類のホステル。
パリ、アムステルダム、ブリュッセルなどよりも安いけど内容は問題無いし。
・一般的な物価や外食は、おそらく結構高いと思うが、スーパーでは他のヨーロッパの国と同様に物によってはかなり安かった。
野菜や果物、乳製品など。
●費用
アムステルダムからベルリンへのバス29ユーロ。
ミュンヘンからチェコのプラハへのバス11ユーロ。
ドイツ滞在中の費用は約22,134円。
6泊7日だけどスイスの分で1日減らして6で割ると、1日辺り3,689円。
これとは別に、スイス1日観光の費用は6516円。
宿代が安かったのと、観光費がノイシュヴァンシュタイン城の13ユーロだけだし、イギリスで買ったプロテインがあるから食費も減って、トータルは結構安く済んだかな。
●食べ物
名物は、屋台のソーセージやホットドッグ、ビール、プレッツェルなどを食べた。
プレッツェルはパン屋の取手にしてるお店もあったり、ノイシュヴァンシュタイン城内での飲食禁止のマークにも使われたりと、ドイツを代表するパンのようだ。
個人的には、ノーマルのよりもハムやチーズを挟んでサンドイッチみたいにしてるのが美味しかった。
●その他
・歩行者用横断歩道が赤信号で車が来なくても、渡らない人が結構いる。
ドイツが56ヵ国目だけど、これって日本以外ではかなり珍しいと思う!
アルティメットビーストマスターの撮影の時にも思ったが、ドイツ人はイメージ通りで、真面目な人が多くて日本人と似ている部分があると思う。
真面目だけど平均的に日本人よりもフレンドリーで明るいし、好感が持てた(^^)
・沈没船ジョークとあうのがある。
これは船が沈没しそうだが救命ボートが足りないため、船長が各国の男性を海に飛び込ませるための効果的な言い方というもので、それぞれ↓こんな感じ。
アメリカ人に対して「今飛び込めばヒーローになれますよ」
イギリス人に対して「紳士はこういう時に飛び込むものです」
イタリア人に対して「海で美女達も泳いでいますよ」
フランス女性に対して「決して海に飛び込まないでください」
ドイツ人に対して「規則なので飛び込んでください」
日本人「皆さん、もう飛び込んでますよ」
もちろん個人差は大いにあるけど、これは各国の人の性質を上手く言い表していると思うし、今回ドイツの歩行者信号を見てあらためて思いだした(^^)
ちなみにこのジョークでは後付で
大阪人に対しては「阪神が優勝しましたよ」とか
韓国人に対しては「日本人はもう飛び込んでますよ」
北朝鮮人に対して「将軍様が飛び込めと仰ってます」
などというのもあるようだ(^^)
・言葉
高専時代にドイツ語の授業があったけど、全く興味無かった(^_^;)
基本的には英語が通じるし、ドイツ語で書かれていても英語のスペルと似ていて想像がつくのも結構あった。
・スポーツ事情
仙台大学(体育大学ね)の時の授業で、ドイツでは総合型地域スポーツクラブというシステムがあるというのを習ったのを覚えてる。
これは地域に根付いたスポーツクラブで、老若男女が安価で様々なスポーツをすることが出来て、また地域コミュニティの場にもなっているもの。
ドイツはサッカー以外にも、卓球やバレーボール、冬季スポーツなど幅広いジャンルで強豪国だと思うが、この総合型地域スポーツクラブとの関連も大いにあるのかなと思う。
最近は日本でも少しずつは増えてきているようだが、まだまだ少ない。
今回の旅では、これに直接関わることは無かったけど、やはりドイツでもランニングをしている人や、ロードバイクに乗っている人が多く、自転車用道路もしっかりと整備されていた。
あと他のヨーロッパの国と同様で、一般のスポーツクラブもかなり安いようで、1ヵ月で16.8ユーロで24時間オープンっていうジムを街で見たりもした。
・再生可能エネルギー
バスからの風景で、太陽光発電をしている家や、野原に大量の太陽光発電のパネルや、おそらく風力発電の風車などを頻繁に見た。
調べてみたら、再生可能エネルギーの割合が年々増えていて、原子力発電も2022年には全て無くすそうだ。
・今回行ってない観光スポット
ドイツには、他にもフランクフルト、ケルン、ブレーメン、デュッセルドルフ、など聞いたことがある都市がいくつもあるし、ノイシュヴァンシュタイン城への玄関口であるフュッセンは、ロマンス街道と呼ばれている街道の端だし、まだまだ魅力的なところがあるんだろうけどね。
・日本が学べること
再生可能エネルギー、高齢化社会対策、スポーツ事情、働き方、戦時中や戦後の歴史教育、などなど日本がドイツから学べることは、まだまだ沢山あるんじゃないかなと思った。
●お勧め度 ★★★★☆ 星4つ
今回書いてて、観光スポットだけでなく、ドイツという国そのものやドイツ人が興味深いと思った。
海外への旅は、ただ単に観光スポットだげを見たり、名物料理を食べたりするだけでなく、その土地の歴史的背景や文化を知って体験することの方が実は重要で面白いと、あらためて思った(^^)
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