ピースボート78回クルーズ 99日目:フェアウェルパーティーと「もし私が総理大臣だったら」





3月22日(金) 晴れ 78回クルーズ 99日目

帰国日まであと3日。

昨日遅くまで起きてたので、珍しく朝日は見逃してしまった(^^;)

朝食はいつも通り4階レストランへ。

 

午前中は、「トークひろば ~人生色々~ 総集編」、「けん玉部FINAL」、「PBVリーダートレーニング」などの企画に参加。

これまでに沢山行われてきた自主企画だが、それも今日が最後。

なので、けん玉部のように “FINAL” と書かれている企画も今日は多いようだ。

 

「PBVリーダートレーニング」も今日で最後だった。

この企画は元々、他に行きたい企画があろうが必ず参加しなければ行けないという、基本条件だった。

なので正直言って、毎日欠かさず参加するのが億劫に感じたこともあるが、最後までやってきて本当に良い学びになったと思う。

今回学んだことは、もし今後何かあった時に役立てることが出来るように、船を降りた後も復習したり実践したりしたいと思う。

 

午後は、「下船説明会」、「フェアウェルパーティー」などに参加。

下船説明会では、荷物の取り扱いやチェックアウトの手続きなどの案内があった。

帰国まであと3日だが、もうそんな時期なんだね~(^^;)

 

「フェアウェルパーティー」では各部門の責任者的なスタッフが勢ぞろいしていた。

一部の人達の間で?人気になっていた、「阿部ちゃん」こと阿部料理長もいて、この人がそうだったのか!という話をしている人もいた(^^)

 

その後はバンドの演奏が続く。

乗船してすぐの頃の「ウェルカムパーティー」と同じような流れかな。

当時を思い出すと懐かしいね。

まだほとんど友達がいない状態で、これから始まる船旅を楽しみにしていた頃だね^^

他の時間は、スポーツデッキでバスケをしたり、友達と話をしたりして過ごす。

 

夕食はフェアウェルディナー&フォーマルディナーということで、正装をしたり民族衣装を着ている人が多い。

食事の終盤には、クルー(乗組員)による歌のパフォーマンスがあった。

 

71回クルーズの時は自分はこれを見逃していたので、今回はリベンジ?が出来て良かった^^

 

夜はまず、ブラジルのリオ・デジャネイロを自由行動で一緒に周った人達での飲み会に参加。

今日は日中のバスケットのあとにもお酒を飲んだし、フェアウェルパーティーやフェアウェルディナーでもワインが振る舞われていたので、お酒を沢山飲む日になった^^

 

その後は、「もし私が総理大臣だったら ~日本の未来について語ろう~」、「若者トークバラエティー 今夜、世界の片隅で -最終回ー」などの企画に参加。

 

「もし私が総理大臣だったら」は、幅広い世代の人達が参加しての公開討論会。

原発について、自衛隊についてなど、様々な意見が飛び交う。

1人、討論をする気がないような感じで自分の意見を押し付けるだけのような人がいたのがちょっと残念だったが、全般的には非常に面白い内容だったと思う。

日本では政治の話を大っぴらにすることがタブー視されているところもあるが、こういう討論や話し合いはもっと日常的にされても良いと思う。

 

なぜこう思ったかの一つの理由がこれ↓

前回自分が乗った71回クルーズで訪れたチュニジアは、自分達が行ったすぐ後に「アラブの春」と呼ばれる中東やアフリカ北部の各国にも波及するきっかけとなる革命が起きていた。

その後の様子を写したテレビ番組で、チュニジアの若者が↓このようなことを言っていた。

「革命前は独裁政治だったので、おおやけに政治の話をすることは出来なかった。 しかし革命後は自由に政治の話が出来て、国の将来のことを皆で考えることが出来るようになった。」

と嬉しそうに、そして興奮して話をしていた。

 

日本は社会的に成熟しているというか、悪くいえば冷め切っているという風潮があるように思う。

ベトナムやスリランカ、香港など今までに訪れたアジアの国は、どこも街に活気が溢れていたが、日本にはあまり活気が無いし、元気が無かったり死んでるような目をしている人も多いように感じることもある(^^;)

 

一般的な日本人は、ずっと平和で裕福な生活をしてきたから、海外と比べるとその生活が物凄く恵まれているということに気が付かないっていうのもあるんだろうね。

というのもあって、まだ海外に出たことが無い日本人・特に若者にはドンドン海外に出てみて欲しいと思う^^

そして海外から見た日本を感じて欲しいし、世界の様々な文化も経験して欲しいと思う。

そういう経験は必ずその人の将来の幅を広げたり、視野や考え方を広げたりしてくれる良い経験になると思う^^

 

「若者トークバラエティー 今夜、世界の片隅で -最終回ー」の今日のゲストは、教員をしている人。

学生の頃に教育実習に行ったが、まだ「生徒に伝えることは出来ない」と思って、会社員を8年間してから教員になったという人。

 

確かに、「大学を出たての教師が、子供たちに人生を教えることが出来るのか?」というのは疑問に感じることもあるね。

教科だけを教えるのであれば特に問題は無いのだろうけど、道徳とか将来どんな道に進むのかや、人生全般に関することを教えるには、大卒の人間がすぐに教えられることには限界があるだろうね(^^;)

それにしても、学校の先生が世界一周をしていて、その経験を沢山話してくれる先生が、もし自分が子供の頃にいたら良いな~って思うね^^

 

次に、クルーズでお世話になったスタッフへのサプライズ企画。

↓皆で集合写真。

カメラマンの更に後ろから撮ってみたところ。

ちょっと変わった構図だけど、皆の楽しそうな感じが出ていてお気に入りの写真(^^)

 

↓胴上げ部も大活躍^^

 

その後は、「時差企画ファイナル」へ。

24時に最後の時差が発生して、ついに日本との時差は完全に無くなった!

地球一周して、時々時差が発生して1時間ずつ日本との時差が増えていっていたのだが、もうそれも無くなった。

日本に着くのも本当にもうすぐになってきた。

残りの時間を惜しむように、その後もフリースペースで友達との話が続く。

(2013年7月8日記述)

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