2月5日(火) 曇り 78回クルーズ 54日目

今日は12ヶ所目の寄港地、アルゼンチンのウシュアイアに着く。

入港予定時刻は、午前6時と早い。

いつも程は早起きせず、それでも5時30分ころにデッキへ出てみると既に船は港に着岸していた。

入港の時間は、少し早まっていたようだ^^

↓まだ薄暗いが、山のふもとにある街並みは綺麗そうな感じがする。

 

 

↓少し明るくなってきたところ。 山には雪が残っている。

雪が残っているのは、ウシュアイアが寒いから^^

ちなみに今日の最高気温は13度、最低気温は5度くらいのようだ。

なぜ現在、夏まっただ中の南半球なのに寒いかというと、ウシュアイアがあまりにも南にありすぎるから^^

ウシュアイアの位置は↓ここ。 南アメリカ最南端の都市で、「世界最果ての街」や「世界最南端の都市」などと呼ばれている。

↓世界地図を見ると、アフリカ大陸やオーストラリアと比べてもかなり南に位置することがわかる。

 

 

ウシュアイアの位置は、南緯54度48分 西経68度18分。

南極までは、たったの?1000km程度の距離にあるそうだ。

地図をよく見るとわかるが、厳密にはここは南アメリカ大陸とはつながっていない島なので、南アメリカ大陸ではない。

あとここよりも南にある町もあるが、「市」となるとここが「最南端の都市」といっても嘘にならないようだ^^

 

自分達は、今回も自由行動をする。

今回のメンバーは4人。

マレーシアのコタキナバルなどを一緒に周ったアラサー男子4人で、気心の知れたメンバーである。

ピースボートの乗客の割合は女性の方が多いので、男性だけのグループで周るっていうのも今回のクルーズでは初かな^^

7時20分ころに下船する。

港には、ピースボートよりも2回り~3回りほど小さい船があった↓

 

話を聞くと、これはウシュアイアから南極へ行く船だそうだ^^

ピースボートのオーバーランドツアーで、既に南極に行って今日船に戻ってくる人もいれば、今日から南極に向かう人達もいるようだ?^^

うらやましい限りだね^^

港のゲートを通り、街へ出る。

 

お土産屋や、旅行会社がいくつも並んでいる。

ここは南極に行く玄関口の街だから旅行会社も多いんだろうね。

今回の自由行動で我々は、あまりしっかりと計画を練っていなかった(^^;)

というのは、昨日船で開催されたM-1グランプリの準備などで皆忙しかったから^^

とりあえずガイドブックを見て行ってみたいスポットはいくつかピックアップはしてある。

港の辺りを歩いているとタクシーが1台いたので、話を聞いてみる。

元々は、「世界の果て鉄道」に乗ろうというプランもあったが、とりあえずはタクシーに乗ってティエラ・デル・フエゴ国立公園に行くことにした。

このフエゴ国立公園の広さは630km2もあり、東京都の3分の1の面積だそうだ^^

まずは湖などいくつかのビューポイントを周ってくれた。

 

そしてついにやってきたのが、↓ここ!

 

これは世界最南端の看板!

なにが凄いって同じアルゼンチンのブエノスアイレスからの距離が3079kmなのも驚きだが、アラスカからの距離が17848kmっていうのが凄いね!

これはパンアメリカンハイウェイというアラスカからずっと続いている道路で、ここが終点ということ^^

この看板を見ることで、本当に最果ての地に来たんだなと少し実感した^^

喜望峰とはまた違った良さがあるね(^^)

歩いて看板から更に先へと進むことも出来た。

 

国立公園をあとにして、次は世界の最果て号の駅に寄ってもらう。

 

ここでピースボートの人達と出くわした(^^)

まあ、観光スポットに行けばピースボートの人と会うのはいつものことだね(^^)

自分達は電車には乗らずに、次はマルティアル氷河へ向かう。

 

リフトに乗り、山を登る。

リフトを降りてからは、歩いて山を登る。

ここはピースボートのトレッキングのツアーにもなっている場所で、ツアーの人達や自分達とは別で自由行動で来ている人達もいた。

正直言って、普通の雪山と氷河とそんなに違いがわからなかったけど、ガイドブックにも氷河と書いてあるし、なんとなくありがたいような物のように思えてくる^^

 

1時間くらい歩いただろうか? 通常のトレッキングで行けるのは、この辺りまでらしいという場所まで来た。

 

↓この普通に来れるところの一番上まで来ると、氷河っていう感じが強くなってきたかな^^

 

もしかしたら途中にあったものは氷河ではなくて、ここからが本物の氷河なのかな?^^

山登りなので、歩いてると暑くなりTシャツで充分になる。

ここから海を見下ろす景色もなかなか良かった(^^)

結構な道のりを歩いてきたこともわかる^^

 

帰り道ですれ違った外国人が「こんにちは」と日本語で挨拶してきたので話を聞いたら、日本のアニメで覚えたと言っていた^^

日本のほぼ真裏にあるアルゼンチンでも、やはり日本のアニメは大人気なようだ^^

マティアル氷河をあとにして、タクシーで街のレストランへ。

遅めのランチで、ビュッフェ形式の食事を楽しむ。

ちなみにこの辺りでは、タラバガニなどが人気料理のようだ。

たまたまピースボートのスタッフもお店に入ってきて、ここのお店は当たりだよと言っていた^^

 

次に、世界の果て博物館へ。

入場料10ドルで入館出来る。

記念スタンプも押してもらえる。

しかし正直言って、ここは入場料を払ってまで来なくても良かったかなと思ったりもした・・・(^^;)

街を歩いていると、痛車(いたしゃ)らしき車もあって驚く^^

↓よくわからない酔っ払いの人形があったりもした^^

 

↓街のメインストリートはこんな感じ。 遠くには氷河?雪山?も見える。

 

↓本屋に寄ってみると、日本のコミックコーナーもあった。

 

2年前に71回クルーズでも、スペインやモナコで本屋に行ったら、やはり日本の漫画コーナーがあったし、やはり日本のコミックは世界的に大人気なようだ^^

ウシュアイアと書かれた2階建てのバス。

ちなみに、現地ではウスアイアまたはウスアヤと発音する、とウィキペディアに載ってるし、やはりウスアイアと書かれている本なども見かけた。

あとはスーパーやお土産屋で買い物をして港へ戻る。

自分は、”WORLD’S END” と書かれているTシャツなんかを買ったりもした^^

港から見た、ウシュアイアの看板とピースボート^^

ちなみにfin del mundo とは “世界の果て” という意味^^

船に戻るタイミングが水先案内人の藤原幸一さんと同じタイミングだったので、少し話が出来た^^

藤原さんはウシュアイアに何度も訪れているが、山の上にある雪の量がどんどん少なくなっていっていると言っていた。

最近は原発の問題などで陰に隠れていたが、温暖化の影響なのだろうか?(^^;)

 

帰船リミットの20時に間に合うように船に戻り、夕食をとる。

レストランでは、それぞれ今日の行動の話などをする。

自由行動の人は、世界の果て号という電車に乗った人が多いようだった^^

自分達は電車には乗らなかったが、国立公園とマティアル氷河トレッキングという、ツアーを2つ取ったくらい内容が充実した1日だったかなとは思う^^

中には、最果ての看板を見なかったっていう人もいたしね。

あと自由行動で、現地の仲良くなった人の車で色々な場所を案内してもらって最果ての看板とかも見たっていう人もした。

かなり楽しい時間を過ごしているね^^

でもあの看板が最果ての看板っていう重要なものだとは、その時は気付かなかったそうだ(^^;)

やはり最低限の事前情報を調べておく方が良いだろうね^^

 

21時ころから出航式が始まる。

南緯54度くらいになると、21時でもまだ明るい^^

ちなみに今日の日の出は5時50分、日の入りは21時40分だそうだ!

つまり昼間が約16時間もあるっていうことだね^^

空が明るい間に行われる出航式も珍しいが今日はもう一つ、いつもと違うことがあった。

それは、ここまで一緒に旅をしてきた友達の一人が、仕事の都合で日本へ帰らなければならないのでここで下船するということ。

船が少しずつ離れていき、友達の姿が小さくなっていく。

かなり離れていって、友達の姿も小さくなりウシュアイアの景色と同化していく。

 

71回クルーズに乗った時も、やはり仕事の都合で地球半周で帰国した人がいて、このように船の皆に見送られていたことがあったので、その時のことも思い出した。

一緒に地球一周できず途中でお別れをするのはもちろん寂しいことだが、色々な世界を周ってきているので狭い日本でならいつでも会えると思うと、そこまで悲しいことでもないかな、とも思う。

この友達は3月25日に我々が横浜に寄港する日に、横浜の大桟橋まで迎えに来てくれると言ってたしね^^

少し経つと、友達が待たせていたタクシーに乗って移動していくのが見えた。

 

ちょうど日の入りの時間になり、港が離れると同時に辺りがどんどん暗くなっていく。

ケープタウンもそうだったが、港から山が見える風景ってなんか良いなと思う。

 

別れもあれば逆に再会もあった。

ブエノスアイレスから離脱していて、今日のウシュアイアで無事に戻ってきていた人達もいた^^

また、オーバーランドツアーで南極に行ってきた人の話も聞いた。

とにかく最高に良かったらしい!

今度写真を見せてもらうが、益々自分も南極に行きたくなったね^^

船は出航から1時間ほどして、ビーグル水道というところに入ったそうだ。

ビーグル水道という名前は初めて聞いたが、場所は↓ここ!

 

今後マゼラン海峡に入って、次の寄港地「プンタ・アレナス」を目指す。

 

ちなみに、”ドレーク海峡” は、南米大陸の最南端の島と南極の間にある海峡ね^^

話によると揺れが強いことが多いらいしい。

それにしても南米大陸の南端が、こんなに島が沢山あってゴチャゴチャしたところだっていうのはまったく知らないことだったね(^^;)

 

辺りもすっかり暗くなって寒くもなってきたので、フリースペースへ行き日記を書いたり人と話をしたりして過ごす。

今日は、最果ての街を満喫してきた。

最果ての電車には乗らなかったが、国立公園で最果ての看板を見るのと、マティアル氷河トレッキングに行くという、2つのツアーを取った感じになってお得な1日だったと思う^^

次の寄港地プンタアレナスには2日後に着く(^^)

(2013年5月24日記述)

ちなみに寄港地に関する情報は、その日の日記だけでなくその前後の日の日記も見るのがお勧めです。

なぜなら、そこの寄港地で自分が体験したことはもちろんその日の日記に書いているが、その後に友達と話をしたり、船内で報告会があったりで知る情報というのは、後日わかることになるから(^^)