ラジオ体操

2010年10月26日(火) 晴れ。

地球一周、2日目。

昨晩は寝たのが遅かったが、自分は船からの朝日を見たかったので、5時過ぎに起きた。

しかし、まだ真っ暗で朝日が昇る気配は、まったくない。

船の中では毎日、前日の夕方に船内新聞というものが発行されるのだが、今日の新聞を見たら日の出の時間は6時12分と載っていた。

しかし雲が多く、どの方向から日が昇るのかさえわからない状態。

今回の船旅で最初の船からの日の出ということで、デッキにはなかなか多くの人がいて、それぞれの知識で方角を見定めようとする。

だが結局今日は、雲に隠れて日の出を見ることは出来なかった。

午前6時からは、洋上カルチャースクールの太極拳が行われていた。

ラジオ体操

そして6時30分からはラジオ体操が行われていた。

どちらも物凄い人数が参加している。

若い年代の人達の姿もある。

6時30分から10階でモーニングコーヒーを飲むことが出来るので、コーヒーを飲んでからデッキへ出たらやっと太陽を拝むことが出来た。

それから11階にあるジムに行き、軽く筋トレをする。

持参したネームカードを首から提げていたことや、自分の体格がゴツイことから、他の乗客にスタッフのインストラクターに何度か間違われたりもした。

だが筋トレの知識はあるので、やり方を教えたりもした。
(※当時は、将来ライザップでトレーナーとして働くことになろうとは知る由もなかった。)

朝食は6階で和食、10階で洋食が出されていて、毎日好きな方を選ぶことが出来る。

今日は6階の和食にしてみた。同じ席には年配の人達が多く、ピースボートに乗るのが3回目という夫婦もいて体験談などを聞いた。

午前10時からは、避難訓練があった。

映画のタイタニックではないが万が一ということもあるので、救命胴衣などの使い方や避難経路などを学んでおく。

その後は自由時間。

デッキに出てみた。同じくデッキにいた人と話をする。

話をした人で、たまたま地元が自分と同じで宮城県という人がいた。

宮城県や東北地方にはピースボートセンターが無くて、ピースボートに乗ってる人は少ないので嬉しいものだ。

更にこの人は、自分が出発前から書いていたブログを見ていたとのこと。これもとても嬉しいことだ。

それからこの人と、自分と同じ部屋の人と昼食へ。

同じ席には他に大学生達がいた。

自分がやっているアームレスリングの話にちょっと興味を持っていた。

午後はまたデッキに行ったり、フリースペースに行ったりした

デッキでは、乗船前の交流会で会った人や初めましての人達と会った。

フリースペースでは、知ってる人が年配の人と将棋をやっていた。

15時45分からは、船内オリエンテーションという企画に参加した。

船内生活に関するアナウンスや諸注意などがあった。

相部屋の人達が今後3ヶ月の旅を円満に過ごすためのアドバイスとして、部屋のルールを決めておくと良いよ、というものがあった。

また船内での正式なインフォメーションは以下の4つのみなので、それ以外の情報は噂であり真実ではないというアナウンスもあった。

正式な4つとは、船内新聞、船内放送、航路説明会などの各種説明会、配布物の4点とのこと。

他には、ピースボートのスタッフの紹介や、旅行会社ジャパングレイスのスタッフの紹介、GET(英語のクラス)の先生、CC(通訳スタッフ)の紹介などもあった。

また現在乗っている4人の水先案内人(区間ごとに色々なことをやっている水先案内人という著名人が乗っている)の紹介や、地球大学、グローバルスクール、GETなども紹介されていた。

18時からはプールデッキで、ウェルカムフォーマルパーティーが開催されていた。

フォーマルなので、皆ドレスやスーツを着ている。

ここでも沢山の初めましてがあった。

生バンドで社交ダンスなどが行われていた。

19時30分からは、ウェルカムフォーマルディナーが開催されていた。

ちなみに夕食の時間は、乗客が前半組と後半組の2組に分けられていて、自分は遅い方の組だった。

フォーマルディナーなので、普段よりも豪華な食事が出るのもだった。

しかし船は今日から揺れが強く、自分も含めて船酔いをしている人が多数いた。

どうも日本近海は普段から揺れが強いことが多いようだし、更に今回は低気圧が近くにあるということも影響したようだ。

ちなみに船内には、酔い止めの薬は大量に常備されているので、持って行く必要はない。

今晩も22時30分から、昨日と同じ場所でオセアニックナイトというパーティーがあったが、船酔いのため自分は参加せずに部屋で寝ることにした。

自分は、船酔いはしないと思っていたが、昨日の寝不足も響いたのかなと思った。

体調管理の大切さを実感させられた一日になった。
(※この日以降、帰国まで船酔いは一切ありませんでした。 自分の他にもそういう人が沢山いたので、皆揺れに適応していき体が慣れたのだと思われる。)

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