2月7日(木) 晴れ時々曇り 78回クルーズ 56日目

今日は13ヵ所目の寄港地、チリのプンタ・アレナスに着く日。

ちなみに自分は、チリに来るのは今回で2度目。

と言っても前回は、71回クルーズで一応チリの国になるイースター島に行った時だけどね。

なのでチリ本土には、今日が初上陸^^

ちなみにチリの国の形は、↓このように物凄く縦に長い^^

南北の長さが4329kmもあるそうだ!

しかし東西の幅は平均175kmしかないんだって。

極端すぎる地形だね(^^;)

今日着くプンタアレナスは、チリの南端にあると同時に “南アメリカ大陸最南端の都市” でもある。

二日前に行ったウシュアイアは、厳密にいうと “島” であり、大陸とは繋がっていないのだ^^

だからプンタアレナスが “南アメリカ大陸最南端の都市” となるそうだ^^

 

今日もいつも通り早起きして、6時前にはデッキに出る。

まだ辺りは薄暗いが、遠くには街の明かりが見える。

 

もうプンタアレナスの街が見えるっていうことは、船は今 “マゼラン海峡” にいるっていうことだね^^

もちろん名前の由来は、大航海時代の冒険家マゼランである。

マゼランがこの航路を発見し実際に通ったのが1520年というんだから、驚きだね^^

太平洋と大西洋を通るのに、南端のドレーク海峡を通らずにマゼラン海峡を通過しても行けるという航路は、当時大発見だったそうだ。

ガイドブックによると、”世界を変える海峡” と言われたとか。

発見以来、大型船がこのマゼラン海峡を往来するようになり、今日行くプンタアレナスは、その始まりとともに栄える。

 

しかし1914年のパナマ運河の開通とともに静かな町に戻ったそうだ。

自分は71回クルーズで、実際にパナマ運河を通過し大西洋から太平洋にショートカットして渡ってきたことがあるので、そのことを思うと何か壮大なロマンのようなものを感じるね。

ちなみに71回クルーズでパナマ運河を通過した時の記事はこちら

パナマ運河を渡った時に、このマゼラン海峡のこととかを知ってれば、また違った感動があったかもしれないね(^^;)

 

空には雲があるが、なかなか綺麗な朝日だった。

 

入港予定時間は朝の7時だが前の船が港で停泊していて、それが出るのを待っているようで入港が遅れているようだった。

デッキには、チリの国旗が掲揚される。

 

今日は初めて、一連の入港シーンをずっと見ていた。

 

ピースボートのような大型船では細かい動きが出来ないようなので、2隻のテンダーボートに押したり引っ張ったりしてもらって着岸する。

着岸前には、船からロープを岸に投げてそれを↓この赤い物体(なんていう名前なんだろうね?)に巻きつける^^

 

9時頃下船する。

バスを降りると、目の前にツアーの人達のためのバスが何台も並んでいるが、もちろん自分は今回も自由行動をする^^

 

両側が陸まではっきり見えている虹が出てきた^^

 

とりあえず4人でタクシーに乗り、街の中心地のアルマス広場へ行く。

ガイドブックを見てもプンタアレナスには大した観光スポットが無いのだが、ここには唯一?興味を惹かれたマゼラン像がある。

↓マゼラン像。

 

↑一番上に立っているのがマゼラン。

 

そしてその下にいるのは、この地方の先住民族であるアラカルフ族とテウエルチェ族とのこと。

これは征服者と被征服者の立場を、残酷なまでにくっきりと表しているんだそうだ(^^;)

確かにマゼランは、ヨーロッパの人から見れば英雄だが、原住民から見れば侵略者だしね。

こんな、あからさまな像が街の中心地にあるっていうのが凄いね。

こういうものが街のど真ん中にあるっていうことは、現在では現地の人と外から入ってきた人達との間に確執などは、無いっていうことなのだろうか?

それとも、既に原住民族の地を引く人達はまったくいないとか??

 

ちなみに、腰かけたアラカルフ族の足に触れると、”無事に航海を終えることが出来る(転じて幸福になれる)” という言い伝えがあるそうだ。

他にも、”またこの地に戻ってくることが出来る” という言い伝えもあるらしいと、船であった企画でも言ってたね。

ガイドブックを見ても、ここには本当に大した見所が無いので、「また戻ってこなくても別に良いかもな~」、と友達と笑いながら冗談を言ってたりもしてたけどね(^^;)

↓そんな言い伝えがあるので、この部分だけが多くの人に足を触られて光沢を放っている。

皆、足に触って記念撮影を撮っている。

 

時には行列が出来ることもあった^^

せっかくなんで、一応自分も足を触りながら記念撮影^^

 

手には、チリ国旗^^

最近、自分や一部の友達の間で、訪れた国の国旗を買うことが流行り始めている^^

国によって大きさや値段がは違うが、これはこのアルマス広場のお店で1ドルで買ったもの^^

現地で記念撮影をする時に国旗があると良い写真になるし、出航式の時にも国旗があるとなんか盛り上がるし、日本に帰った後でも良い記念のお土産になる^^

 

広場には、沢山のお土産屋などがあった。

それらをさらっと一通り見た後、自分達は一時解散して各自で自由行動をしよう、ということになった(^^)

本当に見所が無いので、各自で気が向くままに行動しようということにした^^

一応、ペンギンの営巣地とか、パタゴニア博物館とかマゼラン博物館というのなんかもあったけどね。

ペンギンは自分はケープタウンで見たからもう良いかなって思っていたし、他のもガイドブックを見てもあまり惹かれなかったからね(^^;)

 

自分は、今回乗船前からやってみたいことが一つあったので、それをここでやろうと思っていた。

それは世界中の人に、「あなたの夢は何ですか?」と質問をして、答えをボードに書いてもらい、その人達の写真を集めること。

もちろんスペイン語でも何と聞けば良いかは、あらかじめ船内で教えてもらっている^^

まず、ファンキー?なお土産屋の店員さんに聞いてみた。

答えは文字で帰ってくると思ったが、予想に反して絵だった^^

でも話を聞くと、声優になりたいんだそうだ(^^)

人が夢を語っている時の姿は良いものだ^^

↓次に近くにいた警察官にも聞いてみる。

またまた絵での回答だったが、夢はマイホームだそうだ^^

日本人でもマイホームが夢っていう人は多そうだから親近感がわくね^^

それにしても、こっちの人は皆絵で答えるのだろうか?(^^;)

 

↓次に聞いた人は、韓国人親子の旅行者だった。

 

やっぱり解答は絵じゃなくて文字だよね^^

お父さんの方は、世界中を旅行したいとのこと。

自分が今ピースボートで世界一周をしているという話をすると、うらやましいと言われた^^

日韓クルーズなどもあるので、パソコンで検索してみることを勧めておいた^^

そして美人の娘さんは、世界的に有名なデザイナーになりたいとのこと^^

現地の人は英語が話せる人が少なかったが、この韓国人の家族は英語が上手くて話も弾んだ^^

↓こちらの店員さんは、アメリカに旅行に行きたいそうだ^^

やっと現地の人からも絵じゃなくて、文字で答えが返ってきたね^^

 

あと夢は聞いてないけど、↓現地の子供たちの写真もいくつか撮ったりもした^^

 

↓これはちょっと木に登って、マゼラン像と同じような高さから写真を撮ったもの^^

たぶん木に登ってまで写真を撮る人はほとんどいないだろうから、ちょっと貴重な構図かも!?^^

 

ランチタイムが近づいてきたので、たまたま会った友達と一緒にレストランへ。

たまたまと言っても、この広場が街の中心地なので、ここにいればピースボートの人が入れ代わり立ち代わりで次々にやってきてたけど^^

自分は結局午前中はずっと広場にいたが、この友達は街を練り歩いていたそうでレストランの位置なども把握している^^

港町なので、やはり海産物が名物料理だそうだ。

特にキングクラブ(カニ)、アナゴ、サーモンらしい^^

自分はアナゴを食べて、友達は奮発してキングクラブを食べていた^^

どちらもなかなか美味しかったね^^

 

ランチ後も自分は再び広場へ戻る^^

 

広場では現地の人達がちょっとしたミニライブをやっている。

船の友達でギターを持ち歩いていた人がいたので、現地の人がそれを見て「音響のセットを使って構わないから、是非、一曲やってくれ」と言ってくる^^

ブエノスアイレスのタンゴを見れるお店でもそうだったが、通りすがりの東洋人に軽くサクっと「演奏してみない?」っていうこの文化、良いね(^^)

少しして友達数人での演奏が始まる(^^)

 

彼女たちは、ウルグアイのモンテビデオでもストリートライブをやって大成功している(^^)

モンテビデオに行った翌日の日記にも、そのことは少し書いてある^^

せっかくなんで自分も少しだけ混ぜてもらった^^

スピッツの曲やオリジナル曲など全て日本語の曲だが、かなりウケている^^

 

彼女達のパフォーマンスは本当に良いものなので、日本語の歌でも心に響くものがあるんだろうね^^

↓現地の人達も皆良い表情でライブに聴き入ってる(^^)

 

 

ライブ終了後には、「一緒に写真を撮ってくれ」という人も何人かいた^^

 

↓その中で、彼女達2人組が日本のアニメや音楽などの文化にも興味があるらしく、ライブ後も色々な話をして盛り上がる。

自分は趣味でマジックもやっているので、マジックを披露したりも^^

 

マジックは、言葉があまり通じなくても海外の人とコミュニケーションがとれる素晴らしいツールである^^

でも彼女達は英語も結構話せるし、日本語の単語も少し知っていたけどね(^^)

英語は学校で習ったのと、日本語はアニメや音楽で覚えたんだそうだ^^

↓ちなみに彼女の夢は、アジアに行くことだそうだ^^

話をしているうちに、「よかったら街を案内するよ」と言ってくれた(^^)

せっかくなんで言葉に甘えて、街を案内してもらう。

丁度、自分はまだこの街をほとんど見てなかったしね(^^)

あと海外だと、「街を案内してあげる」、と言って最後にお金を請求してくるっていうことも多々あるが、今回はその心配は皆無だったし^^

近くにいた船の友達に声をかけて、8人で案内してもらうことになった^^

まず近くのアイスクリーム屋へ。

 

お店の人と親しげに話をしているので、おそらく彼女達の行きつけのお店なんだろうね^^

お店の人はフレンドリーで良い人だった^^

↓折り紙を持っていた人がいたので、彼女たちに折り紙を教えているところ^^

 

10人で集合写真^^

街の中には、↓こういうアート的なものも結構多かったかな。

かと思えば↓こんなちょっと変わったキャラクターも街の中で何度か見かけた^^

 

あとは色々な遊具がある公園なんかにも行った^^

 

 

次に↓この墓地へ。

ここは、ちょっとした観光地にもなっているようで、雰囲気が良かった。

 

↓道路に馬の銅像があったりも^^

 

プンタアレナスは小さい街だが、綺麗な街だった^^

空も綺麗だし、なにより広いなと感じる。

高い建物が少ないから、空が広く感じるのかな?^^

 

彼女達は、日本の歌をいくつか知っていた(^^)

お互い知っている歌を歌いながら街を歩いたりするのも、かなり楽しい^^

地球の裏側のこんな小さな町に、こんなに日本のことを好きな人達がいるっていうことは驚きだが嬉しいことだ(^^)

少し日本語を教えたり、逆に簡単なスペイン語を教わったりするのも楽しい^^

 

あとはスーパーにも連れて行ってもらった^^

↓モアイ像型のピスコというお酒もスーパーに売られていた^^

これは71回クルーズでイースター島に行った時にも売られていたので何本か買ったが、イースター島以外の場所でも売られているんだね(^^;)

しかも普通のスーパーに大量に陳列されてたし(^^;)

まあ同じチリだからね^^

 

色々な場所を案内してもらい、友達との待ち合わせ時間も近づいてきてたので最初に出会った広場へ戻る。

最初は8人いたピースボートの友達は、それぞれ友達と待ち合わせとかがあったりで途中で抜けたりして、最後には2人だけになっていた^^

ちなみに船がある港までヒッチハイクで帰っていたツワモノもいたし^^

このあと彼女達の友達が公園に来たりもして、更に出会いが広がる^^

 

あと街には本当に沢山の犬がいた!

飼われている犬ではないようだったので、「なぜこんなに沢山の犬がいるのか?」、と聞いたら、「犬はアミーゴ」だと言っていた^^

それとプンタアレナスは緯度がかなり低いところにあるので、冬は雪が多いし夏でもそんなに暖かくないとも言っていた。

でもチリは南米の国々のなかでは最も治安が良い国だし、雰囲気が良い街だったし住みやすそうな所だと思った。

あとは彼女達もそうだが、何人かの人に夢を聞いて話をしていて、優しくて良い人が多いなと感じたしね(^^)

 

自分達は、この公園で友達と待ち合わせてタクシーで港へ向かうことになっていた。

最後の方の、段々と別れの時が近づいてくる時間っていうのは寂しいものだね~。

今後も連絡を取れるようにと Facebook の名前を交換する^^

彼女達はいつか日本にも来てみたいとも言っていたので、その時は是非逆に日本を案内してあげたいものだね(^^)

 

タクシーは、船がある港へ着く。

帰船リミットまでは、まだ少し時間がある。

すると友達の一人が、マゼラン海峡に入ると言い出した(^^)

水を手で触ってみると、かなり冷たい!w(゚o゚)w

しかし友達はかなり寒がりながらも、本当に水に入っていく^^

この水温で、しかもマゼラン海峡で泳ぐっていうのは、たかのてるこさんの “ガンジス川でバタフライ級” と同じかそれ以上に凄いことだと思った(^^)

もはや勇者だね^^

 

段々と離れていく港を見ながら、今日1日の出来事を思い出す。

事前にガイドブックを見ても特に惹かれるスポットもほとんど無かったし、”マゼランの像の足に触ると再びこの場所に戻ってこれる” という話を聞いても、「特に戻ってきたいような場所ではないしね~」、と笑いながら冗談を言ったりもしていたのだが、終わってみれば、かなり楽しい1日だった(^^)

もちろんまた戻ってきたいと強く思うしね^^

自分は特に行きたい場所が無かったから、色々な人の夢を聞くためにずっと広場にいて、たまたま船の友達がライブをやって、たまたま彼女達がライブを聴いていたりと、色々な偶然が重なって、街を案内してもらい本当に楽しい1日になった^^

 

71回クルーズでも78回クルーズでも、自由行動をしていて街で出会った人に案内してもらってた友達がいて話を聞いたことはあったが、実際に体験すると最高に楽しかった^^

ただ単に観光スポットを周るだけの旅も良いが、やはり現地に住んでいる人達と交流するというのは旅の大きな醍醐味だなとあらためて強く思った(^^)

ピースボートでは現地の人と交流するツアーも用意されてはいるが、それらとはまた違った良さがあるだろうね^^

あとピースボートの良い点で、今日のプンタアレナスのように、”ピースボートに乗らなきゃおそらく来ようと思わないような場所” にも寄港する、というものがある。

そしてそういう場所ほど意外と楽しかったりもする^^

これは71回クルーズでもあったことだね^^

あと現地の人や旅行者達に夢を聞くっていうのも面白かったね^^

実際に話を聞いた人も何人かが「良いアイデアだね」って言っていたし、また機会があれば今後の寄港地でもやってみようかなと思う。

 

出航式後は、友達と今日の出来事を話したり日記を書いたりして過ごす。

ペンギンの営巣地やパタゴニア博物館に行った人達も、良かったと言っていた^^

あと人狼ゲームとほぼ同じルールのゲーム、「マフィア」をやっている人達がいたので、自分も初めて参加した^^

人狼ゲームと少しだけルールが違うところがあるが、基本的な部分はほとんど同じでやはり面白い^^

ゲームが盛り上がったので、結局28時くらいまでやっていたかな^^

71回クルーズでも人狼ゲームが流行っていたので、やはり夜遅くまでプレイすることも何度かあったね~^^

明日はリフレッシュデーだし、今日は遅くまで起きていても良いでしょ^^

今日は一日中本当にずっと楽しい最高の一日だった(^^)

(2013年5月26日記述)