12月18日(火) 雨のち曇り 78回クルーズ5日目

今日は、今回の78回クルーズで最初の寄港地、台湾の基隆(キールン)へ着く日。

入港予定は午前7時。

自分は早起きして、6時ころにはデッキへ上がる。

なぜ入港予定時間よりも早くデッキへ行くかというと、陸が遠くに見えてから少しずつ近づいていく入港の様子を見たかったから。

前回のクルーズでも出来る限り入港を見るようにしたが、やはり良いものだね。

今日の着岸は、予定よりも時間が少し早まっているようだった。

入港は朝早いことも多いので、全般的に若者で見てる人は少ないのだが、お勧めなので今後船に乗る人には出来る限り見てみて欲しいと思う。

せっかくの地球一周クルーズなのに、船旅でしか見ることが出来ない入港シーンを見ない手はないでしょう(^^)

7時30分ころ、下船可能のアナウンスが流れる。

通常だと入港の1時間後くらいに放送があるので、やはり予定より少し早かったようだ(^^)

 

各寄港地ではオプショナルツアーをとることが出来る。

通常の費用とは別料金になるが、様々な種類のツアーが用意されているのが良いところである。

世界遺産などを見る通常の観光ツアーの他にも、ピースボートならではのツアーとして、交流、見聞、検証コースなどがある。

例えば、学校や一般家庭、農村、難民キャンプなど、普通の観光ツアーでは訪れないような場所を訪れたり、NGOの活動について学んだりするものなど。

今回のクルーズでは、例えば「カンボジア地雷問題検証ツアー」や、「南アフリカ最大のタウンシップ・ソウェトを訪れる」や、ブラジルでの「ファベーラに響く未来へのリズム」など各寄港地ごとに様々な交流、見聞、検証コースが用意されている。

もちろんこれらのツアーを取らずに自由行動をすることも可能である。

一人で自由気ままに行動する人もいれば、船内で知り合った友達と一緒に街を回る人もいる。

 

ツアーをとるには出航の数か月前に「オプショナルツアーのご案内」という冊子が届き、あらかじめとりたいツアーを申し込んでおく形になる。

どのツアーも定員数が決まっているので、人気があるツアーはすぐに定員になってキャンセル待ちをするということも出てくる。

また冊子には各寄港地ごとに「自由行動の手引き」という欄があり、自由行動のしやすさがなどもわかる。

治安や交通、言葉など総合的に見て、自由行動しやすければ「★」の星1つと表示されている。

逆に自由行動がお勧め出来ない寄港地は「★★★」の星3つと書かれている。

そしてその中間が「★★」、という具合である。

例えば今日の台湾は「★」の星1つだが、今後の寄港地の南アフリカのダーバンやイースター島などは「★★★」の星3つとなっている。

 

ちなみに自分は自由気ままに友達と行動したい派なので、前回の71回クルーズの時もツアーは3ヶ所でのみ取っただけだった。

おそらくは今回も少なくなるかな。

もちろん出航前に申込はしておくが、各ツアーの定員に空きがあれば船に乗ってからツアーを変更することも可能である。

 

自分は今日の台湾でも自由行動をする。

自分を含めて4人でまわることになっていた。

4人というのは、もしタクシーに乗る場合に丁度乗れる人数で都合が良いというのもある。

この辺りのことは2年前に乗っ71回クルーズで学んだことだね。

ちなみに一緒に周る3人とは、この船に乗ってから初めて会っている。

1人とは乗船前にこのブログを通して連絡をとっていたが実際に会ったのは船に乗ってからだしね。

 

下船して、まずターミナル内にある両替所へ向かう。

5000円が1650元になった。

そしてバスに乗り台湾の首都、台北へ向かう。

9時30分ころ台北に着き、まず朝食をとることに。

船の中で朝食をとってから下船することも出来たが、台湾といえばやはり食事も美味しいし物価も高くないということで、あえて朝食は取らずに出てきていた。

夜は、夜市の屋台で食べるので、朝は台北駅の中で食べようということになった。

日本でもよく見るようなお店もあちこちにある。

 

 

 

だがバーガーキングなども↓このような漢字で書くようで、こういうのを見るのも面白いものだ(^^)

↓料理の鉄人的な、いかにも美味しそうな物が食べられそうな店であることを連想させる看板も多い。

 

 

結局自分は↓このお店で牛肉麺というのを食べることにした。

お店には沢山のトロフィーなどが飾られており、コンテストなどで沢山の賞をとっていることを見せびらかしているようだった(^^)

こういうのは、こっちの文化では当たり前のことなのかな?

日本でいうところの、芸能人とかのサインがお店に飾ってあるようなものか!?(^^)

↓牛肉麺。

 

空腹だったことも手伝ってか、とても美味しかった(^^)

値段も安いしね^^

 

またクリスマスが近いので、台北駅の中に巨大なクリスマスツリーが飾ってあったり、お店の従業員もサンタの服装をしている人が多い。

日本と同じように台湾でも本当にキリスト教を信仰している人は多くは無いと思うが、クリスマスというイベントはどこでも楽しんでいるようだね^^

 

次にタクシーで国立故宮博物院へ向かう。

 

 

バスなどで安く行っても良かったが夜には再び基隆に戻らなければならないし、限られた滞在時間を有効活用しようということでタクシーを使った。

諸説あるようだが国立故宮博物院は、メトロポリタン美術館やルーヴル美術館などと並んで「世界四大博物館」の一つに数えられることもあるようだ。

館内では写真撮影が禁止なので、画像は無し。

こちらの台北ナビというサイトなんかを見ると、いくらでも故宮博物院の情報が出てきます(^^)

沢山の展示物があったけど、やはり目玉の「肉形石」や「翠玉白菜」などが見てて面白かった(^^)

それと↑上の紹介サイトにも書かれてるけど、かなり人が多くて混雑してたね^^

故宮博物院の次は、龍山寺へ。

例によって台北ナビというサイトに詳しい情報が乗ってるので、詳しく知りたい方は見てみてください(^^)

とにかくここは、たくさんの外国人が必ず訪れる観光メッカで、どのガイドブックにも載っている「100%必見」の有名なお寺・・・・だそうだ^^

 

次に、メトロに乗り台北101の方へ向かう。

 

実際に建物まで行くとこのあと九份に行く時間が無くなってしまうので、ちょっと離れたところから見るだけにした。(今日の帰船リミットは21時)

台湾は日本から近いのでまた来ることもあると思うので、その時に見たい場所をとっておくというスタンスも悪くないと思う^^

そして台北をあとにし再びバスに乗って、九份(キューフン)へ向かう。

 

九份に着く頃には、段々とあたりも暗くなってきて、少し雨も降ってきた。

そして寒い!

今日は普段の気温よりも大分寒い寄港のようだった(^^;)

しかし九份の街並みは、見ていて非常に面白い。

 

 

 

日本人には、ここは映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所として知られている。

ここは情緒があるというか趣があるというか、うまく言葉で説明出来ないけど非常に居心地が良かった^^

詳しく知りたい方は例によって、台北ナビなど他のサイトへどうぞ(^^)

あと意外なことに無料のWi-Fiが使えて驚いたw(゚o゚)w

せっかくなのでiPhoneからブログの記事をアップする。

 

九份をあとにして、船がある基隆へ戻る。

夜市は台湾の名物の屋台街で、基隆にも夜市があるので屋台で夕飯を楽しむ。

小龍包や丼もの、タピオカドリンクなどどれも美味しかった(^^)

値段も日本よりも安いし、屋台が所狭しと並んでいて圧巻なのも良いし、何より屋台っていう雰囲気がまた良いね。

自分ではあまり写真を撮らなかったので、ピースボートの公式サイトのクルーズレポートをどうぞ(^^)

夜市の写真もあるし、昼間の九份の写真もあります(^^)

 

夜市をあとにして地元のスーパーマーケットへ行ってみる。

スーパーは現地の生活を感じることが出来て楽しいし、船の生活で必要な物や飲食物を買うのにも良い(^^)

特に台湾あたりだと物価も安いしね。

船に戻る帰船リミットが21時で、20時50分に戻る。

ちなみに帰船リミットを1分でも遅れると、船に乗れない可能性もあるので注意が必要である(^^;)

 

船では寄港地を出発する時に、毎回出航式が行われる。

大抵、帰船リミットから1時間後くらいから始まることが多い。

出航式では、まず出航曲が流れる。

出航曲とは、ピースボートの各クルーズごとに決められている曲のこと。

出航前に各地にあるピースボートセンターで候補曲を出し合って選ばれた曲がそのクルーズの出航曲になるそうだ。

今回の78回クルーズの出航曲は、Simple Plan の「Summer Paradise」という曲が選ばれていた。

YouTubeでも聴くことが出来る

自分は船に乗る前は知らなかった曲だし歌詞も全て英語だから意味もまだまだわからないが、なんか雰囲気が良い感じの曲だし、ピースボートの出航曲として合ってるかなと思った。

特に今回のクルーズでは、冬の日本を離れて夏の南半球を回ることになるしね。

 

今後の寄港地でも毎回出航式の度に曲が流れるだろうから、少しずつ覚えていこうと思った。

この出航曲が流れると同時に、船は少しずつ港を離れていく。

寄港地での行動を思い出し静かに余韻に浸る者もいれば、友達とそれぞれの今日の出来事を語り合う人もいる。

お酒も飲めるので、お祭り騒ぎのようになる人もいる。

最初の寄港地なので、まだまだ初めましての挨拶も多い。

 

これで最初の寄港地、台湾への寄港は終わり。

ちなみに台湾でのオプショナルツアーは12種類もあったようだ。

代表的なものは、
「台北観光」
「台北ショート観光」
「九份観光」
「台湾で『脱原発』を目指す市民と出会う」
「台北でオーガニック農業体験」
「ハンセン病隔離施設『楽生院』を訪ねて」
「台湾精進料理ランチと足裏マッサージ体験」
「歩行少なめ 台北観光」

などなど。

自分は仙台出身・在住で、福島原発から遠くない場所に住んでる身としては、「台湾で『脱原発』を目指す市民と出会う」 というツアーにも興味があるところだね^^

おそらくツアーをとった人達による報告会というものが今後あると思うので、それには参加しようかなと思う。

あとオーバーランドツアーの「カンボジア地雷問題検証ツアー」も台湾から出発していた。

 

次の寄港地は4日後で、マレーシアのコタキナバル。

それまで、また少し船内での生活が続く。

ちなみにピースボートのクルーズでは、各寄港地で今日の台湾のように、朝着いてその日の夜に出発する、ということが多い。

中には2泊とか3泊する寄港地もあるけどね。

もちろん一つの寄港地に長く滞在できるにこしたことは無いが、限られた時間しかいられないからこそ時間を最大限に有効活用しようというようにもなってくる。

自分としては、気に入った寄港地があればまた飛行機で来て、その時に気が済むまで滞在すれば良いと思う。

まずはお試しで世界各地を少しずつ体験するのが、ピースボートの楽しみ方の一つだとも思う。

もちろん前に説明したようにオーバーランドツアーで一旦船を降りて行動し、次の港(更に次の港でもOK)で船に合流するというツアーもある。

そしてツアーではなく自由行動で、↑このようなことをする”離脱”と呼ばれる行動をすることも出来る。

自分も南米で離脱をする予定だし^^

 

他にもピースボートで寄港地を回ることの利点を二つ挙げておく。

一つは、ピースボートならではのツアーがあること。

交流ツアー、検証ツアーなどね。

二つ目は船に戻ってきた時、そして帰国してからもだが、寄港地の共通の思い出を語ることが出来る仲間が沢山いること。

これこそがピースボートの旅の醍醐味とも言えるだろう。

 

世界一周する手段は、何も船だけではない。

世界一周航空券というものもあるし、自分で好きなようにバックパックで世界を一周することも出来る。

その方が各地で好きなだけ滞在することが出来る。

もちろん各地で、現地の人や他の旅行者と仲良くなることもあるだろう。

しかし日本に帰ってきて友達に話をする時に、温度差があるということも多々あるね(^^;)

その点で言えば上記のように、帰国した後も沢山の仲間と旅の話を肴に酒を一杯やれる、というのは非常に大きな魅力である。

もちろん、それぞれの旅のスタイルにメリット・デメリットがあるけどね^^

例えばピースボートの旅と、飛行機での世界一周を比べた時のメリット・デメリットは↓このようなものがある。

船旅のメリット
・一人旅よりも安全性が高い
・寄港地ごとに必要な荷物だけを部屋から持ち出せるので楽
・船の上でゆったり出来る。国から国への移動が楽。
・沢山の友達が出来る(これは個人の特性によって、船旅じゃなくても可能だが)
・船旅だけでしか見られない景色がある(パナマ運河やフィヨルド遊覧など)

逆にデメリットは
・寄港地での滞在時間が短い
・費用が高い(物価が安い国や地域と比べればだが)
・船酔いがある

などかな。

飛行機での旅のメリットは
・好きな所に好きなだけ滞在できる
・旅の自由度が高い
・地域や泊まる場所によっては費用がかなり安い

そしてデメリットは
・危険性が高い
・最低限の言葉が話せる必要がある
・荷物が多い
・一人だけの時間が多い(これも人によって変わるが)

などか。

個人的な意見としては、ピースボートの船旅が向いてる人は↓こんな人かな。
・一人よりも大人数が好きな人
・海外旅行が初心者の人
・語学が得意でない人

 

そしてバックパックや飛行機での旅が向いてる人は、↓こんな人か。
・大人数よりも一人行動が好きな人
・もしくは一人行動が好きじゃなくても、友達がすぐに出来る能力がある人
・自分で計画を立てることが出来る人
・語学が出来る人

という感じかな。

ポイントは、「一人が好きか大人数が好きか」、ということと、「現地でもすぐに友達が出来る能力があるか」、ということかなと思う。

この辺りのことは、78回クルーズでも後日、水先案内人として一人旅推奨派で「ガンジス川でバタフライ」などの著者として知られる、たかのてるこさんが乗ってくるので、またこの話題に触れるかも!?(^^)

(2013年4月5日記述)

※追記
↓2016年~2017年にかけて半年間で、バックパックで世界一周(つまり世界三周目ということ)をした後に、このことについての記事を書きました。
【世界3周目のまとめ。バックパックとピースボートの違いなど旅のスタイル編】

※ピースボートの資料請求は、↓こちらの公式サイトからどうぞ(無料)。