▲そもそも世界一周とは?
・基本的には、太平洋と大西洋を横断して、地球を一周しスタート地点に戻ってくること。
・極端な話、例えば日本から西回りでロンドンとニューヨークにだけ行き、また日本に戻ってきても世界一周ではある。
・短かれば1週間でも出来るし、人によっては数年かけて100ヶ国以上を訪れている人もいる。
・興味や予算や時間、スタイルはそれぞれなので、何が偉いとか偉くないとかは特に無い。十人十色の世界一周がある。
・でも徒歩やランニング、自転車や小型船などがメインでの世界一周は凄いって思う。特にやろうとは、今は思わないけどね。

 

■主な3つの世界一周のスタイル
1 船での世界一周(主にピースボート)
・豪華客船の飛鳥Ⅱなどもあるが、最近は世界一周を毎年しているわけではないし、ピースボートはほぼ毎年3回の世界一周をしているので、代表的な船での世界一周はピースボートと言えるだろう。
・ピースボートでの世界一周の期間は約3ヶ月半で、乗客は毎回約800人~900人ほど。
・船は世界一周の間に、大抵20~25ヶ所の都市に寄る。

2 世界一周航空券
・どこの航空連合(スターアライアンスやワンワールドなど)か、距離やルート、など様々な条件によって値段が変わるが、安ければ30万円代からあるようだ。
・ビジネスクラスやファーストクラスの世界一周航空券もあり、それぞれ60万円代や0万円代?などとあまり高くなくて、かなりお得感があると思う。
・あらかじめ行先を決めておく必要がある。後からの変更も出来るが手数料がかかる。
・同じ便で日付だけの変更なら、手数料はかからない。

3 主にLCC(&陸路)での世界一周
・スマホで安い航空券の手配が簡単に出来る時代になったので、世界一周航空券よりもこの手段の人が増えていると思う。
・今回の200日間の世界一周中に会った日本人で、世界一周航空券を使っている人の割合は10%以下だった。
・行先をその場その場で決めることが出来るので、自由度が高い。
・LCCの発達により、航空券の費用が直前の予約でもかなり安くなってきている。

 

▲過去の自分の世界2周
・2010年10月からと2012年12月から、それぞれピースボートでの世界一周をしている。
・1度目は主に北半球航路で、2度目は主に南半球航路。

 

▲今回の自分の旅のスタイル
・主にLCCとバスでの世界一周。
・合計41ヵ国を訪れたうちの18ヵ国は空路で入国、21ヵ国がバスで入国、2ヵ国が船で入国だった。
・大まかなルートは事前にはなんとなく考えていただけで、細かい行き先や日程は決めずにその場その場でルートを決めた。
・それなので旅中に、面白そうな場所があるという情報を知って行先を追加したことも何度かあった。
・当初なんとなく行こうかなと思っていた↓これらの場所には行かなかった。

▲今回訪れなかった地域
中央アフリカ、南米、南極など

まあ南米は、以前ある程度は行ってるけどね。

 

■【ピースボートとバックパックでの世界一周の違い】
このテーマだけで原稿用紙何枚分も書けそうだが、あまり長くなりすぎないようにまとめてみる。

▲結論
・それぞれにメリット、デメリットがあるので、各自の個性やスタイル、旅歴、費用、時間などで選択すれば良いと思う。

▲ピースボートの方がオススメな人
・1人よりも複数人での行動の方が好きな人
・沢山の人と出会いたい・様々な人の考えを聞きたい人
・バックパックの旅だと語学やコミュニケーションに不安がある人
・旅歴が浅い人
・旅先のことをじっくりと学びたい人
・社会問題を深く学びたい人
・リスクが少なく世界一周をしたい人
・海が好きな人
・スエズ運河やパナマ運河を船で通過したい人
・お土産を沢山買いたい人
・スマホやアプリをあまり使いこなせない人
・手軽に世界一周をしたい人
・出来るだけ安く世界一周をしたい人(後述するボランティアスタッフ制度を利用すると格安になる)

▲バックパックの方がオススメな人
・旅歴が豊富でまだ行ったことがない場所にピンポイントで行きたい人
・ひとつの場所に長期滞在したい人
・語学力やコミュニケーション力が優れている人
・1人行動でも寂しさを感じない人
・予定を決めずに気ままに旅をしたい人
・安く世界一周をしたいが、ピースボートのボランティアスタッフをやる時間がない人
・大きな荷物を持っての移動が苦にならない人、荷物がかなり少ない人

▲自由度
・当然だがバックパックの方が高い。
・でもピースボートでも、降りた次の港や、更にもっと先の港で船に合流するまで、一旦船を離れて自由行動をすることも可能。

 

▲時間
・バックパックだと、次の行先の宿情報や観光情報、行き方などを毎回調べるのに結構な時間がかかる。
・船旅は自動的に寄港地に連れて行ってくれるので、移動中の時間も有効活用できる。
・ピースボートだと1つの国への滞在時間は短いが、大抵港から観光地への距離は近くて、事前準備をする時間もあるので、効率よく観光が出来る。
・でも船の中では常に様々なイベントが行われているので、かなり忙しい人もいる。
・バックパックでも同じ場所に何泊もすれば時間にゆとりは出来る。
・しかし時間に余裕があると思い、宿で何もせずに無駄に?ゆっくりし過ぎる人もいる。(いわゆる「沈没」:旅人用語で、ひとつの場所に特に何もせずに長期間滞在すること。)
・何もしないことは、ある意味では贅沢な時間の使い方とも言えるし、日本人には苦手なことである。
・でも今は個人的には、そのことにあまり魅力を感じない。ただ、一つの日本人宿に長くて、面白い旅人が次々に来るような宿で交流を沢山するのは良いと思う。

 

▲楽しさ
・個人差はあるだろうが、自分は一人よりも複数人で行動する方が好きなので、総合的に見るとピースボートの方が楽しいと思った。
・バックパックだと観光中や移動中など、一人で寂しい時間が結構ある。

・特にヨーロッパでは他の地域と違い、現地の人との交流が少ないし、相手から近づいてくることがほぼ皆無なので、退屈に感じることもある。 交流するためには積極性や戦略が必要。
・バックパックでは、語学力とコミュニケーション力のレベルによって、楽しさが大幅に違ってくる。
・外国人旅行者や各地のローカルの人とすぐに仲良くなれる語学力やコミュニケーション力、ツールがあれば、バックパックでも最高に楽しめる。
・ツールは、主なものは音楽、ダンス、スポーツなど。他にも何らかの一芸があると良い。

・そうでない人は、いかに日本人宿を上手く活用するかがポイント。
・自分の場合は、語学力やコミュニケーション力はそれほど高くないので、日本人宿に泊まったインドやヨルダン、イスラエル、メキシコ、キューバなどや、日本人8人でのアメリカ横断では、より楽しかった傾向が強い。

・ヨーロッパでは日本人宿に全く泊まらなかったので、日本人と会ったり一緒に行動したりということは、たまにしかなかった。
・日本人宿は、平均的な安宿よりも値段が高いが、もっと頻繁に泊まれば良かったと思う。

 

▲費用
・今回の世界3周目の費用は、約153万円(仙台から東京までの移動費や、海外旅行保険、予防接種なども含む)。

・自分が過去に2度ピースボートに乗った時の費用は、1回目の71回クルーズが約140万円で(87日間)、2度目の南半球周りの78回クルーズが約180万円(102日間)だった。(これには仙台から横浜までの交通費やパスポート代など全ての費用を含めている)

※それぞれの費用の内訳・詳細はこちら↓

●【世界3周目のまとめ。世界一周の費用編】

●【ピースボート71回クルーズの費用】

●【ピースボート78回クルーズの費用】

 

・基本的にはピースボートの方が費用はかかる。
・でもピースボートにはボランティアスタッフ制度があり、乗船前にポスター貼りなどの活動をすることによって基本料金を無料にまですることが可能。
・早い人だと、2ヶ月で100万円以上の基本料金を無料にしている人もいる。
・更に最近は、ピースボートとTABIPPOのコラボ企画で、破格の70万円で船に乗れるというものもある。

・バックパックの場合は、どれだけ節約するかによって大幅に個人差がある。(主な出費は、宿代、観光代、食費、移動費)
・行く地域によっても大幅に変わる。今回行った場所では、インド、ネパール、ウクライナ、キューバなどはかなり物価が安かった。逆にアイスランド、フィンランド、デンマーク、スイスなどは高過ぎだった。
・若いバックパッカーでは、これでもかというほど節約をする人も時々いるが、今回自分は特に前半は観光費に関してはあまり節約しなかった。

 

▲学び度
・ピースボートでは、次の国に行く前にその国の専門家によるレクチャーなどを聞くことが出来るので、学び度は高い。
・更に乗客が900人ほどいるので、他の人の多様な意見を聞くことが出来る。
・バックパックだと、次の行き先への手配や行き方や宿を調べたりで、その土地について学ぶ時間が足りない。(世界一周航空券なら、次の行き先を調べる時間は省ける。)

▲手軽さ
・ピースボートだと必要最低限の荷物だけを持って陸に降りて観光することが出来るので、重たい荷物を持ち運ぶ必要がない。また、一度宿について荷物を置いてから観光に行く、ということをする必要もない。
・船の部屋で寝ていても、自動的に次の寄港地へ連れていってくれる。

▲安全度
・バックパックでどこに行くかによるが、基本的にはピースボートの方が安全度はずっと高い。
・船ではもし行先の政情不安などが起きると、別の行先に変更される。
・船旅の方が体調管理も楽。
・女性でバックパックの1人旅は親に反対されたが、ピースボートだと許可が降りたという話も何度か聞いたことがある。

 

▲お勧め
・可能であれば自分のように、最初にピースボートに乗って世界を大まかに見て回り、その後にバックパックでピンポイントで行きたいところに行く、というのが効率が良いのでは?と思ったりもした。
・なぜならピースボートに乗ると、旅慣れするし、旅先の情報も入るし、帰国後でも一緒に旅に行けるような友達も沢山出来るから。

 

・ちなみにピースボートに乗ると日本全国にも友達が出来るので、その友達を訪ねて帰国後に日本一周をする人もいる。

実際に自分も、日本一周ではないが主に西日本旅行に行き、何人ものピースボート仲間に街を案内してもらったり、家に泊めさせてもらったりした。

 

↓今回の世界3周目の画像

 

↓78回クルーズ・南半球航路での画像

 

↓71回クルーズでの画像