2010年11月20日(土)晴れ

エジプト2日目。

今日は普段より更に早く、4時過ぎに起床。

というのも今日はこの旅で初めてのオプショナルツアーを取っていて、その集合時間が5時45分だから。

同じ部屋の人の中には、4時代に集合という人もいたので、この時間に一緒に起きることになった。

なぜこんなに早く出発するのかというと、船が着いた港ポートサイドから、ピラミッドがあるカイロまでは車で3時間くらいかかるほど離れているから。

自分は今までずっと自由行動をしてたし、今回も自由行動でも良かったのだが一度くらいはツアーを取ってみても良いかなと思ったので、取ってみた。

あとエジプトは、英語があまり通じなくカイロまでの移動も簡単ではないので、ツアーの方が確実っていうのもあった。

港にバスが何台も待ってくれていて、団体で移動する。

おそらく95%以上?の人がツアーを取っていただろうから、バスは全部で10台以上はあったのかな?

ちなみにオプショナルツアーは、各寄港地ごとに複数のツアーが用意されていて、多いところでは10種類近くになるかな。

今回自分が取ったツアーは「ピラミッド群を探訪」というツアーだった。

他のツアーには、ピラミッドと博物館を見るツアーや、現地の日本語を学ぶ学生と交流するツアー、ピラミッド観光に加えてベリーダンスのレッスンを受けられるツアー、高齢者用に歩行少なめのツアー、カイロではなくアレキサンドリアに行くツアーなどがある。

ちなみにピースボートのツアーの特徴として、ツアーの種類は、観光、交流、検証、見聞などのジャンルに分けることが出来る。

今日のエジプトでは、検証や見聞のツアーはあまり無いが、例えばベトナムでは「ベトナム戦争の傷跡をたどる」というツアーがあったり、前回のスリランカでは「スリランカで触れる『エコ』と『リサイクル』」というツアーがあったりする。

また交流ツアーも、ほとんどの寄港地で用意されていて例えばスリランカでは、「光り輝く島の子どもたち」や「日本語を勉強するスリランカの大学生と交流」というものがあった。

また各ツアーには、参加定員数が決められているので、人気があるものは出発前の申し込み受付開始からすぐに定員に達するものもあるようだ。

で話は戻るが、カイロまではやはり3時間くらいはかかっていた。

でもバスの中では、仲が良い友達や席が隣になった水先案内人の方と話しをしたりして、楽しかった。

我々のツアーでは、まず世界最古のピラミッドというサッカーラのピラミッドを見た。

ガイドによると、有名なギザのピラミッドなどは4500年くらい前のものだが、このサッカーラのピラミッドは更に古くて4700年くらい前のものだそうだ。

次に昼食のためにレストランへ。

ケバブなどを食べたが、昨日のものよりも更に美味しかった。

午後からは、まずお土産屋に行き、その後3大ピラミッドを目指す。

街の中からも巨大なピラミッドが見えてくる。

そしてついに有名なピラミッドを目の当たりにした!

ピラミッドと人の大きさを比べると、その巨大さがわかるかな?

ピラミッド

ピラミッドでアームレスリング

近くに来ると、その大きさに圧倒される。

せっかくなので、その辺の人に声を掛けて、ピラミッドの石の上でアームレスリングをやった(´▽`)

ツアーなので、ここにいられる時間は長くなかったが、それでも充分楽しめた!

次に、三大ピラミッドを一望出来る展望台へ。

旅行のガイドブックやピラミッドの写真でよく見る風景。

展望台

これが展望台から見た三大ピラミッド。

そして展望台のところには、沢山のラクダとラクダ引き商人がいて、ラクダに乗るのが一つの名物になっている。

ちなみにこのラクダに乗るのには、注意が必要である。

まず乗るためには、ラクダ引きの商人と値段交渉をする必要がある。

そして、値段が決まってラクダに乗るのだが、ここで問題が発生することがある。

ラクダ商人がラクダから降ろすために、更に費用を要求してくることがある。

さっき交渉した金額は、あくまでも「乗るための費用」で、降りるにはまた別の費用がかかる、という論理のようだ。

しかもラクダは想像以上に背が高いので、自分で勝手に降りることは難しいそうだ。

今回はオプショナルツアーをとった人は、ツアーの人を通せば2ドルで乗って降りることが出来たが、ツアーを通さなかった人達は、実際に降りる時の費用も別に支払った人達もいたようだ。

ちなみに、自分はこのことをあらかじめ知っていたので、ラクダの背中の上から地面に飛び降りることが出来るか?という実験をやってみた。

検証の結果、運動神経が良い人なら出来ることが判明した(^^)

もちろん危険性があるので、飛び降りる時は自己責任で(^_^;)

ラクダ

この時、自分がアームレスリングをやっているということが、ラクダ引き商人の耳に入り、じゃあアームレスリング対決をしようと、ラクダ引き商人から言い出してきた。

しかも対決するのは、ラクダの背中の上!!

エジプトは、アームレスリングの世界大会でも沢山の選手を送り込んでくるし、ボディビルなども盛んだと聞いたことがある。

なのでエジプト人は、力自慢の人が多いのではないかと思う。

↓レフリー訳の人が、物凄く良い表情をしていてお気に入りの写真^^

ラクダアーム

※↑この写真は、のちに「旅ゴー!」というサイト ”旅の写真コンテスト” で「大賞」を受賞した(^^) 

自分は、アームレスリングを本格的に長年やっているので、もちろん負けることは無かったが、かなり強い人もいた。

次にスフィンクスのところへ移動する。

ここでも展望台の時のようにスフィンクスやピラミッドを使って、遠近法で面白写真を沢山撮ったりした。

ただ、ここでもアラビア商人の凄さを見せ付けられた!

スフィンクス

スフィンクス

この写真を撮ったのは現地の小学生くらいの女の子なのだが、かなり慣れていてテンポよく次々に写真を撮っていた。

そして一通りの撮影を終えると、20ドルを請求してきた。

さすがに高かったので払わないと言ったが、あまりにしつこく迫ってくるので、自分は5ドルとボールペンをあげてきた。

他の人達も、ここでかなり請求された人もいた。

中にはまったく支払わなかった人もいるようだが、本当にかなりしつこく迫ってくるので、それを追い払うので面倒で、いくらか払ったって人が多かったかな。

ちなみにエジプトでは日本のボールペンが大人気で皆、欲しがっている。

買い物をする時は、ボールペンがあれば値下げできたり又は物々交換を出来ることもある。

自分は行く前にこの話しを聞いていたので、ボールペンを沢山持っていった。

あとこのことは「地球の歩き方」にも書いてあるので、今後エジプトに行く人はボールペンを持っていくことをオススメします(´▽`)

スフィンクスを見たあとは露店を少し見てバスに戻り、船がある港に帰った。

帰りも3時間くらいかかったので、朝も早かったし寝てる人が多かったかな。

ちなみにエジプトの観光地では、露店でもそうじゃない場所でも、常にお土産売りの人が寄って来て「ワンダラー、ワンダラー」と言ってくる。

このような人があまりにも多いので、その後ピースボートの船内では「ワンダラー」が流行語になりつつあった。

船に戻ってからは、日記を書いたり他のツアーの人や、自由行動をしていた人達の話を聞いたりした。

本物のピラミッドは、いつか見たいと思っていたので、実際に間近で見れて本当に良かった。

あとなんと言っても、ラクダの背中で、ラクダ引きの商人と本気のアームレスリング対決をやったのが最高に楽しかった。

※今この日記をあらためて書いているのが、帰国後の2011年の2月25日なのだが、数日前までエジプトではムバラク大統領の長期政権に対する国民の怒りで、大規模なデモなどが頻繁に起きていた。

このアームレスリング対決をしたラクダ引きの商人や、前日ポートサイドの街で会ったフレンドリーな子ども達は、元気にしているのだろうか?

そしてエジプトでもまだまだ混乱は収まっていないだろうし、隣の国のリビアでは軍が出動してきて沢山の死傷者も出ているというニュースをよく耳にする。

早く中東全体の混乱が収まって欲しいものだ。